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犬種図鑑

2020.04.15

【ダックスフンド】身体や性格の特徴を知って上手に育てよう!

胴が長く足が短めの愛らしい体型をしているダックスフンド。その容姿が大きな特徴ですが、飼い主に忠実な性格などたくさんの魅力があり、高い人気を誇っています。今回はそんなダックスフンドの身体や性格の特徴、育て方のポイントなどをご紹介していきます。

Author :新井 絵美子/動物ライター

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ダックスフンドの体の特徴

ダックスフンド

まずは、ダックスフンドの体型や体質、被毛の性質や毛色などから見ていきましょう。

体型・体質

ダックスフンドは、もともとアナグマや野ウサギ猟をする狩猟犬として活躍していた犬です。最初は現在のように胴長短足の体型ではありませんでしたが、巣穴に潜り込んで猟をするには、胴長短足の体型の方がより適しているとして選択交配が行われ、現在の姿へと変化していきました。

標準体重は9kg程度で、体長は体高の2倍近くあります。狩猟犬だっただけのことはあり、足が短いながらも動きが機敏でとても活発です。また、嗅覚をフルに活かして狩りをしていたため、嗅覚が優れています。

そして寒冷地出身であることから、寒さには比較的強い方ですが、暑さには弱い体質です。ダックスフンドは足が短い分、地面と体の距離が近く、地面からの放射熱の影響を受けやすいので、夏は熱中症にならないように気をつけましょう。

被毛・毛色・抜け毛

ダックスフンドの被毛は、艶やかで短毛のスムースヘアー、滑らかな毛質で長い毛のロングヘアー、太くて硬い毛質のワイヤヘアーの3タイプがあります。

そして3タイプとも、皮膚を保護する役割をする剛毛のオーバーコートと、保温・保湿の機能を果たすアンダーコートが生えたダブルコートです。ダブルコートの犬種は、春と秋の年2回、アンダーコートが抜け落ちて生え変わるので、換毛期はいつも以上に抜け毛が発生します。そのため、普段は週2~3回程度のブラッシングでよいですが、換毛期は毎日のブラッシングが欠かせません。

毛色はレッドやイエローなどの単色から、ブラウン&タンやブラック&タンなどのバイカラーなどたくさんの種類があります。また、ワイヤーヘアーにおいてはこれらの他に、イノシシの毛色に似たワイルドボアやドライリーフ(枯葉色)なども存在します。

ダックスフンドの性格

ダックスフンド

おっとりとした性格の犬もいれば、やんちゃで活発な性格の犬もおり、犬種によって性格の特徴は異なります。ではダックスフンドは、どのような性格の特徴があるのか見ていきましょう。

快活で愛情深い

ダックスフンドは、快活で好奇心旺盛な性格です。遊び好きで人間と行動することを好むので、犬と一緒にたくさん遊びたいという方に向いています。また、飼い主に忠実で愛情深く接してくれます。

物怖じしない勇敢な性格

愛らしい見た目に反して物怖じしない勇敢な性格です。それゆえに、初めて会う人や犬に対して吠えてしまうこともあるので、無駄吠えをしないよう子犬の頃からしつけをしっかりとしておく必要があります。

ダックスフンドの育て方

ダックスフンド

ダックスフンドを育てるには、どのような点に気をつけたらよいのか理解しておきましょう。

環境

胴長短足の体型は背骨や腰に負担がかかりやすいので、階段やソファなどの段差があるところからのジャンプは、なるべくさせないようにしましょう。また、滑りやすいフローリングも足腰の負担になります。カーペットを敷くなどして配慮してあげるようにしましょう。

運動

ダックスフンドは体を動かすことが好きでスタミナがあります。1日1時間は散歩をし、十分に運動をさせるようにしましょう。また、狩猟本能を満たすボール遊びやロープの引っ張りっこなども喜びます。

しつけ

ダックスフンドは気が強くて吠えやすい気質を持っているので、しつけは一貫した態度で毅然と行うことが重要です。どちらかというとしつけはやや難しい方なので、根気よく取り組むことが求められます。

また、集中力があり粘り強い一面があります。おもちゃなどに夢中になると興奮してずっと離さず、壊れるまで遊んでしまうようなことも少なくありません。そのため、クレートトレーニングをしておきましょう。

子犬のうちからクレートに慣らし、「クレートは安心して休める場所」と認識させておくと、犬自身がどのように興奮を抑えたらよいのか分からなくなっているとき、クレートに入れれば落ち着きを取り戻すことができます。

ダックスフンドの特質を理解して適切に育てよう!

ダックスフンド

ダックスフンドは可愛らしい容姿をしていますが、愛玩犬として作出された犬ではなく、狩猟犬として活躍していた犬です。そのため、勇敢で吠えやすいところやスタミナがあり活発なところなど、狩猟犬の気質が残っています。これらの特質をしっかりと理解したうえで、育てることが大切です。

スムーズにしつけが進まないこともかもしれませんが、ダックスフンドは賢いため、犬のペースに振り回されずに毅然とした態度で行えば、信頼関係を築いていかれるでしょう。

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

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