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犬を迎える

2020.04.08

アイリッシュセッターの子犬の成長過程|生まれるまでと迎えてからのお世話の仕方とは?

光沢のある美しい赤毛が特徴的なアイリッシュセッター。その優雅な風貌に無邪気な性格のギャップの持ち主として人気ですが、日本ではまだまだ見る機会が少ない犬種です。今回は、そんなアイリッシュセッターの子犬の成長過程や迎えてからのお世話の仕方について紹介します。

#アイリッシュセッター

Author :関 ゆりな/ドッグライター

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アイリッシュセッターの子犬が生まれるまで

アイリッシュセッター 子犬

ここでは、アイリッシュセッターの子犬がどのように誕生するのかについて紹介していきます。

妊娠期間

犬の妊娠期間は、小型犬・大型犬問わずに交配から約63日程度です。早産になるケースは稀であり、ほとんどの場合が予定日通りに生まれてきます。交配から22~30日程度で妊娠が確認でき、それから約1ヵ月で子犬が誕生するので、人の約10ヵ月ある妊娠期間と比べるとあっという間ですね。

生まれる頭数

一度の出産で誕生してくる子犬の頭数は、ノルウェーのケネルクラブが224犬種1万810頭を調査した結果、大型犬は平均7.1頭を産むというデータがあります。

出産頭数は個体差があるため、なかにはなかには15頭も出産する個体もいますが、アイリッシュセッターも同程度の子犬を産むと考えて問題ありません。

アイリッシュセッターの子犬の成長スピード

アイリッシュセッター 子犬

ここでは、アイリッシュセッターの子犬がどのように成長していくかについて紹介します。

体重の変化

大型犬の子犬の出生時体重は約400~500g程度と言われています。生後2ヵ月頃には出生時の約10~15倍体重が増加し、生後5ヵ月頃には成犬予想体重の1/2程度まで成長します。

アイリッシュセッターの成犬時の理想体重は27~33kg程度の大型犬なので、8~10ヵ月齢頃に成長期が終わる小型犬とは違い、15~18ヵ月齢まで緩やかに成長していきます。最終的に出生時から約70倍の体重にまで成長するのです。

アイリッシュセッターの子犬を迎えたら

アイリッシュセッター 子犬

ここでは、アイリッシュセッターの子犬を家族に迎えてからのお世話の仕方について紹介していきます。

ごはんの与え方|しばらくはこれまで通りに

子犬を家族に迎えたばかりの時期は、ペットショップやブリーダーにこれまで与えていたフードの種類と回数、時間帯を聞いて、説明された通りに与えましょう。新しい環境にやってきたということは子犬にとって大きなストレスになり、そんな中で食べ慣れないごはんを食べると消化器官にもストレスがかかって、お腹が緩くなる原因になります。

また、子犬は成長するためにたくさんのエネルギーと栄養素が必要になりますが、胃が小さく消化機能が未発達のため、一度にたくさんの量を消化することができません。そのため、1日分の給与量を数回に分けて与えましょう。生後5ヵ月くらいまでは1日3回に分けて与えるのが理想ですが、難しい場合はしっかりとぬるま湯でふやかすなど消化しやすいよう工夫しましょう。

子犬とのはじめての体験のタイミング

我が家に新しい家族がやってきたら、散歩やシャンプーなど初めての体験をすぐにでも楽しみたいところですが、子犬はとってもデリケートです。早まる気持ちを抑えて、それぞれ初めて行うタイミングを見極める必要があります。

◎散歩を始めるタイミング

子犬の散歩デビューが可能になるのは、どの犬種、どの大きさの犬であっても2回目のワクチン接種が終わってから1~2週間後になります。子犬は感染症への免疫力がないため、2回目のワクチンによって様々な感染症の抗体ができてから、お外に連れ出すのが安全だと言われているためです。

しかし、かかりつけの獣医師の判断や接種したワクチンの種類によっては、ワクチンを3回接種し終えてからという場合もありますから、信頼できる獣医師の指示に従うようにしましょう。

◎シャンプーを始めるタイミング

シャンプーは、散歩のように明確な時期はありませんが、ワクチン接種の前後1週間は避ける必要があります。

また、家族に迎えてすぐの時期は新しい環境と飼い主に慣れていないため、不安いっぱいの状態です。ストレスや恐怖で体調を崩したり、シャンプーがトラウマになってしまうこともあるため、環境と飼い主に慣れて落ち着いてから行うことをおすすめします。

◎しつけを始めるタイミング

子犬のしつけはなるべく早くスタートさせるのがいいと言われているため、迎えたその日から始めましょう。 ただ、お迎えした子犬が3ヵ月未満の幼犬であるならば、まずは愛情をたっぷりと注いで気持ちを安定させることを優先させてあげましょう。

アイリッシュセッターが気を付けたい病気

アイリッシュセッターが気を付けたい病気には、皮膚炎や外耳炎、股関節形成不全胃捻転があります。

胃捻転は、大型犬や胸が深い犬種に起こりやすく、早食いや食べ過ぎ、食後の激しい運動によって胃が拡張して、ねじれてしまう病気です。緊急性の高い病気のため、食事の与え方に注意するとともに、嘔吐したいのに吐けなかったり、大量のよだれ、落ち着きがなくなるなどの症状が見られた場合はすぐに病院を受診しましょう。

アイリッシュセッターの子犬と楽しい生活を送ろう

アイリッシュセッター 子犬

アイリッシュセッターは、体重が25kgを超える大型犬で、1年半ほどの年月をかけて成長していきます。 好奇心旺盛で体力があり、興奮しやすい一面もあるため、自宅に迎えたその日から、トイレなどのしつけをスタートさせ、主従関係をしっかりと築いていきましょう。

◎ライタープロフィール
関 ゆりな ドッグライター

関 ゆりな/ドッグライター

ビションフリーゼのココメロ(1歳)とのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。
長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。

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