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お手入れ

2020.04.16

フラットコーテッドレトリバーの抜け毛は多い?被毛の特徴やお手入れ方法を知ろう!

いつでも尻尾ブンブン、天性の陽気な性格と抜群の運動能力が特徴のフラットコーテッドレトリバー。特に水が大好きで、どんなに寒くても水を見れば飛び込まずにはいられない、飼い主にとってはちょっとはた迷惑な性質もフラットコーテッドレトリバーの大きな特徴です。そんなフラットコーテッドレトリバーは、ゴールデンレトリバーと同じぐらいたくさんの抜け毛が出るのでしょうか?今回は、フラットコーテッドレトリバーの被毛の特徴からお手入れ方法、抜け毛対策についてご紹介します。

#フラットコーテッドレトリバー

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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フラットコーテッドレトリバーの被毛タイプ

フラットコーテッドレトリバー 抜け毛

ツヤのある真っ黒なでストレートな被毛が魅力のフラットコーテッドレトリバー。まずは、フラットコーテッドレトリバーの被毛のタイプを理解しておきましょう。

コートタイプ

フラットコーテッドレトリバーは、長毛でフサフサの被毛が特徴のゴールデンレトリバーや短毛のラブラドールレトリバーのちょうど中間ぐらいの被毛の長さで、柔らかいストレートヘアが特徴です。

被毛の構造

泳ぎが大好きなレトリバーの多くは保温性の高いダブルコートが特徴ですが、意外にもフラットコーテッドレトリバーはシングルコートが特徴です。ダブルコートは、保温性のある柔らかいふわふわのアンダーコートと怪我や虫から体を守るオーバーコートの2層構造ですが、フラットコーテッドレトリバーのようなシングルコートには、アンダーコートがありません。

代表的なカラー

日本では、黒々としたブラックのフラットコーテッドレトリバーが知られていますが、赤茶色のレバーカラーも認められています。これは育種の段階で、レバー色のアイリッシュレッドセッターが加えられたことによるものと思われます。レバーのフラットコーテッドレトリバーは、アイリッシュセッターにそっくりな外観で見間違えてしまうこともあります。

フラットコーテッドレトリバーの抜け毛対策

フラットコーテッドレトリバー 抜け毛

艶のある美しい被毛をキープするためには、家庭でのケアがとても大切です。

抜け毛

シングルコートのため比較的抜け毛が少ないフラットコーテッドレトリバーですが、換毛期がない代わりに年間を通して必要がなくなった毛が死毛となって抜け落ちます。被毛が黒いため抜け毛が多いように感じますが、こまめにブラッシングして抜けがを取り除くことで、家の中に抜け毛が散らばることを防ぐことができます。

毛玉

ホワホワの柔らかい被毛が特徴のフラットコーテッドレトリバーは、毛玉ができやすい犬種です。毛玉は抜け毛と同様に、こまめなブラッシングで防ぐことができます。特に、耳まわりや胸、脚の飾り毛、脚の付け根は注意してチェックしてあげましょう。

フラットコーテッドレトリバーに最適な家庭でのお手入れとは

フラットコーテッドレトリバー 抜け毛

大型犬のフラットコーテッドレトリバーですが、シングルコートのため抜け毛の多いゴールデンレトリバーに比べるとお手入れは比較的楽であると言えます。

シャンプー

フラットコーテッドレトリバーの被毛には適度な油分が含まれているため、こまめなシャンプーは必要ありません。被毛に含まれている適度な油分には、汚れ防止の効果があるため、洗いすぎによって油分を取り除かないようにしましょう。日常的には汚れたと感じたらシャンプーをして、清潔をキープしてあげます。シャンプーの代わりに、週に1回程度濡れたタオルで拭いてあげることもおすすめです。また、泳ぐことが大好きなフラットコーテッドレトリバーは、泳いだあとにはシャンプーが必要です。特に、塩素やカルキが含まれているプールや海水で泳いだ時には、丁寧に洗い落としてあげてください。

ブラッシング

フラットコーテッドレトリバーの美しい被毛を保つためには、毎日のブラッシングが必要です。シングルコートのため、換毛期による大量の抜け毛はありませんが、ブランシングでホコリや死んだ毛を取り除いてあげます。また、被毛が柔らかいため、耳の後ろ側や付け根、足の飾り毛、お尻の周りなどはもつれたり毛玉になりやすいので毎日コームで梳かしてあげましょう。

おすすめのお手入れ

頻繁にシャンプーをする必要がないフラットコーテッドレトリバーですが、垂れ耳のため耳が汚れやすく感染症を発症しやすい犬種です。泳いだ後は完全に乾かすことはもちろん、日常的にもこまめに耳の状態を観察して、常に乾燥して清潔な状態にすることが大切です。

フラットコーテッドレトリバーがトリミングサロンでしてもらうこととは

フラットコーテッドレトリバー 抜け毛

フラットコーテッドレトリバーはトリミングが必要な犬種ではないため、基本的には定期的にトリミングサロンに行く必要はありませんが、家庭でのケアが難しい場合にはトリミングサロンにお願いしましょう。

フラットコーテッドレトリバーにおすすめのメニュー

耳が汚れやすいフラットコーテッドレトリバーですが、耳のケアは家庭では難しいもの。また、フラットコーテッドレトリバーの爪は黒いため、爪切りも家庭ではできない方が多いようです。トリミングサロンには、シャンプーの他に、耳掃除、爪切り、肛門線絞り、足回りのカットなどを行うメニューがあるため、定期的にトリミングサロンでケアをしてもらうことがおすすめです。

頻度の目安

トリミングサロンでのケアは、月に1回程度または、耳が汚れていると感じ時や爪が伸びてきた時にお願いしましょう。なお、耳の汚れがひどい場合は、トリミングサロンでも対応できないことがあります。このような時は、感染症の可能性もあるためトリミングサロンではなく動物病院へ連れて行きましょう。

料金の目安

フラットコーテッドレトリバーをトリミングサロンにお願いする場合は、まず大型犬のトリミングを行っているか確認することがおすすめです。またトリミング料金は、トリミングサロンによって料金が異なるため、事前に確認しましょう。

フラットコーテッドレトリバーの日頃のケアが大切

フラットコーテッドレトリバー 抜け毛

真っ黒で美しい光沢が魅力のフラットコーテッドレトリバーは、シャンプーよりもこまめなブラッシングによってその美しさをキープできます。成犬になっても、じっとしていることが苦手な犬種なので、子犬の頃からブラッシングやシャンプーに慣れさせることがおすすめです。被毛のケアをしながら、かいかいなどの皮膚トラブルや腫瘍ができていないかをチェックして、健康管理も同時にしてあげましょう。

◎ライタープロフィール
西村 百合子

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士、犬の東洋医学生活管理士2級

ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。
現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。

  • 更新日:

    2020.04.16

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