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しつけ

2020.03.07

【専門家監修】犬のお悩み別しつけ|噛むのを直したいならこれを試してみて

愛犬に噛まれた経験を持つ方、愛犬の噛み癖にお悩みの方、犬の噛み癖はしつけで解決することができます。犬が噛む原因はさまざまですが、原因から考え解消することで噛み癖を直すことが可能です。
今回は、犬が噛む原因と噛み癖を治すためのしつけ方法を解説します。

Author :南 健汰/ドッグライター(監修:みなみ愼子/名古屋ECO動物海洋専門学校非常勤講師)

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犬のしつけは噛む原因を考えることから

犬 しつけ 噛む

犬が噛む原因は、大きく分けると社会過不足とストレスの2つがあります。
もし今までは噛み癖がなかったのに突然噛むようになってしまった場合は、骨折などの怪我をしており、触られることへの痛みから噛んできている可能性があります。このような場合は、怪我が治れば噛むことはなくなりますので、今回は怪我や病気以外の原因について解説します。

社会化不足

社会化とは、犬が生後3~6ヵ月程度までの間に身につける、他の犬や人間の社会で生きていくためのコミュニケーション能力です。
幼いころから兄弟犬と過ごした犬は、噛まれると痛い、噛むと兄弟から怒られるという経験をしているため、徐々に噛むことが少なくなっていきます。しかし、ペットショップなどで長い期間ひとりで過ごしてきた犬は、社会化ができていないために噛んだら痛いということを知らないままに育ってしまいます。
そのため、社会化不足の犬はじゃれる際などにも加減なく人を噛んでしまうことがあるのです。

ストレスが溜まっている

犬が人を噛む原因で多いのはストレスが溜まっていることです。
散歩時間が十分ではない、そもそも散歩に連れて行ってもらっていないなどが原因となり、ストレスから噛み癖がついてしまうことがあります。また、長時間ひとりで家のお留守番をしていたり、飼い主が家に帰ってきてからもコミュニケーションが足りていないと、ストレスを溜めてしまうことがあります。

犬のしつけで噛むのをやめさせる方法

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それでは犬が噛むのを直す方法についてご説明します。方法はどれも簡単ですので、取り入れられるものから試してみてください。

ストレス解消をさせる

社会化不足やストレスが原因で噛むようになってしまった犬は、ストレス解消をさせることでパタリと治まることがあります。
犬のストレス解消には、散歩をしっかりとする、一緒に遊ぶ時間を取るのが効果的です。一緒に遊ぶことにより徐々に社会化も身についていき、同時にストレス解消にもなります。
十分な愛情を注ぐことで、しつけをせずとも犬の噛み癖は直っていくでしょう。

痛いことを理解させる

犬に噛まれた瞬間に、「痛い!」や「だめ!」などと大きな声で短く叱ります。そうすることで、犬はびっくりして噛むのをやめるでしょう。噛むのをやめたら思い切り褒めてあげてください。
それを繰り返すことで、徐々に噛むのは治まっていきます。ただし、ストレスが溜まっている犬に対しては逆効果ですので注意が必要です。

噛む犬のしつけのコツ

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それでは犬の噛むことによりしつけのコツを、たったひとつご紹介します。
このひとつを守り続け、さらに上記の直す方法を実践すればいつか犬の噛み癖は治まるでしょう。

噛まれた痛みに屈しない

根性論のような言い方になりますが、犬に噛まれたとしても決して屈してはなりません。もちろんしつけをする上で、「痛い!」などと言うことはあっても、すぐに噛まれた場所を治療したり、その場から立ち去らないようにしましょう。

もし犬に噛まれたことで人が痛がり、立ち去ってしまうと、犬は「飼い主は自分に噛まれたからどこかに行った。自分の勝利だ」と感じてしまい、上下関係が逆転してしまいます。
もちろん犬に噛まれたことで大きな傷が出来てしまったらすぐに治療をしなければなりませんが、少し噛まれたくらいで逃げ出してしまうのは避けたほうが良いでしょう。

犬の噛み癖は原因を取り除くことが大事

犬 しつけ 噛む

以上のように、犬の噛み癖を直すしつけ方法はあれど、根本的な原因を取り除いてあげることが犬の噛み癖を直すには一番効果的です。
犬との日頃からのコミュニケーションを忘れずに、愛情を注いで生活をすれば、必ず犬は人を噛むことなく、信頼関係を築くことができます。
愛犬が噛んでくるという人は、一度その原因を探ってみてはいかがでしょうか。

◎監修者プロフィール
みなみ 愼子

みなみ 愼子/名古屋ECO動物海洋専門学校非常勤講師 動物福祉・倫理学、ホリスティックケア・インストラクター

非常勤講師のほか、ペットマッサージやアロマテラピーの教室を開講しており、犬の保護施設でもペットマッサージのボランティア活動を実施中。一緒に暮らしている犬はロットワイラー、フレンチブルドッグ、MIX犬の3頭で、犬との伸びやかな暮らしを楽しみたいと思っています。

◎ライタープロフィール
南健汰

南健汰/ドッグライター

大自然溢れる北海道でドッグトレーナーとして犬を訓練した経験を活かし、2012年より執筆活動を開始。ボーダーコリー2頭、サモエド2頭、猫2頭と暮らしている。犬との生活で大切にしているのは、犬も自分も思い切り楽しむこと。訓練士協会A級ライセンス保持。

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