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食べもの

2020.02.26

愛犬のための手作りおやつ|愛情と手間を添えておやつタイムをもっと楽しくする方法とは?

食べることが大好きな愛犬にとって、おやつタイムは1日の中でもっとも楽しみにしている時間かもしれません。最近では、選ぶのが迷ってしまうほど多彩なおやつが市販されていますが、やはりママの愛情いっぱいの手作りおやつに勝るものはありません。そこで、今回は簡単だけど、栄養たっぷりの手作りおやつの作り方をご紹介します。

#Foods

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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犬の手作りおやつは簡単・時短がキーワード

犬 手作りおやつ

おやつを作るために、わざわざ買い物に行ったり、調理に手間や時間がかかってしまっては、おやつ作りのハードルが高くなってしまいますよね。それゆえに犬用のおやつは、身近な食材で簡単に作れることが大きなポイントになってきます。

パパッと作れて、犬が大喜びするおやつなら、ヤル気が出ませんか?今回ご紹介するレシピは、手軽に作れて体にも優しいおやつが中心です。アレルギーの元となる化学物質不使用で、安心できるおやつは手作りならでは。ぜひ「うちのコのお気に入りおやつ」を見つけてくださいね。

犬の手作りおやつ|おすすめレシピ4選

犬 手作りおやつ

手作りおやつのいいところは、安心な食材を自分で選べて、保存料などの化学成分を加えずに作れるところ。もちろん、人間用と犬用と半分ずつにして味付けあり・なしを作ることもできます。また、何回も作り続けていると、「ママ、おやつ作ってる?」と作っている最中からいい匂いを嗅ぎつけた愛犬が、キッチンのそばから離れなくなるかもしれません。

そんな犬が大喜びする手作りおやつのレシピと作り方をYouTubeから厳選してご紹介します。レシピにプラスアルファのワンポイントアドバイスも合わせてチェックしてみてください。

1.グルテンフリーならアレルギーがあっても安心!3種類のたまごぼうろ

一口大のぼうろは、常備品としてもお出かけ用としても持っていると便利なおやつ。犬のアレルゲンの多くは、小麦粉と言われています。片栗粉で作るため、小麦粉アレルギーの犬にも安心してあげられます。片栗粉を選ぶ時は、なるべく国産のものを選びましょう。市販のものは、小さすぎる、大きすぎるなどと思っている場合も、手作りなら好みの大きさに丸めて作ることができます。せっかく手作りするのですから、にんじんやブルーベリーを季節の野菜やフルーツ、チーズなどにアレンジして作ってみてくださいね。

●3種類のたまごぼうろ<材料>

●たまごぼうろ
・溶き卵:大さじ1
・はちみつ:小さじ1
・片栗粉:30g

●にんじんぼうろ
・にんじん:1/4本(30g)
・にんじん:5g
・溶き卵:大さじ1
・はちみつ:小さじ1
・片栗粉:30g

●ブルーベリーぼうろ
・ブルーベリー:5粒
・溶き卵:大さじ1
・はちみつ:小さじ1
・片栗粉:50g

●3種類のたまごぼうろ<作り方>

0. にんじんは皮をむいて、すりおろします。
1. オーブンを200度に予熱しておきます。
2. ボウルに全ての材料を入れて、泡立て器でよく混ぜます。
(1種類づつ、別々のボウルで作った方が作りやすいです)
3. にんじんぼうろのボウルには、すりおろしにんじんを入れてよく混ぜます。
4. ブルーベリーぼうろのボウルには、ブルーベリーを手でつぶしながら入れます。
5. それぞれのぼうろを、好みの大きさに丸めたら、200度に熱しておいたオーブンで約10分焼きます。
(ぼうろの大きさによって焼き時間を変えてください)

<ワンポイントアドバイス>

卵をヤギミルクに変えれば、ヤギミルクぼうろになります。また稀に、はちみつでアレルギーが出ることがあるため、初めて食べさせる際には注意しましょう。はちみつの代わりにメープルシロップを使用することもおすすめです。

2.低カロリーながら栄養価が高い!レバークッキー

犬が大好きなレバーをクッキーにしてみましょう。レバークッキーは、欧米では定番の犬用おやつ。各家庭ごとに、オリジナルのレシピがあるほど人気のおやつです。レバーは、低カロリーな上、ビタミンAと鉄分が豊富に含まれています。また、鳥レバーにはビタミンB1、牛レバーにはビタミンB12、豚レバーには良質のたんぱく質がたっぷり含まれています。

どのレバーを使うかは愛犬の健康状態に合わせて決められるところも手作りの良さ。また、このレシピでは、どの家庭にもある薄力粉を使用していますが、米粉・全粒粉・スペルト小麦・おからなどアレルギーの出にくい材料に変えることも可能です。また、牛乳に浸すなどの下処理も不要です。

●レバークッキー<材料>

・お好みのレバー:100g
・薄力粉:100g
・卵:1個

●レバークッキー<作り方>

0. オーブンは150度に予熱しておきます。
1. 一口大にカットしたレバーを下ゆでします。
2. 茹でたレバーの水気をペーパータオルで拭き取ったら、すり鉢やフードプロセッッサーなどで、ペースト状にすりつぶします。
3. ボウルに、レバー、卵、薄力粉を入れてよく混ぜ合わせます。
4. 生地が混ざったら、手でまとめましょう。
5. ラップに包んで冷蔵庫で30分ほど寝かせます。
6. この間にオーブンを160度に予熱します。
7. 30分ほど経ったら冷蔵庫から出し、ラップの上から麺棒で薄く伸ばします。厚みの目安は5mm程度。厚すぎると中まで火が通らないので注意してください。
8. 伸ばした生地をナイフで食べやすい大きさにカットします。クッキー型があれば好みの形に抜いてもOKです。
9. 160度のオーブンで15分焼きます。
10. 焼きあがったら、切れ込みに沿って手で割りましょう。

<ワンポイントアドバイス>

レバーは栄養豊富な食材ですが、食べさせ過ぎには注意が必要です。また、レバーは安売りのものではなく、新鮮なものを使うことで、安心できるおやつが作れます。クッキー生地を混ぜ合わせる時に、すりごまを混ぜれば風味も栄養価もアップします。

3.たんぱく質豊富でヘルシーなおやつ!ささみと砂肝のジャーキー

市販のおやつの中でも人気のジャーキーも、手作りなら保存料などの化学物質の心配がありません。ささみや砂肝は、犬が大好きな食材のひとつ。じっくり焼き上げて、少し固めに仕上げれば、歯ごたえ抜群でヘルシーなおやつが出来上がります。レシピでは、小型犬も食べやすい5mm幅サイズをご紹介していますが、大きめのささみを叩いて薄く伸ばしてもOKです。

●ささみと砂肝のジャーキー<材料>

・鶏ささみ:100g
・鶏砂肝:100g

●ささみと砂肝のジャーキー<作り方>

0. オーブンは150度に予熱しておきます。
1. ささみは縦に5mm幅にスライスします。
2. 鶏砂肝は、5mm幅に切り込みを入れてからカットして開きます。
3. 天板にオーブンペーパーを敷き、カットしたささみと砂肝を並べます。
4. 150度に予熱したオーブンで30分、100度に下げて20分焼き、そのままオーブンの中で冷まして完成です。
固く仕上げたい場合は、焼き時間を長くしてください。焼き加減は、お好みで。

<ワンポイントアドバイス>

鶏肉のアレルギーがある場合は、牛肉や豚肉の赤みを使うこともできます。また、アレルギーの出にくい七面鳥やアヒルの砂肝が入手できる場合は、鶏以外の砂肝やささみを使用しましょう。市販のジャーキーと違い、保存料や防腐剤を使用していないので、なるべく早めに食べさせましょう。

4.βカロチンたっぷり!かぼちゃのクッキー

βカロチン・食物繊維・カリウムが豊富なかぼちゃは、犬が大好きな食材のひとつ。そんなかぼちゃを使った材料3つで作れる簡単クッキーなら、おやつ作り初心者の方でも気軽に作れます。お子さんと一緒に、手作りに挑戦してみてはいかがですか?

この動画のレシピでは、薄力粉を使用していますが、全粒粉、米粉、スペルト小麦粉に置き換えて作ることもできます。また、片栗粉で作ると、型抜きはできませんが、よりサクサクに固めのクラッカーのような仕上がりになります。

●かぼちゃのクッキー<材料>

・かぼちゃ:20g
・薄力粉:50g
・オリーブオイル:大さじ1

●かぼちゃのクッキー<作り方>

0. カットしたかぼちゃを下ゆでします。
1. 下ゆでしている間に、オーブンは170度に予熱しておきます。薄力粉は分量を量り、ボウルへ入れておきます。
2. 茹で上がったカボチャの分量を計りボウルに入れ、オリーブオイルを加えます。
3. かぼちゃをつぶしながらオリーブオイルとよく混ぜ合わせます。
4. かぼちゃとオリーブオイルがペースト状になったら、用意しておいた薄力粉が入っているボウルに入れます。
5. 材料をよく混ぜ合わせます。
6. 粉っぽさがなくなってきたら、手でよく混ぜ生地をなじませます。
7. 全体がしっとりとしたら、ラップに包み冷蔵庫で10分ほど寝かします。
8. 10分経ったら冷蔵庫から出し麺棒で薄く伸ばします。厚みの目安は5mm程度。厚すぎると中まで火が通らないので注意してください。
9. 伸ばした生地を好みのクッキー型で抜きましょう。
10. 170度のオーブンで約10分焼きます。

<ワンポイントアドバイス>

βカロチン・食物繊維が豊富なかぼちゃですが、カリウムが多いため腎臓の数値に不安がある犬やカリウムが多く含まれている食事内容の場合は、食べさせすぎに注意が必要です。また、かぼちゃと相性の良いシナモンを生地に混ぜてあげると、風味も良くなる上カラダを温める効果も期待できます。かぼちゃをサツマイモにすればサツマイモクッキーが作れます。

愛情たっぷりで安心な手作りおやつ|でもあげすぎには要注意!

犬 手作りおやつ

市販のおやつには好き嫌いがあるコでも、手作りおやつには大喜びしませんか?大好きなママが作ってくれたおやつなら、多少形が悪くても少しぐらい焦げていても犬は大喜びしてくれるはずです。今回は比較的カロリーの低いおやつを中心にご紹介していますが、どんなに喜んでいても食べさせすぎには注意が必要です。また、アレンジ自由度の高いレシピをご紹介していますので、愛犬の好みや健康状態に合わせてレシピを変更してみてください。この記事を参考にして、ぜひ愛情たっぷりでヘルシーな手作りおやつを作ってあげてくださいね。

◎ライタープロフィール
西村 百合子

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。
現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。

  • 更新日:

    2020.02.26

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