magazine

連載 / ブログ

2020.04.12

連載|犬生アタシの思うまま|vol.1

【連載ブログ】飼い主をアゴで使うバーニーズ「譲れないこと」

3才半で血管肉腫という悪性腫瘍で手術した愛犬、バーニーズマウンテンドッグ「ちょこ」。以降、癌を転移させないようストレスフリーの生活を一番に考えた結果、出来上がってしまった「ダメ飼い主とわがまま犬」の“譲れないこと”にまつわるお話。

#犬生アタシの思うまま

Author :望月 紗貴/犬の管理栄養士、ペット看護士、ペット介護士、ペットセラピスト、ドッグトレーニングアドバイザー、ドッグヘルスアドバイザー

この記事をシェアする

お散歩は車で?

血管肉腫という癌は、とても悪性度が高い癌の一種。体の様々な臓器に転移する可能性があります。3才半の摘出手術以降「いつまでこの子と一緒にいられるか分からない・・・」と自分に言い聞かせ愛犬と向き合ってきました。ちょこがお出かけ好きなことから、毎日のように車でお出かけをするように・・・

わがまま犬とダメ飼い主の誕生

そこから月日は流れ、獣医師から「もう血管肉腫は完治ですね」と言われている6歳のちょこ。気づいたときには時遅し。完全に「わがまま犬」が出来上がっていたのです。

とても飽きっぽい性格で、なんでもない普通の日常は大嫌い。色々な場所に行くことと色々な人に会うのが生き甲斐。庭に作った広いドッグランは彼女の排泄場所になり、近所の散歩はボイコット。愛犬に運動してもらうために、早朝から車を走らせるダメ飼い主も出来上がりました。

パン屋の前でストライキ

ある日のこと。

いつも行くドッグランの近くにパン屋さんがオープンしました。パン屋さんがドッグランに「わんこパン」の試食をたくさん持ってきてくれると、ちょこは先頭を切って試食の順番待ち。「お座りすれば美味しいものにありつける」と知っている彼女は、店員さんの目の前で目をウルウルとさせてみる。

以降、ドッグランをスルーしてパン屋に直行するようになった彼女は、わんこパンを買ってもらうまでパン屋前でストライキ。無理矢理リードを引っ張っても、42kgの力と頑固な性格には到底敵わず・・・

そして、今日も

そんなこんなで、パン屋さんと愛犬の戦略にまんまと引っかかった母は、周りにいる人たちにクスクス笑われながら今日も小銭を握りしめ、わんこパンを買いに行くのです。

ちょこのベッドの使い方

ちょこが一緒に寝たがるので、ダブルベッドを新調。さすがに大型犬なので、シングルベッドのときは二人で狭い思いをして寝ていましたが、「それも今日まで!!!」

なんていう考えはやはり甘かった・・・「犬は巣穴を掘って生活していたので、狭い空間が落ち着く」なんて言いますが、人もそれぞれ、犬もそれぞれ。お風呂に入って部屋に戻ると、ダブルベッドを広々と占領する愛しのちょこ。結局のところ母は、シングルベッドのとき以上に体を丸めて寝る羽目に・・・。

犬に日々アゴで使われることに幸せを感じる、ダメ飼い主

愛犬に毎日アゴで使われ、寝場所を奪われ、起きたら覚えのない場所に黒あざができているようなダメ飼い主ですが・・・要求が満たされるとキラキラ目を輝かせて笑顔をくれる愛犬。騙されているような気もしますが、自分が彼女の思い通りになることに、何故かものすごい幸せを感じてしまう母なのでした。

「犬生アタシの思うまま・・・byちょこ」

◎ライタープロフィール
望月紗貴

望月 紗貴/犬の管理栄養士、ペット看護士、ペット介護士、ペットセラピスト、ドッグトレーニングアドバイザー、ドッグヘルスアドバイザー

3頭の愛犬たちと1頭の保護犬、3匹の愛猫たちと山奥で暮らす真の動物好きライター兼ペット記事監修者。
犬に関しての正しい知識共有を目的とし、ネットメディアでの情報提供活動を行っております。
休日は愛犬バーニーズマウンテンドッグ、ゴールデンレトリバー、ボーダーコリーとの時間を大切に過ごしています。

この記事をシェアする

知りたい情報を検索!