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連載 / ブログ

2020.03.20

連載|シニアの愛チワワ|vol.18

君がそこにいる幸せ。どこへ行きたいのか教えて

シニア犬の悩みのひとつ「後ろ足の衰え」を、この1年くらいでとても感じるようになりました。愛犬は足に力が入らず、ひとりで立ち上がれないことも時々あります。そのような愛犬の足の衰えで困ったと感じたエピソードや、そのときどうしたか。などのお話です。

#シニアの愛チワワ

Author :只野 アキ/ドッグライター

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後ろ足の悩み

シニア犬の悩みのひとつ、足の衰え。愛犬もここ最近、特に悪化してきたように思えます。
後ろ足をうまくたためずに、変な場所から足の裏が見える寝方をしていることが多々あります。そして立ち上がろうとすると、足がもつれ、もつれた状態のまま、前足だけで前に進もうとすることが増えました。

うまく立ち上がることもあるので、様子をみてあまりにも後ろ足に負担がかかっている状態なら、からだを持ち上げ、愛犬が立ち上がる手伝いをするようにしています。

無理に立ち上がることは、愛犬の足の負担になっているのは分かっているのですが、一生懸命に立ち上がろうとする愛犬を見ていると、まだ寝たきりにならないでほしいと思い、できるだけ見守るようにしています。

トイレの悩み

後ろ足が衰えて、困ったことのひとつがトイレでの排泄です。トイレシーツの上で足が踏ん張れず、排泄をしないで戻ってくるようになりました。
愛犬はきちんとトイレシーツがある場所まで行くので、なんとかしてあげたいと考えました。

今までは、防水シートの上にトイレシーツを置いているだけでしたが、防水シートとトイレシーツの間にクッション性のあるものを敷き、トイレシーツをピンで固定をし、愛犬がうまくトイレシーツの上で歩けなくても、トイレシーツが動いてしまわないようにしました。
そして、トイレシーツの中央部分に、カーペットの下などに敷く、細かい穴があいているタイプのすべり止めをピンで止め、少しの力でもすべらずに踏ん張れるようにしてみました。

まだまだ改善の余地だらけですが、このようにしてから、今までよりはスムーズに排泄ができるようになりました。

愛犬の呼ぶ声

愛犬が「ふぉふぉ」声を出して呼んでいるので、見に行ってみると座椅子の背面にぴったりと挟まっていました。立ち上がろうとして前足を踏ん張り、ずるずると下がって挟まったのだと思います。このようなことも増えました。

さいわい愛犬は、立ち上がることが無理と判断すると私を呼びます。
「ふぉふぉ」「どうした?」この繰り返しが1日に何度も24時間、時間を問わずあります。
大変ではないといったら嘘になりますが、私の方を見ながら「ふぉふぉ」と鳴いている愛犬を見ると、なんとも言えず、無性に愛おしく感じてしまうのです。

シニア犬と暮らしている方は、夜中に起こされる経験は多いと思います。それを苦痛に思うか、愛犬が自分を信頼し助けを求め、呼んでいると受け取るかの違いだと思います。
簡単なことではありませんが、考え方次第だと思っています。

君が行きたい場所を教えて

愛犬の足が弱くなり、愛犬が行きたい場所に私が抱っこをして連れて行くことが増えました。愛犬がもぞもぞとしていると、抱っこをしてお水のある場所や、トイレの近く、いつも眠っている場所などに連れて行きます。

今日も愛犬専用タクシーは一昼夜、休まずに運行しております。
「行きたい場所はどこですか?トイレですね。わかりました。では、報酬として背中のにおいをそっとかがせていただきます。」
君が望むなら君の行きたい場所へ、いつでもどこでも運びますよ。

◎ライタープロフィール
只野 アキ ドッグライター

只野 アキ/ドッグライター

犬の素晴らしさを皆様にお伝えし、犬を手放さない社会の実現を目指すドッグライターです。
家庭犬ドッグトレーナーとして、トレーニングやイベント運営を経験。愛犬の病気をきっかけにトレーナー業は休止し、現在はドッグライターとして活躍中。
趣味は犬とたわむれること。愛犬との生活が豊かになる情報や、皆様のこころがほんのりと温かくなるような記事をお届けします。

  • 更新日:

    2020.03.20

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