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健康管理 / 病気

2020.04.07

紀州犬の平均寿命は?かかりやすい病気や体重管理の方法を知って健康管理

犬の寿命は、体のサイズや犬種によって差がありますが、それでも数十年前と比べて全体的にはるかに延びています。今回は日本犬の1種である紀州犬に焦点を当て、紀州犬の平均寿命やかかりやすい病気などについて見ていきます。大切な愛犬にいつまでも元気で長生きしてもらえるよう、病気の予防方法や体重管理の重要性を知っておきましょう。

#紀州犬

Author :新井 絵美子/動物ライター

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紀州犬の寿命は?

紀州犬 寿命

はじめに、紀州犬の平均寿命や長寿を全うした最高齢の紀州犬からご紹介していきます。

平均寿命

紀州犬の平均寿命は、14歳ぐらい(※1)と言われています。アニコム損害保険株式会社が調査した、犬の寿命に関する最新データ(2017年度)によると、犬全体の平均寿命は14歳(※2)との結果になっています。よって、紀州犬は比較的長生きする犬種と言えるでしょう。

最高齢

東京都にある八王子下柚木ペット霊園のデータによると、紀州犬の最高齢は19歳です。それだけでも驚きですが、18歳、17歳、16まで長生きした紀州犬もいたと記録されています。(※3)

獣医療の進歩やペットフードの品質向上、室内飼育が一般化したことなどの理由により、犬の寿命は以前に比べて延びています。そのため、しっかりと健康管理をすれば、平均寿命より長生きすることも大いにあり得るでしょう。

紀州犬の健康寿命を考えよう|かかりやすい病気を知っておこう

紀州犬 寿命

紀州犬の健康寿命を延ばすために、紀州犬がかかりやすい病気を知り、日頃から予防しておきましょう。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、甲状腺の構造もしくは機能の異常により、甲状腺ホルモンが低下することで起こる病気です。主な症状としては、皮膚炎や脱毛、食事量は変わらないのに体重が増える、元気がないなどが挙げられます。

甲状腺機能低下症の明確な予防方法はないため、健康診断のときに甲状腺ホルモン濃度を測定してもらうことをおすすめします。

緑内障

緑内障は眼圧が上がり、視神経が圧迫されることで視力の低下を引き起こす病気です。遺伝的な要因のほかに、網膜剥離やぶどう膜炎などの眼病により、隅角が塞がれてしまい眼圧が上がることで発症するケースや、眼病でもないのに眼圧が上がる原因不明のケースがあります。

発症すると白目の充血や瞳孔の散大、目の表面の白濁などの症状が現れ、病気が進行すると食欲低下、元気がなくうずくまるといった様子も見られます。

最悪の場合、失明することもあるので、定期的に目の検査をして早期発見・早期治療を心がけることが大切です。

紀州犬の健康寿命を考えよう|体重管理をしよう

紀州犬 寿命

肥満の犬は、理想体重を維持している犬と比べて、短命であることが研究により分かっています。そのため、日々健康に過ごし長生きしてもらうには、食事と運動の両面から体重管理をする必要があります。

ごはんの量

ごはんは、主食を目的として作られた総合栄養食を与えるようにしましょう。総合栄養食は、犬が必要とする栄養素がバランスよく配合されており、新鮮な水を一緒に与えれば、健康が維持できるように作られています。体重に応じて給与量が記載されているので、その量を参考にして与えましょう。

もし食欲旺盛でたくさん食べたがるような場合は、時々ウェットフードを与えるのもおすすめです。ウェットフードは水分量が多く、ドライフードにおける必要カロリー分をウェットフードで摂取させるとなると、多くの量を与えることになるので、満腹感を満たしてあげられます。

散歩の目安

30分程度の散歩を、1日2回はするようにしましょう。紀州犬は、運動不足になるとストレスが溜まり、気性が荒くなることもあるので注意が必要です。

好きな運動

紀州犬は、かつてイノシシ猟のために活躍していた狩猟犬であることから、「追跡・捕獲・回収」の狩りの疑似体験ができるボール遊びなどが向いています。ボールが飛んでいく方向を読まれないようにしてランダム方向に投げてあげると、犬は先読みができないためワクワクしながら楽しんで遊べます。

紀州犬の平均寿命は14年

紀州犬 寿命

紀州犬の平均寿命は14歳で比較的長い方ですが、19歳まで長生きしたコもいます。健康寿命を延ばすには、かかりやすい病気に対して予防をしていくことが大切です。また、肥満も寿命に大きく影響することが分かっているので、体重管理も欠かせません。いつまでも愛犬が元気で過ごせるよう、健康管理をしてあげてくださいね。

【参考文献】※1 八王子下柚木ペット霊園、※2 アニコム損害保険株式会社 家庭どうぶつ白書2019、※3 八王子下柚木ペット霊園

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

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