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健康管理 / 病気

2020.04.06

愛犬の散歩時はマムシに注意!咬まれたときの症状や対策をご紹介

毒ヘビの1種であるマムシは、草木が生い茂るところや田んぼのあぜ道などにいることがあります。そのため愛犬が不用意に近づいたりしないよう、散歩時には注意が必要です。この記事では、マムシに咬まれたときに現れる症状や対策などについて解説していきます。

Author :新井 絵美子/動物ライター

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マムシの特徴や犬にとっての危険性

犬 マムシ

マムシ(ニホンマムシ)は、クサリヘビ科マムシ属のヘビの1種で、毒を持っているヘビです。沖縄を除いて、全国に生息しています。

大きさはヘビの中では小さく、体調は50~60cm前後です。7~9月頃の暑い時期によく見かけます。目が細くて鋭く、上から見ると頭の先端がやや尖っており、三角の形をしています。首は細いものの胴体は太く、ずんぐりとした印象です。色は褐色で、楕円形の模様が入っています。

マムシが潜んでいる場所

マムシは夜行性で、よく見られる場所は森林や田んぼのあぜ道、水辺の岩の間や草むらなどです。水場の近くによく生息しています。

マムシの毒の危険性

毒ヘビと聞くと襲ってくるのではないかと不安になりますが、マムシは臆病なのでこちらが何もしなければ、自分から攻撃的な態度を取ってくるようなことはありません。気をつけなければならないのが、マムシはとぐろを巻いておとなしくじっと草木の間などに潜んでいることが多いので、犬がそれに気づかずうっかり踏んでしまうことです。多くの場合において、このようなケースで咬みつかれます。

同じ毒ヘビであるハブに比べて毒性は強いですが、体の大きさが小さいことから、持っている毒は少量です。犬は人間よりもマムシの毒に対する耐性が強いので、咬まれた後に放置しなければ、命を落とすようなことはほぼありません。

犬がマムシに咬まれたときに現れる症状

犬 マムシ

マムシの毒は血液の凝固を阻害する出血毒で、犬がマムシに咬まれると激しい痛みを伴って咬まれた箇所が腫れ上がり、時間が経つにつれ腫れと内出血が広がっていきます。

草むらに立ち入って地面のニオイを嗅いでいるときや、排泄しているときにマムシを刺激してまって咬まれるというケースが多いため、四肢の先端や口の周りを咬まれやすいです。

咬まれてから治療をするまでの時間が短いほど症状が軽く済み、1週間程度で回復します。基本的に咬まれてすぐに適切に対処すれば深刻化することはありませんが、咬まれた後に治療をせずそのまま放置していると、重い腎不全になることもあるで注意しましょう。

マムシに咬まれたときの応急処置

愛犬がマムシに咬まれた際は、咬まれた箇所を水ですすぎ、冷たくしたタオルを当てて応急処置をしましょう。そして安静にして動物病院へ連れて行ってください。

愛犬がマムシに咬まれないための対策

犬 マムシ

マムシに咬まれないようにするには、マムシがいそうな場所に不用意に愛犬を近づけないようにしましょう。特に、ミニチュアダックスフンドのように小さな物を追いかけたくなる性質が強い犬種は、マムシの方から逃げたとしても、それを追いかけてマムシの刺激になって咬まれる、ということもあるので気をつけてください。

また、愛犬と一緒にハイキングに出かけるようなこともあるかと思いますが、マムシがよく出る場所には「マムシに注意!」などの看板が立てられていたりするので、周りを気にしながら歩くようにしましょう。

愛犬がマムシに咬まれたときは早急に対処することが肝心

犬 マムシ

水辺の草むらや岩場の間など、マムシがいそう場所に愛犬を近づけないようにしましょう。マムシはこちらが何もしなければ襲ってくるようなことはないので、焦らずにそっとその場から立ち去り、刺激しないように気をつけてください。万が一、愛犬が咬まれてしまった際は応急処置をして、すぐに動物病院に連れて行きましょう。

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

  • 更新日:

    2020.04.06

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