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2020.02.04

犬用フードには4種類ある!ライフステージや機能性から考えるフード選び

愛犬の健康に気を遣う皆さま、フードはどんな基準で選んでいますか?
愛犬を家に迎えた時に、ペットショップやブリーダーのもとで与えられていたフードを引き継ぎ、そのまま同じ銘柄やブランドを選び続ける方が多いのがドッグフードではないでしょうか。しかし、愛犬の健やかな身体と心をはぐくむ食事にはこだわりたいもの。愛犬の成長や健康状態に合わせて、いま一度フード選びの基準をおさらいしてみませんか?
知っておくべき犬用フードの種類や、ライフステージに応じたフードの選び方、また犬種専用や体重管理などこだわりポイントに応じた機能性フードの選び方など、愛犬のフード選びに役立つポイントをご紹介いたします。

#Foods / #Healthcare

Author :docdog編集部

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愛犬のためのフード選び|フードには4種類ある

犬 フード

愛犬のフードを選ぶとき、まず最低限チェックすべきポイントとは何でしょう。

国内で販売される犬用のフードには、法律と規約によって種類が決まっています。いま愛犬に与えているフードがある場合は、まずお手元でフードの表記を確認して、どれに分類されているかチェックしてみましょう。

法律や規定で定められたフードの種類

犬用のフードには、その目的に応じて以下の4種類が存在します。まずは、皆さまのおうちにあるフードの種類をチェックすることから始めましょう。

総合栄養食

総合栄養食と記載があるフードの場合は、米国飼料検査官協会(AAFCO)や米国科学アカデミーの学術会議(NRC)が提示する栄養基準ガイドラインに則って、試験をクリアしたフードです。

この基準は、米国内だけでなく世界各国でペットフードの栄養基準表記の根拠として認められていて、日本でも採用されていますので、一度ご自宅のフードにも表記があるか確認してみると良いでしょう。

総合栄養食の表記があるものでしたら、愛犬のライフステージごとに商品を選ぶことで、そのフードと水を与えることでライフステージごとの健康が維持できるようになっています。

間食

間食は、主にトレーニングのご褒美や、おやつ、愛犬とのコミュニケーション手段として与える目的でつくられているフードです。総合栄養食と違って、あくまで目的がコミュニケーションですので、与えすぎには注意が必要です。

療法食

療法食は、愛犬が患っている病気や、愛犬の健康状態に応じて、特定の栄養素をサポートすることを目的に与えるフードです。こちらは獣医師の指導のもとで、愛犬の食事を通じた健康管理のために与えるものです。

その他の目的食

先にご紹介した目的以外で与えるフードが、その他の目的食に分類されます。パッケージには、「カロリー補給食」「一般食」「栄養保管食」「副食」などといった表示がされています。サプリメントなどもここに含まれます。

愛犬のためのフード選び|ライフステージに合わせて選ぼう

犬 フード

フードの分類を知ることで、「総合栄養食と水を与えておけばOKなのね」ということが分かりましたが、その中でも愛犬のライフステージに合わせたフード選びをしていく必要がありそうですね。

ペットフードメーカー各社からは、さまざまなライフステージに合わせたフードが販売されていますが、その選び方の基準や与え方を見ていきましょう。

子犬期に与えるフード|定期的な体重測定が肝心

フードのパッケージに、「子犬用」「パピー」「成長期用」「グロース」などの表記や、「1歳まで」などと記載のあるものです。

子犬期は特に成長が著しいことから、栄養価の高い食事に気を配る必要がありますが、まだまだ内臓の機能が発達中であり消化器の容量も少ないため、少ないフード量で効率よく栄養を摂取できるように開発されています。

一括りに「子犬期」と言っても、その月齢や犬種によって、その子のキャパシティーはさまざまですので、定期的に体重測定してパッケージに表記された分量を正しく与えることが重要です。

成犬期に与えるフード|避妊・去勢後は特に注意が必要

成犬期に与えるフードには、「成犬用」「維持期用」などの表記や、「○歳以上」「○歳~○歳」などと記載があります。一般的には1歳を超えると成犬期に入り、平均寿命のおよそ半分程度までが成犬期とされています。

成犬期のしっかりとした栄養管理が、その後の高齢期における身体の衰えや健康状態に大きく影響します。食欲もまだまだ旺盛で、元気なこの時期から、愛犬の健康管理に意識を向けて、バランスの良い食生活を目指しましょう。

特に気を付けるべきことは、避妊・去勢をした子の場合です。生活で消費する全体のエネルギー量が減るので、手術前と同様の食事内容を続けると、カロリー過多になり肥満の原因になり得ます。正しい分量を把握することがとても重要です。

高齢期に与えるフード|身体の状況に合わせたこまめな選択が肝

成犬期から高齢期に移ったら、「○歳~」「シニア」「高齢期用」「エイジングケア」などと表記のあるフードを選びます。

成犬期が平均寿命の半分程度までの期間ですから、人生の折り返し地点から高齢期に入ることになりますね。しかし、フードの種類によっては高齢期の切り替え時期はさまざまですので、必ずパッケージに記載の適齢を確認してから選ぶようにしましょう。

シニアになると、代謝が落ちてくる他、食べる量が減ったり消化や吸収の能力が衰えます。老化が出はじめる箇所はその子によってさまざまですから、表示された年齢はひとつの目安として、かかりつけの獣医師と相談のうえで最適なフード選びを目指しましょう。

愛犬のためのフード選び|求める機能別に選ぼう

犬 フード

愛犬のためのフード選びでは、ライフステージに合わせた総合栄養食を選択することが基本です。それを踏まえたうえで、さらに細分化したお悩みやこだわりポイントに応えてくれるフードが数多くあります。

人間にも機能性食品があるように、その子その子が気になるポイントに着目して、健康状態に応じた機能性フードを選ぶことも選択肢として持っておきましょう。

アレルギーに配慮したフード

愛犬に食物アレルギーがある場合は、普段主食となるフードにアレルゲンが含まれていないかはとても重要なチェックポイントですね。

犬にとってアレルゲンになりやすいと報告されている原材料を排除したフードや、たんぱく質など特定の物質を変化させてアレルギー反応を起こしにくくしたものまで、さまざまなフードが展開されています。

まずは、愛犬がアレルギー体質かどうか動物病院で検査して、愛犬の体質を知るところから始めてみましょう。

気になる身体の症状に配慮したフード

皮膚や被毛にトラブルを抱えている、尿路結石持ち、便秘や軟便ぎみ、関節を悪くしているなど、気になる身体の症状に応じて、愛犬の健康をサポートするフードが販売されています。

これに関しては、あくまで飼い主独断で選択するのではなく、獣医師の診断を受けてから指導のもとでフード選びすることが重要です。

体重管理したい子向きのフード

避妊や去勢の術後や、体質や生活習慣など、さまざまな要因で体重を管理する必要がある子のために、栄養の消化吸収に工夫を施したフードがあります。

「避妊・去勢後」「体重管理」などの表記があるフードがそれにあたりますが、くれぐれも自己判断ではなく愛犬の健康状態を診断する獣医師の指導のもと取り入れるようにしましょう。

犬種別の特性に配慮したフード

ひとくくりに犬用フードと言っても、その犬種によって身体の大きさや消化吸収が得意な栄養が異なる場合があります。

犬種の特性に応じて、配合する栄養バランスを工夫して開発されたフードがありますので、選ぶ基準として犬種を考えてみるのもひとつの手ですね。

愛犬のフード選びは、いまの健康状態や特性を把握することが大切

犬 フード

愛犬のためのフード選びには、さまざまな判断基準があります。まずはフードに分類される商品の種類を知り、メインで与える総合栄養食についてもライフステージや求める機能に応じて、いまの愛犬の状態に合ったフードを定期的に見直すことが重要です。

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