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犬を迎える

2020.02.18

犬を家族に迎えるってどんなこと?人生のパートナーとしての心構え

犬を家族として迎えるということは、一つの大切な命を預かるということを意味します。そのためには、その子の幸せのためにどうしたら良いのか真剣に考えなければいけません。だからこそ家族なのです。
犬も、人も、幸せに暮らしていくために大切なこととは何でしょう。今回は、犬を家族に迎えるにあたっての心構えのお話です。

Author :明石 則実/動物ライター

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犬を家族として迎える前に考えるべきこと

犬 家族

犬をペットショップからお迎えしたり、保護犬を譲渡してもらったり、その入り口は何にせよ犬を家族として迎える際にするべき準備は数多くあります。またどんなに準備していても思わぬ問題が発生するかも知れません。まずお迎えする前に、考えておかねばならないことがあります。

もし家族から反対されたら?

家族に何らかの理由で、犬を迎えることに反対されたらどうでしょうか?上手に説得できるでしょうか? もちろん誠心誠意を尽くして説得することは当然ですが、「犬を迎えるとこんなに幸せになる」または「犬を迎えると家族も仲良くなれる」ということを家族全員が納得していることが必要です。

家族として迎え入れる以上そのうちの一人でも前向きに思えない状況であれば、まずはその理由の根本を明らかにして不安要素があるならそれを取り除くことができるのか全員で考える必要があります。

ペット保険は入るべき?

犬を迎えることを考えると、ケージや食器、フードやおもちゃなどの準備に忙しくなるかも知れませんね。しかし実は見逃しがちなのが、ペット保険に加入するかどうかです。

ペットショップ等でお迎えする場合は、生後1年程度までの加入を勧められることも多いですが、あくまで飼い主さんの任意です。
ただ、動物病院等での治療費が全額自己負担ということを考えれば、保険に加入したほうが安心な場合もあります。

保険会社によって補償内容も違いますし、継続割引や定期健診などの特約が付くことも多いため、どの保険が一番合っているのかを検討することが大切です。

犬を家族に迎えたら|しつけは上手くいくだろうか

犬 家族

愛犬のしつけについては、誰しもが思い悩むことがあるもの。初めて犬をお迎えする人ほど不安なのでは?
しかし愛犬と共に幸せに暮らしていくためにしつけは何より大切なことですから、きちんと向き合うことが大切です。

失敗してもむやみに怒らない

何度教えてもトイレを覚えられない時や、トイレを失敗した時など、部屋は汚れるし臭いはするし、怒りたくなることもあるでしょう。しかし、犬に怒ってみたところで仕方のないことです。

まだ覚えている過程なのに怒ってしまうと犬は委縮してしまい、信頼関係を築けなくなってしまいます。それは犬と暮らすあらゆるシーンで言えることです。
できなくて怒るより、できたら必ず褒めることがもっと重要です。犬もきっと大好きな飼い主さんから褒められたら嬉しいはずです。時間をかけて信頼関係を築いていきましょう。

叱る時は強めに短く

犬がいたずらをしたり家具をかじったりした時、後々のことを考えるとこれはきちんと叱ってやめさせなければなりません。
ただし「怒る」と「叱る」は違います。ポイントは強めに短く。「これは噛んじゃダメ!」

また長々と叱ったり、間を置いてから叱ることも避けましょう。犬は過去にしたことで時間が経ってから怒られても、「したこと」と「叱られた」事実を結びつけることはできません。いったい何で叱られているのか理解できないでしょう。
悪さをしたときに短く叱られる経験を重ねることで記憶が蓄積され、長期記憶へと変換されるのです。

犬と家族として信頼関係を築き、良きパートナーになるためには?

犬 家族

単に優しくしたり、オヤツを与えるだけで本当の信頼関係は築けません。自分を中心とした序列関係で家族と接するのが犬の特性です。
そのため、飼い主さんや家族を自分より下位に見ている場合、表面上は従順なようでも、自分の要求が通らなければ吠えたり、抵抗もします。そうならないためにも普段からの犬への接し方が大切だと言えるでしょう。

普段から犬に指示を与えること

犬は野生で暮らしていた頃からの習性で、絶えず上下関係の序列を意識しています。そのため人は犬よりも上位にいる必要があります。
それを犬に意識させるためには、普段の生活の中で犬に指示(ミッション)を与え、それをクリアできたら褒めたり、ご褒美を与えたりするのです。

例えば簡単なオテ、フセ、マワレなどの指示や、ボール遊び、散歩の時など、あらゆるシーンでミッションを与える機会はあるでしょう。普段何気なく与えているオヤツも、ミッションをきちんとクリアできた時のご褒美にしましょう。
「きちんと言うことを聞けば、褒めてもらえるし良いことがある!」と思わせることが大事です。

要求吠えに対しては徹底的に無視

犬が人よりも上位にいるという意識があると、わがままになったり、要求吠えをしてくることが度々あります。
自分の思い通りにしたいという気持ちの表れですから、そんな時は徹底的に無視しましょう。もちろん目も合わせません。

またフードに飽きて食べようとしない子も中にはいますが、食べないのであれば食器ごと下げても構わないでしょう。いずれお腹が空けば食べますし、決して犬の機嫌を取ろうとしないことです。あくまで人は毅然とした態度をすることが大事です。

犬と家族になるなら、生涯に責任を負う覚悟が大切

犬 家族

考えてみれば、犬は自らが望んで家族として迎えられるわけではありません。だからこそ新しい家族となる犬のために、その生涯に全責任を負い、「この家族と一緒になれて幸せ!」と思われるようにしたいものですよね。

◎ライタープロフィール
明石則実 動物ライター

明石則実/動物ライター

フリーライターとして動物関連や歴史系記事の執筆を多数おこなう。柴犬と暮らす傍ら、趣味の旅行や城めぐりで愛犬と駆け回る週末。
愛犬家の皆さんにとって、お悩みを解決したり、有益な情報を発信することを心掛けています。

  • 更新日:

    2020.02.18

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