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犬種図鑑

2020.02.07

日本で人気の犬の種類|小型・中型・大型犬ごとに人気ランキングを紹介

世界には非公認の犬種を含めて700~800の種類の犬がいると言われています。そのうち、ジャパンケンネルクラブに登録されている犬種は、約200種類になります。
今回はそんな数多く存在する犬の種類の中で人気の高い犬種をジャパンケンネルクラブが発表している犬種別犬籍登録頭数を元に小型・中型・大型犬のサイズ毎に紹介していきます。

Author :関 ゆりな/ドッグライター

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小型犬で人気の種類TOP3

犬 種類

全犬種のなかでも人気が高いのが小さくて飼育しやすい小型犬です。そのため、2008年から2018年までの犬種別犬籍登録頭数は上位3位まで全く変わっていません。ここでは、全犬種の人気TOP3でもある小型犬を3種類紹介します。

3位 ダックスフンド(25,705匹)

3位は登録頭数25,705匹でドイツ原産のダックスフンドです。この数字にはカニンヘン・スタンダード・ミニチュアを含んでおり、ミニチュアダックスフンドの登録数が19,546匹と最も多くなります。ダックスフンドの人気は、とても根強く1999年から2007年まではこの犬種が登録頭数1位を独走していました。
先述した3サイズに加えて、毛質がスムース・ロング・ワイヤーヘアの3タイプがあり、カラーバリエーションも豊富なのがダックスフンドの最大の特徴です。巣穴にいるアナグマ狩りのために作出されたため、胴長短足のユニークな体型をしています。性格も猟犬らしさを残しており、好奇心旺盛で活発、そして小さくてもとても勇敢です。

2位 チワワ(49,689匹)

2位は、登録頭数49,689匹でメキシコ原産のチワワです。2000年代初頭にCMに登場したことで人気に火が付き、常に人気犬種の上位にいる犬種です。
うるうるとした大きな瞳に世界最小とも言われる小さな体の可愛らしい容姿に加えて、明るく陽気で甘えん坊な性格も魅力的です。しかし、神経質で警戒心が強く怖がりな傾向にあるため、初対面の人や動物、物音などで吠えてしまうこともあります。

1位 プードル(74,215匹)

1位は74,215匹とぶっちぎりの登録頭数であるプードルです。この数字には、スタンダード・ミニチュア・ミディアム・トイの4サイズが合算されていますが、最も人気の高いトイ・プードルのみで見ても73,046匹とやはりトップの登録頭数を誇っています。
トイ・プードルは、フランス原産で警察犬として活躍しているほど賢く、飲み込みが早いためしつけが入りやすい犬種です。加えて、フレンドリーで明るい性格、抜け毛も少ないため初心者でも飼育がしやすいと言われています。

中型犬で人気の種類TOP3

犬 種類

次に紹介するのは、人気の中型犬3種類です。ここでの中型犬の定義としては、成犬時の標準体重が8.0kg~20.0kg未満の犬種を中型犬に分類しています。

3位 ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(4,699匹)

全体で12位の登録頭数であるウェルシュ・コーギー・ペンブロークが中型犬の人気犬種3位です。イギリス原産で短足胴長のキュートな外見でテレビ番組やCMへたびたび登場し、日本においてのその知名度は高めです。
牧畜犬として活躍していたことから、とても活発で飼い主の指示をよく聞きます。運動が大好きなため、愛犬と一緒にアジリティやフライングディスクなどを楽しみたい方にはいい相棒になってくるでしょう。

2位 フレンチ・ブルドッグ(9,905匹)

中型犬人気犬種2位のフレンチ・ブルドッグは、全体では8位の登録頭数です。名前の通り、フランス原産の犬で小型犬に分類されることもあります。
穏やかで愛情深い性格ですが、ブルドッグやマスティフなどの闘犬の血を引いているため、しつけを怠ると攻撃的な一面を見せることもあります。甘やかさずに小さなうちからしっかりとした訓練が必要です。また、鼻の短い短頭種なため、暑さに非常に弱く徹底した室温管理が必要になります。

1位 柴犬(10,553匹)

全体では5位に入っている柴犬が中型犬で一番人気の種類となりました。天然記念物に指定されている柴犬は日本犬種のなかで最も歴史が古く、体も小さい犬種です。
優秀な猟犬として長い間活躍してきたため、強い服従心を持ち心を許した飼い主には従順です。独立心が強くマイペースで、ベタベタと甘えることが少ないため、猫のような犬と言われることもあります。

大型犬で人気の種類TOP3

犬 種類

最後に紹介するのが大型犬の人気犬種3種類です。ここでの大型犬の定義は、成犬時の標準体重が20.0kg以上としています。

3位 バーニーズ・マウンテン・ドッグ(4,146匹)

全体で27位のバーニーズ・マウンテン・ドッグが3位の人気犬種です。スイス原産で、大きく力の強い犬のためファームドッグや、牛追い犬、警備犬として活躍していました。
自動車の普及により19世紀に絶滅寸前まで追い込まれましたがスイスの繁殖家の努力によって、現在は世界中で愛されています。40kg前後の大きな体を持ちますが、温和で優しい性格をしています。愛情深く小さな子供のいる家庭でも飼育可能ですが、力がとても強いためしっかりとした訓練が必須です。

2位 ラブラドール・レトリバー(4,146匹)

全体では15位のラブラドール・レトリバーが大型犬では2位になりました。イギリス原産のラブラドールは、とても賢く飲み込みが早いため盲導犬や警察犬、麻薬探知犬として日本でも多くの犬が活躍しています。
愛情深く、社交的で他の動物や他人にも友好的です。好奇心旺盛でいたずら好きな一面があり、問題行動を起こさせないためにも毎日しっかりと運動量を満たしてあげる必要があります。

1位 ゴールデン・レトリバー(4,420匹)

全体では13位のゴールデン・レトリバーがラブラドール・レトリバーと僅差で1位になりました。イギリス原産のゴールデンは、多くのテレビ番組やCM、映画に出演しているためラブラドールとともに大型犬のなかでも知名度が高い犬種です。
温厚でフレンドリー、愛情深い性格で、しつけもしやすく家庭犬に向いています。水鳥猟の猟犬として活躍していたこともあり、スタミナがあって毎日必要になる運動量は多いです。加えて、長毛で抜け毛が多いため、定期的なブラッシングと掃除が必要になります。

子犬を迎えるときの参考に

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やはり全体を通してみると、小型犬の人気が高いことが分かります。体が小さいため集合住宅でも飼いやすく文字通り扱いやすいことや、愛玩犬として作出された犬種も多いため初心者の方でも飼いやすいのが、高い人気の理由の一つのようですね。

どの犬種を迎えるのであろうと、基本的なお世話に加えて、運動としっかりとしたしつけが必要になり、ストレスを溜めない環境をつくって上げる必要があります。飼いやすいと言われる犬でも生き物が相手なので、思い通りにいかないことも多くある犬との生活を、最後まで責任を持って幸せにしてあげるかどうかよく考えてから迎えるようにしましょう。

◎ライタープロフィール
関 ゆりな ドッグライター

関 ゆりな/ドッグライター

ビションフリーゼのココメロ(1歳)とのんびり暮らすフリーランスライター。ココメロの健康のため栄養満点の手作り食を作るべく、栄養学について勉強中。
長年犬を飼ってきた経験を元に、愛犬との生活がより充実できるような、愛犬家の皆様のためになる情報発信を目指します。

  • 更新日:

    2020.02.07

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