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2020.02.06

大型犬用ケージの上手な選び方とは?3つのポイントからDIYの注意点まで

そのカラダの大きさゆえ、圧倒的な存在感を見せる大型犬。魅力的な犬種が多くいますが、住宅事情が厳しい日本での室内飼いはハードルが高いもの。室内飼いのために必要なケージも、小型犬・中型犬とは選び方が変わってきます。この記事では、大型犬のためにはどんなケージを選べばいいのか?を判断できるように、大型犬用ケージの種類や上手な選び方の3つのポイントを解説していきます。

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Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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サークルやクレートではなく、大型犬にはケージが最適

大型犬 ケージ

穴倉が好きな動物である犬には、自分が落ち着ける巣やテリトリーが必要となり、そのためにはケージやサークル、クレートなどが利用されています。その中でも大型犬にはケージが最適なアイテムとなりますが、その理由を知るためには、この3つのアイテムの違いを理解しておくことが大切です。

クレートは主に移動用のアイテム

クレートとは、上部に持ち手がつけられた持ち運びが可能な箱型のキャリーケースとも言えます。プラスチックや布でできたものが多く、車で移動する時や飛行機に搭乗する時などにも使用されます。小型犬では、布製のクレートを室内で使用することもありますが、どうしても人間が片手で持てるサイズのケースとなってしまうため、大型犬の場合には室内のハウスとして使用するには少し窮屈です。

サークルは怪我をする可能性も

サークルとは、犬と人間の生活スペースを仕切る時に使用するジョイント式のフェンスです。子犬や小型~中型犬では、サークルをハウスや遊び場として使用することもあります。ジョイント式のフェンスをつなげて使用するサークルは、好みの広さや形を作ることができますが、天井が付いていないため、大型犬の場合は、高さが低いときに飛び出す危険性が高まります。また、大型犬はフェンスごと倒してしまう可能性もあり、日常的に使用することはあまりおすすめできません。

大型犬の室内飼いに向くケージ

ケージとはカゴという意味です。サークルと構造や使用されている材質が似ているケージですが、サークルとの大きな違いは、床面と天井があることです。同じように側面位はフェンスが使われていますが、床と天井があることから簡単に飛び出したり倒れたりすることはありません。頑丈なことから大型犬の室内ハウスに向いていると言えます。

大型犬用ケージの上手な選び方のポイント3点

大型犬 ケージ

カラダが大きいからこそ、大型犬用のケージ選びは慎重に行いたいもの。また、小型犬や中型犬とは選ぶポイントが異なります。ここでは、選び方のポイントを3つに分けてご紹介します。

1.最大のポイントはカラダの大きさにあったケージ選び

大型犬用のケージを選ぶ際のもっとも大切なポイントはケージの大きさです。大型犬と言っても、犬種によって大きさはさまざまです。体重だけとっても30~90kg、体高は60~90cmと多種多様です。そのため、まずは愛犬のカラダに合ったサイズを選ぶことが大切です。特に、ポイントとなるサイズは体高。立った時に天井まで余裕があることが重要です。ケージ選びの際は、成犬になった時の体高を把握してくことが大切です。ケージ全体の大きさを選ぶときの基準は、犬がケージ内で楽にUターンでき、ゆったり伏せができる大きさです。

2.底がトレータイプのものを

大型犬におすすめは底面がトレータイプのケージです。排泄物や食べこぼしなどの対策として、トレーとセットとなっている底面が格子状のケージが多くありますが、体重がある大型犬にはこのタイプは向きません。格子状のタイプは、中で立ち上がった時に足の裏に圧力がかかる、違和感が大きくなるなどの理由から嫌がる犬も少なくありません。また、老犬にはストレスとなってしまいますので、格子状ケージを利用する場合は、格子状の面の上にマットなどを敷くなどの工夫をしましょう。

3.機動性のあるケージを選ぶ

ケージは犬小屋とは違い、1カ所に固定して使うものではありません。掃除や模様替えなど室内での移動や車でのお出かけ、引っ越し、お預けなどにも利用できます。そのため、大型犬用のケージを選ぶときには、移動させることも考慮したいもの。重量、折りたたみ式、キャスター付きなどの機動性の高いものを選ぶことが大切なポイントです。

大型犬用ケージの自作は避けた方がベター

大型犬 ケージ

部屋のインテリアに合わせて、大型犬用のケージを自作しようと考えている方も多いと思います。市販されている大型犬用のケージには、耐久性の高い素材が使用されています。木製やプラスチックのパイプなどで自作した場合は、どうしても耐久性に不安があります。

特に、木は犬の大好物。かじられたり、場合によっては破壊してしまうことも。また、仔犬期から使用する場合はなおさら注意が必要です。大型犬用ケージには、機能性や機動性、耐久性などさまざまな要素が求められます。怪我や脱走などの事故が起こることを避けるためにも、耐久性の高い信用できる製品を選ぶことがおすすめです。

大型犬用ケージおすすめ4選

大型犬用のケージとしてポイントを抑えながらも、異なった特徴のあるタイプのケージを4つご紹介します。

1.簡単組み立て・掃除が楽チンの優れもの

「トムキャット トムクレイト 6000」ボルトなどの小さな部品を使用せずに、簡単に組立てられるケージです。 掃除が楽なスライド式トレー、どんな場所でも使用できる2ドア、汚れの目立たないブラックコーティングが特徴です。

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2.折りたたみ式・小窓付き

「プチリュバン ペットケージ XL」持ち運び用のハンドルが3カ所に設置された折りたたみ式のケージです。出入り用の2カ所のドアの他に、物の出し入れができる子窓付き。丸洗いできるプラスチックトレイは折り曲げてたたむことも可能です。

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3.キャスターで移動・天井が開閉する

「キンタロー キーヌス ペットケージ ハウス BS-A120」木材とスチールを組み合わせたスタイリッシュなケージは、国内生産もの。ホワイトをチョイスすればインテリアとの相性も抜群です。開閉式の天井が特徴で、サークルとしての使用も可能。キャスター付きで移動も楽にできます。

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4.持ち運び用のケージもあると便利

「ファーストラックス ソフクレート n2 XXL」骨格がスチール製ながら軽量で持ち運びが楽なことから人気のソフトケージ。外側カバーが丸洗いできることも魅力です。通気性の良い強化メッシュを採用し、底面に防水加工が施されています。アウトドア用、防災用のケージとして1つ持っていると役立ちます。

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大型犬こそケージを積極的に活用しよう

大型犬 ケージ

カラダやケージの大きさやゆえに、大型犬との暮らしでは、子犬期を除いてケージを使わない方も多いのではないでしょうか?ご紹介したように、大型犬用のケージには多くのメリットがあります。ぜひ、ケージを積極的に活用して、大型犬との充実した生活を満喫してください。

◎ライタープロフィール
西村 百合子

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。
現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。

  • 公開日:

    2020.02.03

  • 更新日:

    2020.02.06

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