「飛行犬」という言葉を聞いたことはありますか?犬なのに、飛行。初めて聞いた方は、あまりピンとこない方もいらっしゃるではないでしょうか。また、聞いたことのある方の中でも、飛行犬がいつどこではじまり、どこで撮影されているのかなどについて、疑問を持っていらっしゃるかと思います。
ここでは、飛行犬の基本情報から撮影会の情報までをご紹介します。
犬が全力で走ったときに四本の足すべてが地面から離れて宙に浮いた状態になり、あたかも空を飛んでいるように見える瞬間を捉えた「飛行犬」の写真が、様々な場面で話題になっています。また、初めて耳にした人は、飛行犬と聞いてさまざまな想像を膨らませるかと思います。 まずは、「飛行犬」がいつ、どこで始まったモノなのか、その概要をご紹介しましょう。
「飛行犬」の撮影は、飛行犬発祥の地「南あわじドッグラン・飛行犬撮影所」にて、元祖飛行犬写真家 的場信幸氏によって2005年に始まり、現在は全国各地で飛行犬公式認定カメラマンによる撮影会が開催されています。
「飛行犬」は、現在では多くの愛犬家の間で親しまれるまでになった造語ですが、有限会社淡路デジタルの登録商標となっています。その可愛らしく躍動感に溢れる瞬間を写真に残せることで、飛行犬撮影会の人気は高まり、これまでに飛行犬撮影会に参加した犬は45,000頭を超えるとのことです。
「飛行犬」となって写真におさまる犬たちの様子はとても楽しそうで、見ているだけでこちらが幸せになってきます。
ここからは、全国の飛行犬公式認定カメラマンによって撮影された飛行犬の写真をご紹介いたします。各写真は、南あわじドッグラン・飛行犬撮影所の飛行犬公式認定カメラマンによって撮影された写真たちです。
小さな身体でパワフルに飛ぶこちらのワンちゃん。少し笑っているようにも見える表情から、その視線の先には大好きな飼い主さんがいるのでしょうか。影が入っているので、高く飛んでいることが良くわかる一枚です。
まっすぐにピンと伸びた後ろ足に、滑らかな毛並みは風になびき、疾走感に溢れる瞬間です。写真を撮られていることを知ってか知らずか、チラっとカメラに注がれた視線がなんとも可愛らしいですね。
ピンクのフェミニンなお洋服を着たこちらのワンちゃんは、よく見ると背中に羽が生えています。その全力疾走の様子は、まるで弾丸のよう。
南あわじドッグラン・飛行犬撮影所では、公式サイトのお問合せフォームや電話から、随時撮影の予約を受け付けています。また、西日本以外にも、東日本にも飛行犬撮影所 東日本本部があり、いずれの場所でも定期的に飛行犬撮影会が実施されているので、「わが子が飛ぶように走る様子を写真におさめたい!」とお考えの飼い主さんは、是非とも参加を検討されてみてはいかがでしょうか?
・開催時期:2020年3月20日(金・祝)~21日(土)
・開催時間:10:00~16:00
※雨天・荒天の場合中止(小雨決行)
・料金:1頭あたり6000円(税込)飛行犬撮影全データ(70~100枚)
詳細は、こちら。
・開催時期:2020年4月4日(土)~5日(日)
・開催時間:午前の部 9:30~12:00、午後の部 13:00~15:30
※雨天中止(小雨決行)
・場所:あさぎりフードパーク北側広場(富士山スカイグラウンド)
・所在地:静岡県富士宮市根原449-11
・料金:1頭当たり8,000円(税込)飛行犬撮影データ(50~100枚程度)
詳細は、こちら。
※本記事に掲載の写真は全て、飛行犬撮影所より提供いただいたものです。