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犬を迎える

2020.03.30

ノーフォークテリアの子犬の体重変化は?妊娠から誕生~成長まで

街でよく見かけるヨークシャテリアと同じテリアの仲間であるノーフォークテリアは、ペットショップの店頭ではまず見かけることない希少犬種です。最近ではノーフォークテリアのブリーダーがネットなどで情報公開しており出産状況などが分かるようになってきましたが、まだまだ知られていないノーフォークテリアの出産から子犬の成長スピードや育て方までを調べてみました。

#ノーフォークテリア

Author :泉 能子/愛犬家、ドッグライター

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ノーフォークテリアの子犬が生まれるまで

ノーフォークテリア 子犬

ノーフォークテリアの子犬はどのようにして生まれるのでしょうか?まずはノーフォークテリアの妊娠から出産までを追って見てみましょう。

ノーフォークテリアの妊娠期間は?

血統犬種を妊娠させるには、同犬種同士を交配させる必要があります。 ノーフォークテリアの妊娠についても同様で、メス犬の初めての発情は身体に負担がかかるため、2度目の発情期に交配させるのが望ましいとされています。

交配から約63日程度の妊娠期間を経て出産となります。

ノーフォークテリアの出産時の注意や生まれる頭数について

妊娠期間中に特別な身体的問題がなければ自然分娩で生まれますが、出産時に陣痛微弱などがあれば必要に応じて帝王切開による出産になることもあります。

小型犬は難産になりやすい傾向がありますから、自宅分娩の場合は緊急時のために獣医師と連携しておくようにしましょう。
ノーフォークテリアは小型犬なので生まれる頭数は多くても3~5頭です。7頭以上子犬が生まれた場合は、血統書を申請する時に母・子犬全頭の写真が必要となります。

ノーフォークテリアの子犬の体重変化

ノーフォークテリア 子犬

ノーフォークテリアの子犬はどのくらいの早さで成長していくのでしょうか?ここでは、体重や身体付きの変化を追っていきましょう。

ノーフォークテリアの子犬の体重変化

ノーフォークテリアに限らず、子犬の成長スピードは犬の大きさによっておおよそ決まってきます。
小型犬の成長期は約8~10ヵ月齢まで。犬の成長期は成長スピードの早い生後2ヵ月までと、成長スピードが緩やかになる生後2ヵ月以降の2期に分かれています。

生後2ヵ月までは生まれた時の体重の約10~15倍になり主に骨組織が発達し、その後からは成犬になるまで約2~5倍体重が増加して、主に筋肉組織が発達します。

生後4~5月頃から脂肪組織が発達するため、この頃からは肥満に注意が必要です。

ノーフォークテリアの子犬の身体付きの変化

生後10日には目が開き、生後3週間もすると前足が立ってきます。この頃までの母犬との密なスキンシップが健全な子犬の成長にとても大切です。

生後1ヵ月を過ぎると乳歯が生え始め離乳期に入ります。社会性を身につさせるために、最後の予防注射を終える生後8週間を過ぎから散歩を始めましょう。

ノーフォークテリアの子犬を自宅に迎えたら

ノーフォークテリア 子犬

ノーフォークテリアの子犬を家に迎えたら、これだけは知っておきたいことがあります。子犬が元気に成長し、家族の一員として楽しく暮らしていくためのポイントをご紹介します。

ノーフォークテリアの子犬のごはんの与え方

生後からの期間毎にご紹介していきます。

◎離乳期~生後2ヵ月まで

離乳をスムーズにするため、授乳期の母犬と同じ内容の食餌にすることが好ましいとされており、エネルギー性の高い消化のよい食餌が必要です。

また、成長期でもあるので骨や筋肉の発達のために必要な蛋白質、骨の発達に欠かせないカルシュウム、マグネシウム、リン、ミネラルなどをバランスよく摂ることが大切です。

◎2ヵ月~

この時期は成長がゆるやかになる時期なので、エネルギーの摂取量を少し少な目にすることが必要です。 特に生後4~5月頃には脂肪組織が発達する時期でもあるので特に注意しましょう。

また、永久歯が生え始める生後4ヵ月ころには歯を丈夫にする成分を含む食餌を与えることも有効です。

ただし、生後5ヵ月迄の子犬の場合は身体のレセプター(栄養吸収センサー)が十分に発達していないため、カルシュウムの与え過ぎは骨の成長に悪い影響を与えてしまうので注意しましょう。

ノーフォークテリアの子犬のいろいろな「はじめてのタイミング」

ここでは、初めて〇〇をするタイミングをご紹介していきます。

◎はじめて散歩を始めるタイミングは?

ノーフォークテリアの子犬を初めて散歩に連れていくタイミングは、ワクチン接種を終えた2~3週間後から100日後が最適です。生後3ヵ月を過ぎていても、ワクチン接種から間もない時は「抱っこ散歩」で外界に触れさせてあげるだけでもいいでしょう。

◎はじめてシャンプーを始めるタイミングは?

ノーフォークテリアの子犬が初めてシャンプーをするタインミングは、1回目のワクチン接種を受けてから約1~2週間後が適しています。ただし、子犬は免疫力が弱く体力も少ないので、体調が安定しているときに行うようにしましょう。

◎はじめてしつけを始めるタイミングは?

ノーフォークテリアの子犬に関わらず、犬のしつけは子犬が我が家に来たときから、あるいは自宅で生まれて2~3ヵ月たった頃から始めましょう。我が家のルールや方針を、家族全員がぶれることなく一貫性を持ってしつけることが大切です。

ノーフォークテリアの気をつけておきたい病気とは?

ノーフォークテリアは犬種独特の遺伝疾患の少ない犬種なので、大きな病気はありませんが、 テリア種はアレルギー皮膚疾患になりやすいといわれているので、毎日のブラッシングや定期的なシャンプーなど被毛の手入は欠かせません。

また、緑内障や白内障、心臓病、慢性腎臓病などは全てのシニア犬に発生率の高い疾病ですので、シニア期になったら年に一度の定期健診は必ず受けておきましょう。

陽気でやんちゃなノーフォークテリアを育てるなら

ノーフォークテリア 子犬

テリア種の中でも最もテリアらしいといわれているノーフォークテリア。 明るく陽気でいたずら好きな犬種で、家族のアイドルになること間違いなしですが、テリアの頑固で強気な性質を多く持っているので、しつけ方を間違えると手に負えないわがまま犬になる恐れもあります。 まだまだ日本では希少犬種ですが、ノーフォークテリアに魅せられた人も多く、テリア好きの中では根強い人気があります。ちょっとしつけに手はかかりますが、テリアの魅力を十分に楽しめるノーフォークテリア、育てるならぜひ愛情たっぷりに育ててあげてくださいね。

◎ライタープロフィール
泉 能子 愛犬家 ドッグライター

泉 能子/愛犬家、ドッグライター

動物が大好きで、気づけば隣にはいつも愛犬がいて、愛犬とお互いに助けたり助けられたりの共同生活をしているドッグライターです。
今までにヨークシャーとスムースダックスを育てて看取り、今は保護犬の9歳になるブラックタンのダックスと暮らしています。
人と犬が楽しく幸せに暮らすために役立つ記事を発信していきます。

  • 更新日:

    2020.03.30

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