magazine

犬にまつわる雑学

2020.01.26

犬のお葬式で後悔しないために。知っておきたい3つのポイントとは?

近年、犬に対する環境や人々の意識は大きく変わりつつあります。犬はただ単にペットというだけではなく、共に暮らす家族の一員として認識されるようになりました。共に暮らしてきた愛犬の死に対しても、家族の一員として送ってやりたいと思う気持ちから、犬のお葬式をする飼い主さんが増えています。お葬式は愛犬との最初で最後のセレモニーです。犬のお葬式で後悔しないために、知っておきたいポイントについてお話しします。

Author :docdog編集部

この記事をシェアする

犬のお葬式にはいろいろなタイプがある

犬のお葬式にも公的機関のものから、ペットの葬儀専門業者や動物霊園が運営しているものなどさまざまなタイプがあり、それぞれに葬儀内容や条件が違ってきます。

公的機関における犬の焼却

各市町村によって変わってきますが、ほとんどの自治体が犬、猫、その他の小動物の死体の一括処理・焼却が目的であって、個別に対応してくれるわけではありません。
焼却された遺骨は一般廃棄物として処理されるので、返骨されることはありません。その意味では犬のお葬式とは程遠いものといえるでしょう。

ペットの葬儀専門業者による犬のお葬式

ペットの葬儀を専門に請け負っている業者で、自宅への送迎から火葬、返骨または納骨までを執り行います。火葬に立ち合うことも可能で、個別葬儀か他のペットと一緒に行う合同葬儀かを選ぶことができます。殆どの業者が納骨のために寺院と提携しています。

ペットの移動葬儀車による犬のお葬式

最近では火葬炉を設備した車で自宅まで行き、自宅で簡単な葬儀を執り行い、その場で火葬から返骨まで終えることができる、移動葬儀業者も増えています。
自宅に駐車スペースがない場合など、近隣の公園などで焼却することもあり、遺骨を確認できないことからトラブルになることもあるようです。焼却後は必ず自分の目で確かめて、飼い主に骨上げさせてくれる業者を選びましょう。

動物霊園での犬のお葬式

納骨堂やペットのお墓などを管理運営している動物霊園が行っているお葬式です。 ペットの葬儀専門会社と同様に自宅までの送迎から葬儀、火葬、納骨までを執り行います。 個別葬儀や合同葬儀、個別納骨か合同納骨かを選ぶことができます。

動物霊園なのでいつでも愛犬の納骨堂やお墓にお参りすることができます。

犬のお葬式にはどれくらいの費用がかかるの?

飼い主なら亡き愛犬をこころ込めて虹の橋に送ってやりたいと思うものです。そのためにも、犬のお葬式にはどのくらいの費用がかかるのかを知っておきましょう。

公的機関の焼却費用

一番安価なのが自治体などの公的機関での焼却です。犬の大きさによっても違ってきますが、平均的な費用は1,000~5,000円程度です。これはあくまでも動物の焼却廃棄のための費用であって、葬儀費用とは意味合いが違ってきます。

犬の葬儀費用 ペットの葬儀業者の場合

ペットの葬儀業者の葬儀代金は平均的に小型犬で2~3万円、中型犬で3~4万円、大型犬で5~6万円程度ですが、棺代や生花装飾代、読経代などが別途かかります。殆どの業者が犬の葬儀にかかるすべての費用を含めたセット料金になっています。
この他にも、提携した寺院で納骨をする場合には別途納骨料が必要になります。

犬の葬儀費用 動物霊園の場合

動物霊園での葬儀費用もペットの葬儀業者とあまり変わりはありませんが、個別納骨や合同納骨、個別墓石か合同墓石かなど、供養方法によって料金がかなり違ってきます。また遺骨を持ち帰るときにも骨壺代(20,000円程度)などの連れ帰り料金がかかります。

犬の葬儀料金は業者によってまちまちです。犬の葬儀業者を選ぶときは必ずいくつかの業者の見積もりを取るようにしましょう。また葬儀後に追加料金などがないかをしっかり確認しておくことが大切です。

犬のお葬式をするまでの準備は?

愛犬のお葬式をすると決まったら、準備しておくことがいくつかあります。突然の悲しみで気持ちがついていかないこともあるとは思いますが、しっかりと事前準備をして送り出してあげましょう。

犬のお葬式の準備 お迎えがくるまでにしておくこと

1.犬が亡くなると死後硬直が進み始めます。身体がまだ柔らかいうちにお気に入りのベッドの上に1.楽な姿勢になるように寝かせてやりましょう。

2.口のまわりが吐しゃ物や吐血などで汚れていたらきれいに拭き取ってやります。

3.お迎えがくるまでに日数や時間がかかる場合や、夏場など気温が高い時には、頭やお腹をドライアイスで冷やして遺体が傷むを防ぎます。

犬のお葬式の準備 葬儀場に持っていくもの

1.棺に入れてやるためのお気に入りのおやつやおもちゃ。おもちゃはぬいぐるみなどの布製のものを選びましょう。プラスチックや金属のものは入れることができません。

2.棺の中を飾ってやるためのお花。濃い色の花は骨に色がついてしまうため、できるだけ淡い色の花を選んであげましょう。(葬儀場で用意されていることもあります)

3.愛犬の冥福を祈るための数珠。

犬のお葬式で一番大切なことは

犬は人間社会で一人で生きることを許されていません。また、犬はどんなに頑張っても人間より長くは生きられません。犬の最期を看取り見送るのは飼い主の役目であり責務でしょう。
愛犬の死はそれがたとえ覚悟をしていたものであったとしても辛く悲しいものですが、犬のお葬式は、共に暮らした家族として飼い主と愛犬の最後の思い出作りです。
犬のお葬式で一番大切なことは、愛犬をありがとうの感謝をこめて送り出せる、こころの準備をすることなのではないでしょうか。

  • 更新日:

    2020.01.26

この記事をシェアする