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お手入れ

2020.04.08

短毛種の犬の種類とは?画像で代表犬種をチェック!犬の被毛の仕組みからお手入れ方法も

どんな犬を飼うか考えるときにサイズや外見・フィーリングなどはもちろんですが、抜け毛が多いかお手入れはどれぐらい必要か?ということも気にすることがありますよね。そこで今回は、短毛種にフォーカスを当て、代表的な短毛種の犬の種類と、被毛の仕組みから短毛種の特徴・お手入れ方法などを説明していきます。毛の長さが短い「短毛種」の犬を迎えたいと検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

Author :関 ゆりな/ドッグライター

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犬の被毛タイプの見分け方・仕組みとは?

犬 短毛種

まずはじめに、短毛種の被毛についてよく知るためにも犬の被毛の仕組みについて少し説明していきます。

毛の生え方|2種類の被毛タイプ

犬には、2種類の被毛のタイプがあります。 皮膚を保護する役割の「オーバーコート(上毛)」と呼ばれる長く太い毛と、保湿や保温の役割をする「アンダーコート(下毛)」と呼ばれる短く柔らかい毛の2種類の毛があります。

このオーバーコートとアンダーコートの両方を持ち、2重構造になっている被毛タイプのことをダブルコートと呼びます。アンダーコートがなくオーバーコートのみの被毛タイプをシングルコートと呼びます。

ダブルコートの犬種は、春と秋の年2回ある換毛期という生え変わりの時期があり、この時期を迎えると大量の抜け毛が発生します。一方、シングルコートの犬種は、一気に生え変わる換毛期がないため、換毛期の抜け毛は少なくなります。

毛周期|換毛期とは?

毛周期とは、毛が生え変わる周期のことでヘアサイクルとも言います。 人間の髪の毛の毛周期は、成長期が5年前後、退行期の2~3週間を経て、数ヶ月の休止期からなっており、寿命は約4~6年です。

一方の犬は犬種や個体による個体差があり、人のように明確な周期は分かっていないものの、オーバーコートは年単位で成長し、アンダーコートは年1~2回の定期的な換毛期と呼ばれる時期に生え変わると言われています。

長毛種は、毛の成長期が長く続くために抜け毛が少ないですが、短毛種は毛周期が短いサイクルなために、必然的に長毛種よりも抜け毛が多くなります。

毛の長さ|短毛種・長毛種・短中毛種とは?

短毛種に分類される犬種は、一般的に毛の長さが3cm前後とされています。手で触ったときに滑らかでツルっとした毛質をしている犬種が多く、気持ちよく撫でていると短い毛がポロポロと抜け落ちたりします。一定の長さ以上に毛が伸びることがなく、短毛種の多くはアンダーコードがありません。

長毛種は、その名の通り毛が伸びて長めの被毛を持つ犬種のことです。長毛種に属するのは、ヨークシャー・テリア、シーズー、プードルなどが挙げられます。毛が絡まりやすく汚れも付着しやすいため、日々のブラッシングは欠かせませんが、アンダーコートがないことが多いため、抜け毛はあまり気になりません。

短中毛種とは、短毛種と長毛種のちょうど間くらいの毛の長さを持つ犬種です。アンダーコートがある犬種が多く、換毛期でなかったとしてもほぼ一年中抜け毛が抜けるため、抜け毛の量は多いと言えます。柴犬、秋田犬、シベリアンハスキーなどが該当します。

短毛種は、寒さや日光に敏感

身体を寒さから保護してくれる毛が短い短毛種は寒さが苦手な傾向があります。短毛種の原産地のほとんどは、アンダーコートがなく、南方の暖かい地域のため、被毛で防寒するという概念がない犬種が多いのです。

特に短毛種の中でも小型犬やシングルコートの被毛タイプを持つ犬種、完全室内飼いの犬は寒さが苦手です。 そのため、暖房器具や毛布などを活用するとともに、冬場は洋服を着せるなどして体温が逃げないようにしてあげる必要があります。

短毛種に該当する犬の種類とは?

ここでは、短毛種に該当する犬種としては、フレンチ・ブルドッグ、イタリアン・グレーハウンド、スムスコート・チワワ、ラブラドール・レトリバー、ボストンテリア、パグなどが挙げられます。代表的な犬種を画像でご紹介します。

スムスコート・チワワ|小型犬

チワワは日本で暮らす頭数も多く、被毛のバリエーションもさまざまな種類があります。短毛種のチワワのことをスムースコート・チワワと呼びますが、逆にアメリカで進化が進んだと言われる長毛種のチワワはロングコート・チワワと呼ばれます。

犬 短毛種 スムスコート・チワワ

イタリアン・グレーハウンド|小型犬

イタリアン・グレーハウンドは、細身の体型で短毛という身体的特徴を持っているため、大変寒さが苦手な犬種です。冬場や朝晩の冷え込む時間帯には暖かい服を着せたり、常に温度調整ができるように毛布などを置いてあげる必要があります。

犬 短毛種 イタリアン・グレーハウンド

フレンチ・ブルドッグ|小型犬

近年人気急上昇中の犬種フレンチ・ブルドッグ。人間のような愛らしい表情と仕草から“フレブルの中身は人間”と言われることもあります。ポテポテとマイペースに歩く姿にとっても癒されます。

犬 短毛種 フレンチブルドッグ

ラブラドール・レトリバー|大型犬

ラブラドール・レトリバーは、大型犬でありながら毎年日本での登録件数が20位以内を誇る人気犬種です。盲型犬として活躍するコも多く、人が大好きな犬種なので、コミュニケーションをたっぷり取れる方との相性がいい犬種となります。

犬 短毛種 ラブラドール・レトリバー

短毛種の犬の上手なお手入れ方法とは

犬 短毛種

短毛種のお手入れは、毛が絡まったり毛玉ができやすい長毛種と比べて難しいことはなく比較的簡単です。しかし、直射日光を受けやすい皮膚と被毛の健康を保つために、日頃のお手入れは不可欠と言えます。

抜け毛対策をしっかりと

短毛種は、難しいお手入れをする必要がありません。 しかし、抜け毛が多いダブルコートの場合、定期的にブラッシングをしてあげて、抜けかけた古い毛を取り除いてあげる必要があります。ブラッシングをする際は、皮膚を傷つけることがないようにマッサージをすることも意識しながらブラシでやさしくしてあげましょう。

シャンプーで清潔に

実は、短毛種は長い毛が皮膚の保護の役割を果たしている長毛種よりも皮膚疾患にかかりやすいと言われています。そのため、月1~2回のシャンプーで余分な皮脂や汚れを落とし、皮膚を清潔に保つ必要があります。また、シャンプーやブラッシングをする際には、皮膚の状態をよくチェックして異常がないかどうか確認しましょう。

短毛種のコのお手入れも愛情を込めて

犬 短毛種

短毛種は、トリミングに行く必要がなくお手入れは、比較的簡単と言えます。ただ、同じ短毛種でもシングルコートとダブルコートの犬種ではお手入れの頻度は変わってきます。愛犬の被毛タイプにあったケアをして、被毛と皮膚の健康を守りましょう。

◎ライタープロフィール
関 ゆりな ドッグライター

関 ゆりな/ドッグライター

ビションフリーゼのココメロ(1歳)とのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。
長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。

  • 公開日:

    2020.04.01

  • 更新日:

    2020.04.08

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