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犬を迎える

2020.04.30

ウィペットは子犬の頃から美しい。成長スピードや気を付けたい病気とは?

しなやかで美しいスタイルが魅力的なウィペット。筋肉質で引き締まった身体を持ち、足が速く、ドッグレースで活躍する犬としても知られています。ここでは、ウィペットの子犬の成長や子犬の育て方について解説します。

#ウィペット

Author :江野 友紀/認定動物看護士

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ウィペットの子犬が生まれるまで

ウィペット 子犬

愛犬の繁殖を考えている飼い主さんは、子犬が生まれるまでの経過や生まれる頭数が気になりますよね。ウィペットの子犬が生まれるまでの期間などについてご紹介します。

ウィペットの妊娠期間

犬の妊娠期間は通常63日とされており、ウィペットも例外ではありません。妊娠が成立していた場合、交配後25~35日頃に超音波検査で確認することができます。また、この頃になると体重が増加し始め、乳房が隆起してきます。

一回の出産で生まれる頭数は?

ウィペットの正確な出産頭数についての調査報告は無いようですが、ノルウェーのケネルクラブに登録されていた犬から調査した結果では、小型犬で平均3.5頭、大型犬では7.1頭、全体平均としては5.4頭出産したとの報告があります。
中型犬に分類されるウィペットは4~6頭くらい生まれることが多いようですが、中には10頭近く生まれるケースもあるので、あらかじめ妊娠頭数を把握し出産に備えておくことが大切です。

ウィペットの成長スピード

ウィペット 子犬

ウィペットの子犬の成長スピードは、他の犬種と大差は無いようです。日本を代表するケネルクラブであるジャパンケネルクラブ(JKC)によると、成長後の理想体高はオスが47~51㎝、メスが44~47㎝とされています。

体重の変化

生後3ヵ月頃には約4~5㎏になることが多く、生後半年頃まではどんどん体重が増加します。その後の成長スピードは徐々に緩やかになり、個体差はありますが、身体ができあがった1才頃にはオスが約13㎏、メスが約9㎏になると言われています。

外見の変化

スマートで体全体が美しい曲線を描くウィペットですが、赤ちゃんの頃はずんぐりとした体型で、マズルが短く、耳はほとんど垂れた状態です。成長するにつれ引き締まった体つきになり、耳は「ローズイヤー」と呼ばれる半立ち耳になります。

ウィペットの子犬を迎えたら

ウィペット 子犬

ウィペットの子犬を迎えたら、飼い主さんはお散歩やシャンプーの時期に迷うかもしれません。ここでは、ごはんの与え方やお散歩、シャンプー、病気についてご紹介します。

ごはんの与え方

子犬期は、健全な身体を作るための大切な時期です。子犬用に作られたフードは、成犬用フードと比べカロリーが高く、栄養価も高く作られているので、子犬用のフードを選ぶようにしましょう。また、フードを急に切り替えると消化不良の原因になります。もともとペットショップやブリーダーが与えていたフードがわかれば同じ商品を入手して与え、切り替える場合には、7日~10日くらいかけて少しずつ混ぜながら新しいフードに切り替えましょう。

初めてのお散歩

子犬を迎えたら、すぐ一緒にお出かけしたくなるかもしれません。しかし子犬は免疫力が十分でないので、ワクチンを接種し獣医師からOKをもらえたらお散歩デビューしましょう。お散歩できないうちは、室内で首輪の着用に慣れさせリードを着けて歩く練習をしたり、子犬を抱っこして外の雰囲気に慣れさせておくと良いでしょう。初めてのお散歩のとき、子犬は怖がるかもしれません。なるべく静かな道や公園を選び、おもちゃなどで遊ばせてリラックスさせてあげましょう。

初めてのシャンプー

初めてのシャンプーは、お散歩デビューと同様に、ワクチン接種後に獣医師の許可が下りてからにしましょう。初めてのシャンプーでは子犬を怖がらせないことが大切です。お湯の温度は37~38度くらいに設定し、子犬が熱がっていないか確認しながら行います。そしてシャワーの水圧で驚かせないよう、シャワーヘッドを身体に密着させながら身体を濡らします。

気を付けたい病気

子犬期には、特に注意したい病気があります。

下痢や嘔吐

子犬は環境の変化に弱く、家に迎えてから慣れるまではストレスを感じ、下痢や嘔吐を引き起こすことがあります。これは、成犬よりも免疫力や体力が不十分なためです。感染症や寄生虫が原因の場合もあるので、動物病院で検査してもらい、治療を受けましょう。

誤飲・誤食

好奇心旺盛な子犬期は誤飲・誤食が起こりやすい時期です。飼い主さんは環境の見直しなど事故の予防を心がけましょう。飲み込むものによっては中毒を起こしてしまったり、緊急性の高いケースもあるので、早急に動物病院に連絡し指示を仰ぎましょう。

ウィペットの子犬、愛情たっぷりに育てましょう。

ウィペット 子犬

ウィペットの子犬、元気で可愛らしいですよね。元気そうに見えても子犬期はまだ免疫力や体力が不十分なので、一度病気にかかると急激に症状が悪化してしまうこともあります。飼い主さんは日頃からよく様子を観察し、ウィペットの健康を守ってあげましょう。

◎ライタープロフィール
江野友紀 認定動物看護士

江野 友紀/認定動物看護士

地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。
ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。
普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。
ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。

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