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犬の生態 / 気持ち

2020.03.08

犬もしゃっくりするの?その原因と飼い主さんができる対処法とは

愛犬がしゃっくりをしている場面に遭遇したことのある飼い主さんは、どれくらいいらっしゃるでしょうか?私たち人間は、なにかの拍子にしゃっくりが出てしまうことがありますよね。でも、それは人間だけに限ったことではありません。もちろん犬だって、しゃっくりが出てしまうことがあります。
今回は、愛犬のしゃっくりの原因やしゃっくりが出てしまった時の対処法などについてご紹介します。

Author :Qt/家庭犬トレーナー、ドッグシッター、ペットロスケアアドバイザー

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しゃっくりとは?

犬 しゃっくり

そもそも、しゃっくりとは何なのでしょうか?
一言でいうと、しゃっくりは横隔膜のけいれんによって起こるものです。何かのきっかけで横隔膜がけいれんを起こしてしまい、その時に声帯が閉じることであの独特な「ヒック」という音が出てしまうのです。

犬のしゃっくりの原因

犬 しゃっくり

しゃっくりは横隔膜のけいれんで起こる現象ですが、なぜ、どんなタイミングで横隔膜のけいれんが起こるのかは実はまだよくわかっていないようです。可能性として考えられる原因をご紹介します。

早食いによる横隔膜への刺激

食いしん坊の愛犬は、ついついフードをがっついて食べてしまいがち。フードをよく噛まずに飲み込むようにして食べるコは要注意です。
フードを急いで食べることで急激に胃が広がり、それに刺激を受けた横隔膜がけいれんを起こしてしまうということが考えられます。
ごはんを食べたすぐ後にしゃっくりが出てしまうと、嘔吐につながる恐れもあるので、愛犬にはできるだけゆっくりフードを食べさせるような工夫をしてみましょう。

フードが合ってない可能性

現在、食べさせているフードの大きさや形が愛犬に合ってない時にもしゃっくりが起こることもあります。また、体質に合わないフードを与えると消化をする際にガスが発生し、それがしゃっくりの原因になってしまうことも。
フードを変えてからしゃっくりが出はじめた場合には、もう一度フードを見直してみるのも一つの方法です。

胃が急激に冷えた時

夏の暑い日などに、愛犬に氷を食べさせたり冷たいお水を飲ませたりすると、急に胃が冷やされてその刺激でしゃっくりが出てしまうこともあるので、氷や冷水をあげる際にも注意が必要です。

ストレスや不安を感じている可能性

しゃっくりは、呼吸の乱れや自律神経の乱れなどから起こることもあるようです。しゃっくりが頻繁に出てしまうコは、生活環境を見直してみるのもいいかもしれません。
愛犬が感じているストレスの原因を突き止め、取り除いてあげることで、愛犬がリラックスできる環境を整えてあげましょう。

愛犬のしゃっくりの止め方

犬 しゃっくり

残念ながら、しゃっくりを確実に止める方法はありません。
すぐに止まるようなら問題ありませんが、長時間続くようなら下記の方法を試してみてください。それでも止まらずに愛犬が苦しんでいる場合は、かかりつけの病院へ相談してみましょう。

呼吸のリズムを変えてみる

愛犬の呼吸のリズムをちょっと変えてあげるだけでしゃっくりが止まることもあります。
具体的な方法として、軽めの運動をさせてみたり、飼い主さんの指につけたお水やペースト状のオヤツをなめさせたりするなどの方法があります。 そうすることで愛犬の気をそらし、いつの間にかしゃっくりが止まっていたということもあるので、ぜひお試し下さい。

愛犬のみぞおちあたりを押さえてみる

愛犬を立たせた状態で、お腹の真ん中よりもちょっと下あたりのあばら骨がなくなる場所(横隔膜がある場所)を、片手で数秒間軽く押さえてあげましょう。
横隔膜を外側から押さえることでしゃっくりが止まりやすくなります。

犬のしゃっくりに隠れた心配な病気

犬 しゃっくり

しゃっくりが頻繁に出たり、長時間止まらない時にはもしかしたら何らかの病気の可能性もあります。
呼吸器系、消化器系、循環器系などの疾患が疑われる場合もあるので「いつから、どんなタイミングで、どういう状況の時に」しゃっくりが出るのかをしっかりと観察して記録しておきましょう。診察の時に役立ちます。

愛犬のしゃっくりは慌てず対処しよう

犬 しゃっくり

しゃっくり自体は生理現象で病気ではないので、すぐに止まる場合にはそれほど心配する必要はありません。
ですが、長時間止まらなかったり、嘔吐をしてしまうなどいつもと様子が違う時には、迷わず動物病院で受診しましょう。
「たかがしゃっくり」と軽く考えず、普段から愛犬の様子を観察して、その変化にいち早く気づいてあげることが大切です。

◎ライタープロフィール
Qt 家庭犬トレーナー

Qt/家庭犬トレーナー、ドッグシッター、ペットロスケアアドバイザー

動物愛護の中間支援団体での活動を経て、より多くの人と動物の幸せな生活を支えるお手伝いができればと、家庭犬トレーナー1級やペットロスケアアドバイザーなど複数の資格を取得。
シニア期にさしかかった2匹の愛犬とのゆったりとした幸せな日々に感謝しながら、今日も仕事とライティングのWワークに励みます。

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