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犬種図鑑

2020.03.11

小豆柴(あずきしば)ってどんな犬?いつまでも子犬のようなミニサイズに胸キュン

国内外で絶大な人気を誇る柴犬ですが、一般的な柴犬のサイズよりも小さいコを豆柴と呼ぶのは広く知られていると思います。豆柴も小さくてかわいいのですが、豆柴よりもさらに小さいサイズの柴犬がいるってご存知でしたか?最小サイズの柴犬を「小豆柴(あずきしば)」と呼び、大きくなっても子犬のような見た目がかわいいと人気が高まっています。
今回は、そんな小豆柴について詳しくご紹介します。

#柴犬

Author :Qt/家庭犬トレーナー、ドッグシッター、ペットロスケアアドバイザー

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小豆柴ってどんな犬?

小豆柴

まず、どんな犬が小豆柴と呼ばれているのかをご説明します。
柴犬の中でも特にサイズの小さいコ(体高25cmほど)が小豆柴と呼ばれています。ですが、「小豆柴」は犬種名ではありません。

古くから日本犬の保存活動をおこなってきた公益社団法人日本犬保存会によると、「豆柴」や「小豆柴」など柴犬のスタンダードよりもサイズの小さいコたちは、個別の犬種としては認められていません。つまりペットショップやブリーダーさんが、購入者に分かりやすいよう柴犬をサイズごとにカテゴリー分けをした時の、最小サイズカテゴリーが「小豆柴」ということになります。

トイプードルで言うと、「ティーカッププードル」と呼ばれるコの存在に近いという認識が分かりやすいですね。

成長過程で「小豆柴」でなくなることも?!

「小豆柴」は犬種名ではないので、ペットショップやブリーダーさんが「小豆柴」といって販売をしているコは、お父さんやお母さんのサイズが小さく、その子どももおそらく小さいだろうという推測のもとに販売されています。

私たち人間が赤ちゃんの時に、大人になった時の身長を予測するのが難しいように、もちろん犬だって子犬の頃にはどれだけ大きく成長するのかを予測するのは難しいといえます。ペットショップから「小豆柴」だと言われて迎えたコが、成犬になったら普通の柴犬サイズに育ってしまったというのも決して珍しくありません。

小豆柴の歴史

そもそも小豆柴は、まだ正式な犬種として認定されていないため歴史を語るのは難しいところではありますが、静岡の柴犬ブリーダーさんが長い年月をかけて作出したというのが通説になっています。

犬の小型化の事実

柴犬の小型化については世間でも賛否両論あるようですが、他犬種の小型化の歴史を見てみると、どの犬種も長い年月をかけてサイズ違いが認められてきたという歴史があります。

例えば、現在日本では一番人気の犬種であるトイプードルも、もともとはスタンダードプードルという大型犬からミディアムプードル、ミニチュアプードル、トイプードルとさまざまなサイズが作出され、今ではどのサイズも認められるようになりました。

今現在、ジャパンケネルクラブでも日本犬保存会でも「豆柴」や「小豆柴」は認められていませんが、もしかしたらこの先の歴史の中で、トイプードルのように正式に認められる日がくるかもしれません。

小豆柴の特徴

小豆柴は、現時点で最小サイズの柴犬です。
柴犬のサイズは大きい方から、「柴犬」→「豆柴」→「極小豆柴」→「小豆柴」と呼ばれています。小豆柴の標準体高は、オス27cm・メス25cmとされており、一般的な柴犬の標準体高が、オス39.5cm・メス36.5cmという事から考えると、10cm以上も小さいことがわかります。
柴犬と小豆柴が並ぶと、成犬同士なのにまるで親子のよう!

小豆柴の性格

小豆柴の性格は、一般的な柴犬となんら変わりません。というのも、柴犬と小豆柴はただサイズが違うだけの同じ犬種だからです。
柴犬の性格としてよく知られているのは、飼い主さんにはとても従順な一方で、他の人に対しては警戒心を持ち一定の距離を保つ「ツンデレ」な一面ではないでしょうか。
小豆柴ももちろんそんな一面も持ち合わせています。体は小さくても、柴犬としては一人前。一般的な柴犬と同じようにしっかりとしつけもおこないましょう。

小豆柴の魅力

小豆柴の魅力は、何と言ってもその小ささです。成犬になっても子犬と間違われるほどのかわいいサイズで、手乗り柴と呼ばれるほど。
サイズが小さいと、お子さんや女性でも力負けせず、お散歩の時や普段の生活でも扱いやすいというメリットもあります。

小さくてかわいい小豆柴を思い切り愛そう!

小豆柴

柴犬の特徴はそのままに、サイズだけを小さくした小豆柴。チワワやトイプードルなどの小型犬の人気が高い日本では、小豆柴もこの先もっと人気が出てくるのではないでしょうか。

ただ、子犬の時期に迎えた場合は、必ずしも小豆柴サイズで成長が止まるとは限りません。予想より大きくなってしまっても変わらぬ愛情を注いであげてくださいね。

※参考文献:公益社団法人日本犬保存会

◎ライタープロフィール
Qt 家庭犬トレーナー

Qt/家庭犬トレーナー、ドッグシッター、ペットロスケアアドバイザー

動物愛護の中間支援団体での活動を経て、より多くの人と動物の幸せな生活を支えるお手伝いができればと、家庭犬トレーナー1級やペットロスケアアドバイザーなど複数の資格を取得。
シニア期にさしかかった2匹の愛犬とのゆったりとした幸せな日々に感謝しながら、今日も仕事とライティングのWワークに励みます。

  • 公開日:

    2020.03.09

  • 更新日:

    2020.03.11

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