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食べもの

2020.03.30

犬にゼリーをあげてもいいの?主な成分や愛犬に食べさせる際の注意点を解説

つるっとした食感でのど越しのよいゼリーは、手軽に食べられる人気のおやつですよね。フルーツゼリーやこんにゃくゼリーなど、さまざまな種類がありますが、愛犬が欲しそうにしていたら与えても大丈夫なのでしょうか?ゼリーの成分や食べさせる際の注意点を理解しておきましょう。

#Foods

Author :新井 絵美子/動物ライター

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犬にゼリーを食べさせても大丈夫?

犬 ゼリー

ゼリーを食べている横で愛犬が興味津々で見ている……といったことがある飼い主さんもいるかと思いますが、愛犬にゼリーを食べさせても少量であれば大きな問題はありません。

ただし、人間用のゼリーは、人間の味覚・嗜好に合わせて作られており、犬には糖分が多すぎてしまうため、少量あげる程度にとどめるようにしましょう。また、こんにゃくパウダーを使用したこんにゃくゼリーもありますが、こちらは与えない方が無難です。こんにゃくは犬にとって消化しにくい食材だからです。

愛犬がゼリーを好んで食べるようであれば、市販の犬用ゼリーや手作りしたゼリーを食べさせるのがよいでしょう。ゼリーは水分が豊富に含まれているので、水分補給としても活用することができますね。

愛犬に与える前に知っておきたいゼリーの主成分

犬 ゼリー

ゼリーは水や果汁などにゼラチン、もしくは寒天を入れて固めたもので、そのほとんどは水分です。ゼラチンを使ったゼリーも寒天ゼリーも同じような食感ですが、原料が全く異なります。ゼリーの成分は何の食材を入れるかで変わってくるので、ここではゼリーに欠かせないゼラチンと寒天の成分を解説します。

ゼラチンを使ったゼリーの成分

ゼラチンの主成分は、牛や豚のコーラーゲン由来のタンパク質で、全体の9割近くを占めています。そのため良質なタンパク質源になってくれます。

寒天を使ったゼリーの成分

寒天の原料は天草やオゴノリなどの海藻で、全食品の中で食物繊維の含有量はトップクラスです。食物繊維は腸内環境を整える役割があり、便秘の改善をサポートしてくれます。

また、食物繊維のほかに、歯や骨の形成をサポートするカルシウムや、余分なナトリウムを体外に排出する役割を担うカリウム、ヘモグロビンの構成成分になり、体のすみずみまで酸素を運ぶ働きをする鉄分なども含まれています。(※1)

愛犬にゼリーを食べさせる際の注意点

犬 ゼリー

犬にゼリーを食べさせても大丈夫といっても、与え方には注意が必要です。どのようなことに気をつけなければならないのか覚えておきましょう。

犬が食べてはいけない食材を使用しない

愛犬のためにゼリーを手作りする際は、ぶどうやコーヒーなど、犬が食べると中毒症状を引き起こす食材は絶対に入れないようにしましょう。過去にはぶどうを食べて死亡した犬の例などもあります。犬が食べてはいけない食材を、しっかりと把握しておきましょう。

少量与えて愛犬に異変がないか様子を見る

ゼリーに限りませんが、犬は食べ慣れないものをいきなりたくさん食べると、消化不良を起こすことがあります。そのためまずは少量与えて、愛犬に異変がないか様子を見ながら食べさせるようにしましょう。

ゼリーはほとんどが水分なうえ、寒天ゼリーにおいては食物繊維が豊富に含まれているため、たくさん食べさせると下痢を起こしたりします。愛犬が欲しがっても、少量にとどめるようにしましょう。

アレルギー症状に注意

犬によっては、ゼラチンや寒天に対してアレルギーを持っている場合があります。ゼリーを食べた後に下痢や嘔吐、口の周辺を痒がっているなどのアレルギー症状が愛犬に現れたときは、速やかに動物病院へ連れて行きましょう。

愛犬にゼリーを食べさせる際は適切な量や与え方を守ろう

犬 ゼリー

犬にゼリーを食べさせても大丈夫で、上手に活用すれば水分補給になったり、愛犬の便秘改善に役立ったりします。しかし与える量やゼリーに含まれている食材には十分に気をつけましょう。ゼリーは犬にとって絶対に必要な食材ではないため、あくまでも副食として時々与える程度にとどめ、総合栄養食で必要な栄養を摂取させてくださいね。

(※1)参考文献:厚生労働省 eヘルスネット

◎ライタープロフィール
新井 絵美子 動物ライター

新井 絵美子/動物ライター

2017年よりフリーランスライターとして、犬や動物関連の記事を中心に執筆活動をおこなう。
過去に、マルチーズと一緒に暮らしていた経験をもとに、犬との生活の魅力や育て方のコツなどを、わかりやすくお伝えします。

  • 更新日:

    2020.03.30

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