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犬種図鑑

2020.02.08

ティーカッププードルの性格は?上手なしつけ・遊び方・歴史や特徴まで

コンパクトな身体につぶらな瞳、くるくるとした巻き毛が魅力的なティーカッププードル。ぬいぐるみのような姿であるため、大人しく静かなイメージがあるかもしれませんが、実際どのような性格をしているのでしょうか。ここでは、ティーカッププードルの特徴やしつけ、遊び方について解説します。

#ティーカッププードル

Author :江野 友紀/認定動物看護士

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ティーカッププードルの性格|まずは歴史と特徴

ティーカッププードル 性格

ティーカッププードルの歴史は浅く、世の中に知られたのはつい最近のことです。どのような特徴をもつ犬種なのかをご紹介します。

ティーカッププードルの歴史

もともと世界的に高い人気を誇るプードルですが、より小さく、愛らしいプードルが世間から求められるようになりました。そこで誕生したのが、ティーカッププードルです。ティーカッププードルは十数年ほど前からアメリカで作出されており、現在は日本にも多くの愛好家がいます。

ティーカッププードルは犬種として公認されていない

FCI(国際畜犬連盟)では、プードルは「スタンダードプードル」「ミディアムプードル」「ミニチュアプードル」「トイプードル」の4つのサイズに分類されており、「ティーカッププードル」という犬種は公認されていません。分類としては、トイプードルに入ります。

ティーカッププードルが得意なこと

プードルはもともと鴨を回収する水猟犬として活躍していた犬で、コンパクトな身体をもつティーカッププードルも泳ぎが得意な子が多いようです。ただし、泳ぎの得意・不得意には個体差があるので、いきなり深いプールで泳がせるようなことはせず、まずは水深の浅いところで遊ばせ、様子を観察しましょう。

ティーカッププードルが苦手なこと

身体の小さなティーカッププードルは、寒さがとても苦手です。エアコンやヒーターを使い、寒さ対策を万全にしましょう。

被毛はシングルコート

犬の被毛には「ダブルコート」と「シングルコート」があります。ダブルコートをもつ犬は、オーバーコート(上毛)の下に保温性のあるアンダーコート(下毛)が密に生えており、シングルコートの犬には下毛が生えていません。ティーカッププードルの被毛はシングルコートで、一見ふわふわな被毛が温かそうに見えるかもしれませんが、あまり保温性が無く外気の影響を受けやすくなっています。

室温管理は万全に

暖かい空気は上に溜まりやすく、冷たい空気は下に溜まりやすい性質があります。エアコンを使用し飼い主さんは快適と感じていても、床の近くで生活しているティーカッププードルは寒さを感じているかもしれません。室温計を頼るだけでなく、犬が寒がっていないかよく観察しましょう。

ティーカッププードルの性格を踏まえた上手なしつけ

ティーカッププードル 性格

ティーカッププードルは非常に賢い犬です。小さくてぬいぐるみのようだからとつい甘やかしがちですが、しつけを怠ると賢さゆえに反抗的な態度を取るようになったり、将来的には問題行動を起こしてしまう可能性もあります。

吠え癖をしつけるには

甘えん坊のティーカッププードルは、飼い主さんの気を引くために吠えることがあります。このとき飼い主さんが声をかけたり抱っこしてしまうと、犬は「自分に注目してもらえた」「飼い主さんは自分の思い通りになる」と学習してしまいます。
吠え癖をしつける上で大切なことは「無視する」ということです。犬が吠えても話しかけたり、目を合わせたり、触ってはいけません。無反応を貫き、犬の思い通りにはならないと教えましょう。

ティーカッププードルの性格を踏まえた遊び方

ティーカッププードル 性格

猟犬として活躍していたプードルは運動神経抜群で、その血を引くティーカッププードルも身体を動かすことが大好きです。超小型犬なので激しい運動には向きませんが、賢いので知的な遊びを得意とします。犬が興味のあるものを隠して探させたり、飼い主さんの指示で特定の物を持ってこさせるなど、頭を使う遊びを取り入れましょう。

ドッグランでは目を離さないで

ノーリードで遊ばせたり、他の犬とも交流できるドッグランは、ティーカッププードルにとっても楽しい場所です。ただ、周りにいる子はティーカッププードルよりも身体の大きな子ばかりでしょう。体格差のある子と遊ぶことは事故にも繋がりかねないので、飼い主さんは必ず目を離さないようにしましょう。

ティーカッププードルは賢く、性格は甘えん坊

ティーカッププードル 性格

ティーカッププードルは歴史が浅く、飼育頭数が少ないため希少価値の高い犬です。可愛さゆえに甘やかしがちになるかもしれませんが、子犬の頃からきちんとしつけ、将来飼い主さんが困ることのないようにしましょう。

◎ライタープロフィール
江野友紀 認定動物看護士

江野友紀/認定動物看護士

地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。
ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。
普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。
ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。

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