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お手入れ

2020.04.14

フレンチブルドッグの抜け毛対策|こまめなお手入れで皮膚の異常もチェックしよう

鼻ぺちゃで、大きな立ち耳が特徴的なフレンチブルドッグ。愛嬌があり、コミカルな動きで人々を楽しませてくれます。ここでは、フレンチブルドッグの被毛のタイプやお手入れ方法、抜け毛対策についてご紹介します。

#フレンチブルドッグ

Author :江野 友紀/認定動物看護士

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フレンチブルドッグの被毛のタイプ

フレンチブルドッグ 抜け毛

フレンチブルドッグの被毛は短く、光沢があります。被毛の構造とカラーには次のような特徴があります。

被毛の構造

フレンチブルドッグは「ダブルコート」と呼ばれる二重構造の被毛タイプで、長めで硬い被毛(オーバーコート)の下に短く柔らかい被毛(アンダーコート)が生えています。

代表的なカラー

フレンチブルドッグの毛色は、ブリンドル、パイド、 クリーム、フォーンの4色が代表的です。

ブリンドル

基本的には黒色をベースとし、褐色やホワイトが部分的に入っている毛色です。ブリンドルには、明るい毛色が縦縞のように入る「タイガーブリンドル」と呼ばれる毛色もあり、こちらも人気があります。

パイド

白地のベースにブリンドル(黒系)やフォーン(茶系)が入る、いわゆるぶち模様のことを指します。中でも「ハニーパイド」と呼ばれる毛色は人気があります。

クリーム

クリーム色のフレンチブルドッグは明るく優しい印象を与えます。ジャパンケネルクラブ(JKC)ではフレンチブルドッグのクリーム色を認めていませんが、人気があるのでブリーダーやペットショップでも取り扱われています。

フォーン

フォーンは「小鹿」という意味をもちます。茶系がベースのタイプで、色の濃淡はライトブラウンからレッドまで様々です。口元や目元が黒色になりやすいという特徴があります。

フレンチブルドッグの抜け毛対策

フレンチブルドッグ 抜け毛

ダブルコートのため、実は抜け毛が多いフレンチブルドッグ。短い抜け毛は、抱っこした人の洋服に刺さったりソファーやカーペットに付着して飼い主さんを悩ませます。少しでも抜け毛の問題を解消するためにできる対策をご紹介します。

散乱する前にブラッシングで抜け毛を除去

抜け毛対策の基本はブラッシングです。散乱する前にブラシでできるだけ取り除くようにし、抜け落ちる毛の量を減らしましょう。ラバーブラシや獣毛ブラシで毎日優しくブラッシングします。

通気性の良い服を着せて抜け毛が舞い散るのを防ぐ

カフェや友人の家など、抜け毛が散乱させたくない場所に行くときは服を着用させても良いでしょう。フレンチブルドッグは暑さが苦手なので、夏場はメッシュ素材などの通気性の良い服がおすすめです。

フレンチブルドッグの被毛のお手入れ|自宅編

フレンチブルドッグ 抜け毛

フレンチブルドッグの身体を清潔かつ健康的に保つには、家庭でのお手入れが欠かせません。

こまめなブラッシングで皮膚の状態もチェック

被毛は短いですが、ダブルコートで抜け毛の多いフレンチブルドッグにはブラッシングは欠かせません。ブラッシングすることで血行を促したり、肌が弱く皮膚病になりやすいフレンチブルドッグの皮膚の状態をチェックしたりできます。また、飼い主さんのことが大好きなフレンチブルドッグとの大切なコミュニケーションにもなります。

月に1~2回のシャンプー

シャンプーは月に1~2回を目安に行うと良いでしょう。被毛の生乾きは皮膚病の原因になります。短いからと自然乾燥を待つのではなく、タオルドライした後にドライヤーを使って毛の根元まで乾かしましょう。

顔周りのしわのお手入れも忘れずに

顔周りのしわには汚れが溜まりやすく、蒸れやすい特徴があります。しわから皮膚病を発症するケースも多く見られるので、こまめに汚れを拭き取りましょう。

フレンチブルドッグの被毛のお手入れ|サロン編

フレンチブルドッグ 抜け毛

短毛種のフレンチブルドッグにカットの必要はないので、トリミングサロンに通う必要性は感じないかもしれません。しかし、トリミングサロンを利用することには次のような利点があります。

プロによる爪切りや肛門腺絞り、シャンプー

フレンチブルドッグが元気なあいだは、飼い主が慣れていないとなかなか自宅での爪切りや肛門腺絞りを上手くできないかもしれません。無理をすると怪我をさせてしまう可能性もあるので、難しいと感じるようであればトリミングサロンを頼りましょう。トリミングサロンによってはマイクロバブルや炭酸水を導入している施設もあります。

トリミングサロンを利用する頻度は?

自宅でどのくらいお手入れができているかにもよりますが、爪の伸びすぎを防ぐことなどを考えると1ヵ月に1回くらい利用できると良いでしょう。

フレンチブルドッグのお手入れ料金の目安

料金の目安は地域などにより異なりますが、シャンプーに爪切り、肛門腺絞り、耳掃除などのお手入れが含まれた「シャンプーコース」の場合で4,000円~5,000円くらいになります。

フレンチブルドッグは抜け毛が多い犬種

フレンチブルドッグ 抜け毛

被毛をカットする必要がなく、毛玉の心配もないフレンチブルドッグは自宅でも比較的簡単にお手入れすることができます。爪切りや肛門腺絞りなど、自宅でのお手入れが難しいと感じる部分に関しては、無理をせずトリミングサロンにお願いしましょう。皮膚が弱い傾向があり、また抜け毛もたっぷり出るため、コミュニケーションをとる意味も込めて、こまめなブラッシングで皮膚や被毛の状態をチェックしましょう!

◎ライタープロフィール
江野友紀 認定動物看護士

江野 友紀/認定動物看護士

地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。
ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。
普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。
ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。

  • 更新日:

    2020.04.14

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