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しつけ

2020.03.05

【専門家監修】犬のしつけのコツ!吠えるのをやめさせたいとき

来客があったり、チャイムが鳴ったりすると愛犬がワンワンと吠えだすことはありませんか?
ほかにも窓からほかの犬を見つけただけで吠えたりと、飼い主としては「直したいけど、本能なのかな?」と悩んでしまうこともあるでしょう。
犬が吠える原因と、直し方のしつけなどをご説明します。

#Training

Author :南 健汰/ドッグライター(監修:みなみ愼子/名古屋ECO動物海洋専門学校非常勤講師)

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犬のしつけは吠える原因を知ることから

犬 しつけ 吠え

犬が吠える原因は様々です。もちろん個体差や性格の違いなどでも、吠えやすい子とあまり吠えない子が分かれてきます。どんな子でも、吠えるにはその子なりの理由があります。
まずは、愛犬が吠える理由を飼い主さんが理解することから始めましょう。

相手のことが怖い

犬が吠えるとき、相手が何者かわからなくて怖い!という気持ちが現れている場合が多々あります。
特に、来客時やチャイムに反応して吠える子の場合は、どんな人がやってくるかわからず不安な気持ちになり警戒して吠えていることがほとんどです。そんな場合は、ひとたび訪問者が知っている人であると分かると、吠えるのをやめて尻尾を振りながら近寄ることが多いでしょう。
ドッグランなどで知らない犬に吠えてしまうのも、相手のことがまだよく分からないことが原因と言えます。

興奮している

外にいる犬や人を見て吠える場合は、怖いという気持ちよりも「自分も外に出たい」「ほかの犬と遊びたい」という欲求が生まれて興奮して吠えている場合が考えられます。犬は遊ぶことや外で走り回ることが大好きなので、興奮して吠えてしまうのです。
例えば、フリスビーをしている他の犬を見て吠える場合は、「自分も一緒にフリスビーしたい!」と興奮して要求している行動です。
このようなときは、犬にフリスビーを見せないようにするとよいでしょう。

犬のしつけ|吠えるのをやめさせる方法

犬 しつけ 吠え

犬が吠えるのは、本能的な行動のひとつです。しかし、本能だからといってそのままに放っておいてはいけません。このような吠え癖はしつけによって直すことができます。
それでは、犬の吠え癖を直す方法をお教えします。

犬の死角から大きな音が出るものを投げる

犬が吠え始めたタイミングで、大きな音の出るものを犬がいる近くに向かって投げつけます。すると犬は、びっくりして吠えることをやめます。これを繰り返すうちに犬は、自分が吠えたことで嫌なことが起こると学習します。
投げるものは、空き缶の中におはじきやビー玉などを入れ封をし、ジャラジャラと大きな音の出るものが効果的でしょう。犬が吠えたら犬に当たらないように、なおかつ犬に見えない場所から犬に向かって投げます。
飼い主ではなく第三者に投げてもらうと、よりびっくりさせることができ効果的かもしれません。

犬を呼んで安心させてあげる

恐い・警戒して吠えているなら、愛犬を安心させてあげることが大切です。
例えばチャイムが鳴って吠える場合は、飼い主が落ち着いた声で犬を自分のもとに呼びよせましょう。そして犬が自分のもとにやってきたら、思いっきり褒めます。吠えずにいられたらおやつ与えるのも効果的です。これを繰り返すことで、犬は「吠えずにいると良いことがある」と認識するようになります。
これは散歩中やドッグラン中でも効果的で、「飼い主に呼ばれて行くと褒められて、おやつをもらえる」と理解するようになるため、犬の行動がコントロールしやすくなります。

犬のしつけ|吠え癖を直すコツとは

犬 しつけ 吠え

犬の吠え癖を直すにはコツがあります。吠えないためのコツをご紹介します。

犬を直接叱らない

犬は本能的に吠えていることもあるため、叱ると叱られている理由が分からず飼い主との関係に溝が出来てしまうこともあります。
吠え癖を直すなら、犬を直接叱らないようにすることが大切です。

犬のしつけ|吠える原因を知って正しく対処しよう

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犬が吠えるのは、不安な気持ちや警戒などさまざまです。吠え癖を身に付けてしまうと、近所迷惑になって周囲との関係に影響してしまうことも。
日頃から吠える原因をよく見極め、正しいしつけを行うことで愛犬が興奮しないようコントロールできるようにしておきましょう。

◎監修者プロフィール
みなみ 愼子

みなみ 愼子/名古屋ECO動物海洋専門学校非常勤講師 動物福祉・倫理学、ホリスティックケア・インストラクター

非常勤講師のほか、ペットマッサージやアロマテラピーの教室を開講しており、犬の保護施設でもペットマッサージのボランティア活動を実施中。一緒に暮らしている犬はロットワイラー、フレンチブルドッグ、MIX犬の3頭で、犬との伸びやかな暮らしを楽しみたいと思っています。

◎ライタープロフィール
南健汰

南健汰/ドッグライター

大自然溢れる北海道でドッグトレーナーとして犬を訓練した経験を活かし、2012年より執筆活動を開始。ボーダーコリー2頭、サモエド2頭、猫2頭と暮らしている。犬との生活で大切にしているのは、犬も自分も思い切り楽しむこと。訓練士協会A級ライセンス保持。

  • 更新日:

    2020.03.05

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