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連載 / ブログ

2020.03.06

連載|シニアの愛チワワ|vol.16

君がそこにいる幸せ。いぬ・ねこ・うさぎ

ドッグトレーナーをしていた頃、トレーニングやイベントでお世話になった動物病院で出会った、うさぎとねこ。うさぎとねこに対する愛犬の不思議な反応や、楽しかった思い出など、愛犬がいてくれたから体験できた素敵な出会いのお話です。

#シニアの愛チワワ

Author :只野 アキ/ドッグライター

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うさぎ

愛犬と私がトレーニングや、犬のイベントなどでお世話になっていた動物病院の看護師さんが飼っていたうさぎの「ゆんさん」。
ゆんさんはたれ耳が特長的な、ロップイヤーという種類のうさぎです。

愛犬と出会ったのは、動物病院で写真撮影会のイベントを企画したときに、看護師さんが、ゆんさんの写真も撮って欲しいと、連れてきてくれました。

愛犬とからだの大きさが、ひとまわりくらいしか変わらないゆんさん。のんびりした性格の愛犬と遊ばせてみますか?ということになりました。
みんなが見守る中、愛犬とゆんさんのご対面。愛犬はしっぽを振って「遊ぼうよ」とゆんさんにアプローチをしていました。

犬同士の遊びがうまくできないことが多い愛犬。愛犬がこんなに積極的に遊びに誘っている姿ははじめて見ました。おっとりした動きのゆんさんに安心したのかもしれません。

ねこ

こちらは動物病院、看板ねこの「みーちゃん」。みーちゃんはこのとき、20歳を迎える大先輩でした。
穏やかな雰囲気の動物病院だからでしょうか。みーちゃんは、何をされても怒らず、寛大という言葉そのものの性格のねこです。

またまた、動物病院の先生や看護師さんと、みーちゃんと愛犬を会わせてみましょう、という話になりました。愛犬が、ねこに対してはあまり興味を持たないことをしっていたので、私も安心して「やってみましょう」とお伝えし、いざご対面。

愛犬の様子を見るみーちゃん。ごろりと転がり愛犬を見上げているみーちゃんに、さすがの愛犬も少し驚いたようです。
そしてすくっと立ち上がり「あなたに興味はないわ」とでも言わんばかりに、自分の部屋に戻ろうとするみーちゃんに、20歳の貫禄を感じずにはいられませんでした。

いぬ・ねこ・うさぎ

愛犬はどちらかというと、うさぎの方に興味を持ったようです。もちろん狩猟対象としてではなく、同種の遊び仲間として興味を持ったように感じました。

ゆんさんに会わせた後、動物病院に来た別のうさぎとも愛犬を会わせてみました。ゆんさん達と愛犬の3匹が同じ空間にいる姿は、ほほえましくその場を和ませてくれました。愛犬がうさぎと遊べるとは思っていなかったので、少し驚きましたが、愛犬の楽しそうな姿を見ていると「会わせてあげてよかった」と思いました。

この不思議な出会いは、動物病院の先生や看護師さんなど、犬やうさぎ、ねこの行動を理解している人たちが、見守っていたからこそできたのだと思っています。
先生や看護師さんに、愛犬は犬ではなくうさぎだと思っているよねと言われ、その場にいた人たちが笑顔になりました。愛犬の思わぬ一面が見られた貴重な体験でした。

種類は違っても

この写真は、とても好きな写真です。ゆんさんと愛犬がそっと寄り添う姿は、とても優しく、お互いを思いやっているようにすら見えます。犬とうさぎ、種類は違ってもこのような表情ができるのだなと思いました。

そして数年前の、楓の葉が色づくころ、20歳を過ぎたみーちゃんが天使になりました。今は空から愛犬を見守ってくれていると思っています。
うさぎのゆんさん、ねこのみーちゃんと一緒に過ごした時間は、私にとっても忘れられない大切な思い出となりました。

◎ライタープロフィール
只野 アキ ドッグライター

只野 アキ/ドッグライター

犬の素晴らしさを皆様にお伝えし、犬を手放さない社会の実現を目指すドッグライターです。
家庭犬ドッグトレーナーとして、トレーニングやイベント運営を経験。愛犬の病気をきっかけにトレーナー業は休止し、現在はドッグライターとして活躍中。
趣味は犬とたわむれること。愛犬との生活が豊かになる情報や、皆様のこころがほんのりと温かくなるような記事をお届けします。

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