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犬を迎える

2020.04.13

ポメチワの子犬はどう成長する?生まれるまでと子犬期の育て方を解説

ポメチワは、ポメラニアンとチワワを両親に持つミックス犬です。チワラニアンやチワポメとも呼ばれますが、愛らしい表情に特徴があり、両親それぞれの長所を受け継いでいますね。今回はポメチワの生まれるまでと、しつけや散歩など育て方について解説していきたいと思います。

#ポメチワ / #ミックス犬

Author :明石 則実/動物ライター

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ポメチワの子犬が生まれてくるまで

ポメチワ 子犬

まず妊娠期間や生まれてくる頭数など、ポメチワの子犬が生まれてくるまでを見ていきましょう。

妊娠期間はどのくらい?

ポメチワが生まれる組み合わせは、以下の通りとなります。

・ポメラニアン(父親)×チワワ(母親)
・チワワ(父親)×ポメラニアン(母親)

交配した日を0日として数えて、妊娠期間は約63日とされています。これはどの犬種もほぼ変わることはありません。その前後3日間に生まれてくれば正常分娩ということになります。

生まれる頭数

大型犬ですと多産傾向にあるのですが、ポメチワの両親はどちらも小型犬です。ポメラニアンとチワワのおおよその出生頭数が2~3頭程度ですから、ポメチワの場合もそれに該当するでしょう。両親犬の年齢や健康度によって出生頭数が左右されることもあります。

初産の場合や、妊娠した年齢が5歳以上の場合ですと出生頭数が少なくなる傾向にあります。出産前のレントゲン検査などで、生まれてくる頭数が事前に把握できますので、難産が予想される場合、それに対処できるような準備が必要になります。

難産の場合

小型犬の場合は難産のケースが多いとされています。母犬の産道に比べて子犬の頭が大きく、つかえてしまうからです。また母犬の健康状態が良くない時に出産すると、難産になることがしばしばあるそうです。

もし難産になってしまった場合は帝王切開が必要になりますから、事前に準備を予定しておくことが大切です。無理せず母子とも影響が少なく済むようにするべきでしょう。
また母犬の傷口が少なくて済む「小切開法」という術式もありますから、帝王切開が可能な動物病院等での出産をおすすめします。

ポメチワの子犬の成長スピード

ポメチワ 子犬

次に、生まれてからの成長スピードについて解説していきますね。生まれてからどのように体重や容姿などが変化していくのでしょうか?

体重の変化

ポメチワのようなミックス犬の場合、どうしても個体差があるために体重の増減にバラツキが出てきます。また両親どちらの特性を多く受け継いでいるかによって体の大きさも違ってきます。

チワワよりポメラニアンのほうが若干大きいため、チワワの特性を多く受け継ぐと体が小さくなりますし、その逆ですと多少大きくなります。

生まれる際は約500~700g程度の体重ですが、約1ヶ月経過すれば4倍の重さになります。そして3~5ヶ月の期間に急速に成長し、この頃には乳歯が生え変わるでしょうし、顎の力も強くなるため硬いドライフードも噛めるようになります。

8~10ヶ月を迎える頃にはほぼ成犬並みの体格に達します。しかし必要な筋肉などがまだ増加を続けるため、ようやく12ヶ月頃になって名実ともに成犬となっていきます。

ポメチワの子犬を迎えたらどうすればいい?

ポメチワ 子犬

ポメチワを家にお迎えしたら、どんな風に育てましょうか?次にごはんの与え方や散歩の始め方、しつけの仕方について解説していきます。

ごはんの与え方

フードはドライタイプのパピー用のものを与えてください。栄養価も高く、成長に適した栄養素が含まれているからです。

生後8週目あたりで乳歯が生え揃ってきます。まだ乳歯の頃はフードを水でふやかしたものを与えて下さい。そして生後4~6ヶ月あたりで徐々に永久歯に生え変わりますから、ふやかす度合いを少なくし、カリカリに移行するようにしましょう。

ただしポメチワのような小型犬の場合、乳歯が残ったままで永久歯が生えて二重になってしまう「乳歯遺残」になるケースがありますので注意が必要です。

はじめての〇〇

◎散歩を始めるタイミング

生後14週以降に摂取する5種または8種混合ワクチンのプログラムが終わってからが望ましいでしょう。

すぐに歩かせずに抱いたまま外に連れ出し、屋外の空気に慣れさせてあげることも必要です。また歩かせる場合は、股関節や膝蓋骨がまだ不安定なため、平坦なところを選んで歩かせるようにしましょう。

◎シャンプーを始めるタイミング

シャンプーを始める場合も、散歩と同様にワクチンプログラムが終わってからのほうが望ましいです。 もしウンチなどで体が汚れてしまったら、絞ったタオルで拭き取るようにしましょう。

◎しつけを始めるタイミング

お迎えしたその日からトイレトレーニングは始めましょう。また、お散歩デビュー前に室内でリーダーウォークをしたり、食事の際にルール(オスワリやマテ)を作ったりなど、子犬と信頼関係を築くようにしたいものです。

ポメチワが気を付けたい病気

小型犬によくある膝蓋骨脱臼はぜひ注意したいところです。子犬の時期はまだ骨格も未完全ですし、高いところから飛び降りたりしないよう、きちんとしつけをすることが大切です。

足を引きずったり、立つのに時間がかかるなど症状や兆候が現れた際は、動物病院等での診察を受けましょう。

ポメチワの子犬と成犬の違い

子犬と成犬では生活リズムが違うもの。子犬はとにかく寝ている時間も長いですから、可愛いからといって無理に起こすことはNGです。心身ともに成長するためには睡眠も重要な要素だということですね。

子犬のために健やかに育つ環境づくりが大切

ポメチワ 子犬

最も大切なことは、子犬が安心して育つ環境を作ることです。食欲や睡眠欲を満たしてあげることも大事ですが、やはり信頼関係がなければトレーニングもしつけもうまくいかないでしょう。飼い主さんはじめ家族みんなで成長を見守っていきたいものですね。

◎ライタープロフィール
明石則実 動物ライター

明石 則実/動物ライター

フリーライターとして動物関連や歴史系記事の執筆を多数おこなう。柴犬と暮らす傍ら、趣味の旅行や城めぐりで愛犬と駆け回る週末。
愛犬家の皆さんにとって、お悩みを解決したり、有益な情報を発信することを心掛けています。

  • 更新日:

    2020.04.13

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