
ジャーマンシェパードは自信に満ち溢れてり、落ち着きがあります。また、知能が非常に高く、飼い主のためにはどのようなことでも成し遂げる忠誠心を兼ね備えています。さらに、ジャーマンシェパードは非常に勇敢で、警戒心が強い傾向があります。
ジャーマンシェパードは牧羊犬として作り出された犬種です。しかし、ジャーマンシェパードが作り出されてから間も無く第一次世界大戦が始まり、軍用犬して活躍することが増えました。ジャーマンシェパードの勇敢さと忠実さは戦場で高く評価され、作業犬としての人気は高まる一方でした。その人気は現在でも続き、アメリカではラブラドールに相次ぎトップ人気犬種だとアメリカンケンネルクラブは発表しています。
ジャーマンシェパードは知能や忠誠心が高いため、様々な訓練を得意としています。ジャーマンシェパードは警察犬から盲導犬まで幅広い分野で活躍しており、作業犬として最も人気が高い犬種の一つです。また、ジャーマンシェパードは性格がよく、落ち着きがあるため、コンパニオンドッグや家庭犬としてもたくさんの人に愛されています。
ジャーマンシェパードは警戒心が強く、見知らぬ人には安易に心を許しません。これは番犬としては最高の特質ですが、家庭犬としては好ましくないと感じる人もいます。また、他の犬が苦手な子が多いので、見知らぬ犬がたくさん集まるドッグランなどが苦手な場合があります。
ジャーマンシェパードは素直で知能が高いため、どんなしつけや訓練もすぐに覚えることができます。ジャーマンシェパードのしつけをする場合は明瞭なコミュニケーションを心がけ、指示やルールに一貫性を持たせることが大切です。また、おもちゃやおやつを用いてジャーマンシェパードが楽しめるしつけをすると、どんどんと力を発揮しますよ。
ジャーマンシェパードとしっかり遊ぶことは非常に大切です。遊び時間は楽しいだけではなく、飼い主とジャーマンシェパードの信頼関係を深めるのに欠かせません。
ジャーマンシェパードは活発で考えるのが大好きな犬種なので、ボール遊びなどをするととても喜びます。また、引っ張りっこなどもとても楽しい遊びです。家の中で遊ぶ場合はおやつ探しゲームやトリックトレーニングがおすすめです。しかし、どんな遊び方をするにしても飼い主がしっかりとルールを作り、ジャーマンシェパードに教えるようにしてくださいね。
ジャーマンシェパードとスポーツに取り組むのにはたくさんのメリットがあります。楽しくて運動になるだけではなく、コミュニケーション能力を高めるのにも効果的な方法です。また、ジャーマンシェパードの訓練性の高さを改めて実感することができますよ。ここでは、ジャーマンシェパードの性格に合ったおすすめのスポーツを紹介していきます。
IGPは本来はジャーマンシェパードの気質テストとして活用されていました。IGPは防衛、服従、追跡の3つのセクションに分かれており、それぞれのセクションの合計点を競うドッグスポーツです。それぞれのセクションは従順さ、勇敢さ、忍耐などと様々な気質を試すため、非常に難易度の高いのが特徴です。
アジリティは犬が飼い主の指示に従いながら障害物コースを走っていくドッグスポーツです。アジリティは正確さとスピードを競うドッグスポーツで、初心者でも楽しく取り組むことができますよ。また、犬だけではなく、飼い主も一緒に運動を楽しむことができるのが魅力です。
ジャーマンシェパードの性格を知ることは環境づくりに欠かせません。ジャーマンシェパードの性格に合った環境づくりをすることで、性格の魅力を最大限に引き出すことができます。
ジャーマンシェパードは飼い主や家族と過ごすのが大好きな犬種です。そのため、飼い主と一緒に過ごせる環境を整え、ジャーマンシェパードとしっかりコミュニケーションが取れるようにするのは非常に大切です。また、キャンプやハイキングなど、家族で出かける際には、ジャーマンシェパードを一緒に連れていくととても喜びますよ。
ここでは、ジャーマンシェパードの性格について詳しく解説していきました。ジャーマンシェパードはとても素直で自信に満ち溢れた性格をしています。しかし、性格の魅力を最大限に発揮するには、飼い主が一生懸命に努力をしなければいけません。しつけやコミュニケーションに取り組み、ジャーマンシェパードの性格に合った環境づくりに取り組んでくださいね。
ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー
大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。
愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。
写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。