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犬の生態 / 気持ち
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2021.04.13

初対面で犬に好かれる人の特徴4つ!犬から好かれる・嫌われる行動を知っておこう

お出かけ先で可愛い犬を見かけ、「仲良くなりたいな・・でもどうやって接したらいいんだろう?」と、いつもそーっと見守っている犬好きな方は本記事を要チェックです。犬とのコミュニケーションは、距離の取り方を間違えると避けられてしまうなんてことも。
今回は、初対面の犬に好かれる人の4つの特徴や逆に嫌われてしまう人の特徴、そして上手な接し方をご紹介します。

文:関 ゆりな/ドッグライター

犬に好かれる人【4つの特徴】

犬に好かれる 人

初対面の犬に好かれる人には、次のような特徴があります。

【1】穏やかで優しい雰囲気の人

犬は基本的に、テンションの高い人が苦手です。犬に好かれる人の多くは、落ち着いてゆっくりと穏やかに話します。犬は人が想像する以上に、人間の雰囲気や表情を敏感に読み取っているのです。

あまりに高い声で話すと、犬が興奮する・不安になることもありますし。逆にトーンが低すぎても、威圧感を与えて怖がらせてしまうことも。

犬は、荒々しさがなく、優しくて堂々とした人に魅力を感じやすい傾向があるということを覚えておきましょう。

【2】落ち着きがある人

【1】と重なる部分もありますが、犬は動きがゆっくりな人を好みます。急で予測できない動きをされると、犬は警戒心を強めて距離を取ろうとするでしょう。

急に視界に入って近づかれたり、触られたりすれば人間だって驚きますよね。初対面や信頼関係ができていない犬の前では特に気をつけて機敏に動かず、ゆったりとした動作を心がけましょう。

【3】遊び上手・注意を惹くのが上手な人

犬がワクワクするような遊び方をマスターしていると、楽しい思い出と結びついて良い印象を残すことができます。ただただオモチャを投げるだけだと、興味を持たずにプイっと行ってしまうこともあるでしょう。

まずは、自分とオモチャに興味を持ってもらうことが大切です。犬たちの狩猟本能を刺激させるよう、オモチャを生きている獲物に見立てた動きをさせるとグッと食いつくます。

【4】しつこくない人

犬と良いコミュニケーションを理解している人は、初めて会った犬をすぐに撫でることはしません。人が初対面の人にある程度は緊張感を持って接するように、犬も初めて接する犬や人には緊張を感じます。

犬に好かれる人の多くは、自分からむやみに近付かず犬から興味を持って近づいて来るのを待ちます。そして、近付いてきたときも過剰に反応せず穏やかに接します

犬に好かれる人になるに今日からできること

犬に好かれる 人

犬に好かれる人になるために、今日からできる工夫をご紹介します。

その1. まず飼い主さんとコミュニケーションをとる

犬にもそれぞれ性格があり、誰にでもフレンドリーな子もいれば、人見知りをするシャイな子もいます。

警戒しやすい子の場合、無理にコミュニケーションをとろうとすると、かえって嫌われてしまうことも。犬によって性格などが異なりますので、まずは絶対に飼い主さんとコミュニケーションをとるようにしましょう。

まずは、犬に話しかけずに飼い主さんと会話をしましょう。犬は信頼している飼い主さんと会話する様子を見て「警戒する必要のない人かもしれない」と感じ始めます。

また、無言で飼い犬を触られることで嫌な気持ちになる人もいます。飼い主さんへの礼儀という面からもまずは飼い主さんとコミュニケーションを取りましょう。

その2. おやつをあげる

食べ物を使ったコミュニケーションも、犬に好かれる方法の1つです。
犬は基本的に食べることが好きなので、特別なスキルいらずで一気に距離を縮めることができます。

もちろん何でもかんでも与えて良いわけではなく、食べ慣れないものを食べることで胃腸に負担がかかってしまうことがあります。また、アレルギー体質の場合はアレルギー症状が出てしまうこともあります。

自分の持っている食べ物を勝手に与えたりせず、飼い主さんがフードやおやつを持っていたら「仲良しになりたいので、与えても良いですか」と聞き、OKをもらえたら与えてみましょう。

その3. あごの下から触れる

犬は、いきなり上から頭を触られることを嫌がります。SNSやテレビ番組などでは、頭を撫でられて幸せそうな表情をしている犬も多く見かけますが、あの表情は信頼関係あってのもの。頭は大事な器官が多く、信頼できる人以外には本来触られたくない場所と考えましょう。

また、頭の他にも尻尾やマズル(口先)、足先などを触られるのを嫌がる子は少なくありません。背後から急に触るのも驚いてしまうため、NGです。

犬を触るときには、あごの下や頬を優しくゆっくりとした動作で撫でます。また、なかにはあごの下でも触られることを嫌がったり、恐怖から威嚇行動を取る子もいます。触るときは、必ず飼い主さんに許可を得てからにしましょう。

その4. 手を甲で自分の匂いを覚えてもらう

犬は嗅覚がとても優れており、匂いを嗅ぐという行為によって情報を収集し、相手を認識して記憶します。犬同士で挨拶するときにクンクンとお尻を嗅ぐ光景を見かけたことがあるかもしれませんが、お尻付近に肛門腺というその犬特有の匂いを発する器官があり、そこから情報を得るためです。

人の手や足の匂いを嗅ぐのも「この人はどんな人かな?会ったことはある?」と匂いから情報を得るための行動です。

匂いを嗅がせるときには自分から近づくのではなく、じっと犬が興味を持って匂いを嗅ぎにきてくれるのを待ちましょう。近づいてきたら、寄ってきてくれた!とすぐに触りたくなりますが、グッと我慢して動かずに手の甲のにおいを嗅がせてみましょう。

犬に好かれない・嫌われる人【4つの特徴】

犬に好かれる 人

なぜか初対面の犬に嫌われてしまったり、家族の中で自分だけ愛犬に好かれてないと感じる人は、無意識に犬が嫌がる行動を取っているかもしれません。
では、犬が嫌がる行動とはどのようなことなのでしょうか?

【1】急に触ったり大声を出す

犬は、嗅覚に加えて聴覚も人の400倍と言われるほど優れています。
そのため、大きな声を出す人が苦手です。突然甲高い声で「きゃー!かわいいー!」と近づくと、犬は言葉そのものよりも声のトーンに反応し、不安になったり緊張させてしまう可能性があります。子供の声もトーンが高いため、犬に避けられやすい傾向にあります。

急に触られるのも犬にとっては不快な行為で嫌われる原因になります。
初対面の相手にはもちろんですが、愛犬が寝ているときや何かに集中しているときに突然触るとびっくりさせて不快な思いをさせてしまうでしょう。

【2】不快な触り方をしている

犬を触るとき、まず頭を触りたくなるかもしれませんが、これは間違いです。
先ほども紹介しましたが、犬は基本的に上から頭を触られると防御心理が働いてしまいます。また、お腹や足先、尻尾をいきなり触られることを嫌がります。

犬を撫でるときは、まずは犬の視界に入る場所から撫でるようにしましょう。信頼関係ができる前に、体のあちこちを触ってしまうと苦手意識を持たせてしまう可能性が高いため、むやみに触らないようにしましょう。

可愛らしさから抱きしめたくなる気持ちも分かりますが、勝手に抱きしめたり抱っこしたりする行為は、拘束状態になって犬が不安になります。
飼い主にさえギュッと抱きしめられるのが苦手な子もいます。犬の方から抱っこを要求するのであれば問題ありませんが、無理に抱きしめたり抱っこするのはやめましょう。

【4】犬の目をジッと見つめる

犬とコミュニケーションをとりたいと思って、正面からじーっと目を見つめてしまう方も多いのではないでしょうか?

しかし多くの動物にとって、じっと目を合わせる行為は「威嚇している」と受け取られてしまいます。人間が仲良くしたいと見つめていても犬にとっては敵対行為であり、警戒してしまいます。

犬の正面ではなく、横並びになるような位置に立ち、初対面の犬の場合は特に目を直視せず、犬の胸のあたりを見るといいでしょう。

香水などの強い匂いをまとっている

人間の100万倍もの嗅覚をもつといわれている犬は、匂いにとても敏感です。人が気にならない程度のにおいでも犬は敏感に感じ取ってしまいます。

そのため香水や制汗剤、煙草のにおいはきつく不快に感じるでしょう。犬と仲良くしたいなら身にまとう香りにも気を付けましょう。

犬に好かれる人になるために

犬に好かれる 人

初対面の犬に愛情表現しようと頭を撫でる、テンションを上げ大きな声で話しかけるなどは、犬を警戒させてしまう可能性があることが分かりましたね!
犬と接するにあたり、人と同じように相手を思いやるという基本的なコミュニケーションは変わりません。
何をしたら犬が嫌がるか、信頼してもらうにはどのように行動したら良いかを考えて、少しずつ犬との距離を縮めるようにしましょう。

  • 公開日:

    2020.04.11

  • 更新日:

    2021.04.13

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ライター・専門家プロフィール
  • 関 ゆりな
  • ドッグライター
  • ビションフリーゼのココメロとのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。 長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。