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犬種図鑑

2020.02.09

犬の品種には数100種類もある!品種が増えた理由とその分類方法とは

小さなチワワから大きなグレートデーンまで、犬の品種は本当に多様ですよね。最近の犬のほとんどはコンパニオンドッグですが、どの犬種も目的があって品種改良されました。ここでは、なぜこれほどたくさんの犬種があるのか、また品種改良について解説していきます。さらに、ジャパンケンネルクラブの品種の分け方を紹介していきます。

Author :ルエス 杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

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犬の品種にたくさんの種類があるのはなぜ?

犬 品種

世界にはケンネルクラブに公認されていな犬種を含めて700~800の品種がいると考えられています。

これだけ多くの犬の品種があるのは、様々な地域で目的や用途に合わせて犬の品種改良が行われたからです。どんな犬種も、全ての作業を完璧に行うことはできません。

そのため、人々は特定の作業に優れている犬を選出し、繁殖を繰り返したのです。その結果、牧羊犬や愛玩犬など、様々な品種が生まれたのです。

犬の品種の分け方は?

犬 品種

犬の品種は犬の用途や目的でグループに分けられることがよくあります。ジャパンケンネルクラブは犬の品種を10のグループに分けており、ここでは、それぞれのグループを紹介していきます。

牧羊犬・牧畜犬

牧羊犬は羊や牛など家畜の群れを誘導する品種グループです。牧畜犬は家畜を狼などの危険から守るのが役割で、体が大きな品種が多いです。

使役犬

使役犬は様々な作業をこなすための品種グループです。使役犬の多くは番犬や護衛犬として活躍していましたが、現在ではコンパニオンドッグとして人気の品種が多いです。

テリア

テリアはキツネやネズミなどの小型の害獣を狩るための品種グループです。テリア種の多くは小型で、穴に入り込んで狩りを行っていました。テリア種は現在ではスポーツドッグとして人気です。

ダックスフント

ダックスフントは穴の中に住むアナグマやウサギの猟犬として活躍していました。ダックスフントは穴に入り込んで狩をするため、脚が他の犬種よりも短いのが特徴です。

原始的な犬・スピッツ

原始的な犬は紀元前や古代からいる歴史の古い品種です。また、スピッツは「尖ったもの」という意味で、柴犬やシベリアンハスキーが含まれています。

嗅覚ハウンド

嗅覚ハウンドは鋭い嗅覚で獲物を追う猟犬の品種グループです。嗅覚ハウンドは大きな耳と吠え声が特徴です。嗅覚ハウンドは麻薬探知犬や追跡犬として活躍している品種がたくさん含まれています。

ポインター・セター

ポインター・セターは鳥を探し出し、飼い主に鳥の居場所を教える鳥猟犬の品種グループです。ポインター・セターは現在でも鳥猟犬として活躍する品種が多いのが特徴です。

ポインター・セター以外の鳥猟犬

ポインター・セター以外の鳥猟犬にはレトリバーやスパニエルが含まれます。レトリバーやスパニエルはコンパニオンドッグとして人気が高く、日本でも見かけることがよくあります。

愛玩犬

愛玩犬はコンパニオンドッグを目的として作り出された品種グループです。そのため、飼い主と過ごすのが大好きな穏やかな品種が多いのが特徴です。愛玩犬は小型犬が多いため、日本で最も人気の高い品種グループです。

視覚ハウンド

視覚ハウンドは優れた視覚とスピードで獲物を追いかける品種グループです。視覚ハウンドの多くは脚が長く、走るのが非常に得意です。しかし、スピードが非常に速い反面、持久力はあまりありません。

犬の品種改良は間違いだった?

犬 品種

犬の品種改良が行われた結果、現在ではたくさんの犬の品種があります。

しかし、人間による品種改良は完全なわけではありません。現在では多くの犬種が遺伝疾患に苦しんでいます。

また、自然界では絶対に生き残れない形の品種がいることが問題視されています。

最近では人間の品種改良によって引き起こされた問題を改善しようと努力しているブリーダーが増えつつあり、犬の品種の健康の改善が懸念されています。

犬の品種についてさらに深く知ろう

犬 品種

ここでは、犬の品種について詳しく解説していきました。犬は長年の品種改良を経て作り出されてきました。

品種改良のおかげで、これだけ多様な犬種がいるわけですが、もちろんデメリットもあります。そのため、犬の品種についての知識を深めることは非常に大切です。自分が好きな犬種だけはなく、その他の様々な犬種についてさらに知識を深めてくださいね。

◎ライタープロフィール
ルエス杏鈴 犬訓練士

ルエス杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。
愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。
写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。

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