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住まい / 生活

2020.01.08

一人暮らしでは犬を飼えない?猫との違いや時間の作り方を理解しよう

一人暮らしをしていてうちへ帰ったとき、大好きな家族や愛犬が自分を待っていてくれたら、と考えたことがある方は少なくないのではないでしょうか?

実際、ひとり暮らしをしていても、うちに犬を迎えたいと考える人は決して少なくはありません。一方で、一人暮らしだと世話を手伝ってくれる人がいないので本当に一緒にくらしていけるのか、仕事で家を空けている時に犬が寂しくなるのではないか、などと心配でなかなか踏み込めない方も多いはず。

今回は、一人暮らしであっても犬の特質をきちんと理解して、自分の時間をしっかり管理することで犬と一緒に暮らす工夫や、猫と犬と同居する場合の違い、犬OKのオフィスについても触れていきます。

Author :ルエス杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

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犬と猫の違いは?自分の生活スタイルに合うかが重要

犬 一人暮らし

家にペットを迎えることを考えるとき、犬と猫のどちらを選ぶかで迷う人がたくさんいます。犬と猫のどちらを選ぶか考えるとき、どちらが好きかももちろん大切です。しかし、最も大切なのは自分のライフスタイルに合っているかどうかを、よく検討することです。
自分のライフスタイルに合った子を迎え入れることで、ペット飼育に伴うストレスを軽減することができます。例えば、極端に運動が嫌いな人が犬と暮らせば、散歩の時間は苦になります。しかし、運動が好きな人が犬を飼えば、自分の生活に犬の散歩を取り入れたり、一緒にアウトドアなどを楽しんだりすることができます。

過ごす時間の違い

世話にかかる時間は、犬と猫の大きな違いでしょう。猫と比較して犬は、散歩やしつけにより多くの時間が必要になると言えます。多くの運動量を必要とする犬種の場合、一日数時間の運動を必要とし、外で過ごす時間が長い分社会化のための訓練やしつけにも時間が多くかかると言えます。生まれてすぐ室内暮らしをしている猫の場合は、その子の性格にも寄りますが、基本的には散歩を必要とせず、犬ほどのしつけや訓練も必要ではないとされています。

必要な生活スペースの違い

犬か猫かに関わらず、ひとり暮らし用のアパートでも一緒に生活をすること自体は可能です。犬種や体の大きさに関わらず、適切な運動をさせることができるのであれば、生活スペースの大きさはさほど関係ないでしょう。どんな犬種の子であっても、適切な運動をさせられる場所・時間があるかどうかを検討することが最も大切です。また、賃貸物件の場合は、そもそも犬や猫との同居が認められているかを確認する必要があります。

留守番に関する違い

犬は、もともと群れて暮らす動物です。そのため、1匹で過ごす時間があまりにも長いとストレスになってしまうかもしれません。猫であっても、もちろん長いあいだ1匹にしておくのは好ましくありませんが、犬ほど社会性が高くないとされていることから、仲間や群れだと認識している相手が居なくても犬ほど寂しがることはありません。

一人暮らしで犬を迎えるなら、時間の使い方に工夫が必要

犬 一人暮らし

一人暮らしであっても、自分の時間管理次第では愛犬を迎え入れることは不可能ではありません。仕事や学校へ行く前に時間を確保し、適度な散歩やごはんやりなどといった時間を取ることで、飼い主が家にいない間は疲れて休む習慣を付けることができます。また、犬に運動をさせて適度に体力を使う習慣付けをしておくことで、ストレス解消にも繋がり問題行動が発生するのを防ぐことができます。

さらに、家に帰ってからもしっかりとスキンシップや遊びの時間を持つことができれば、留守中のストレスも解消し、犬にとっても満足のいく生活を送ることができるでしょう。

子犬期を乗り越えられるかが最初の関門

成犬になれば、ある程度はトイレを我慢することもでき、しつけにもさほど時間を必要としません。しかし子犬の頃は、トイレを我慢できる時間も限られ、しつけにもかける時間もたくさん必要です。人が見ていないあいだのトイレトレーニングは不可能ですし、誰もいない場所で長時間過ごすことは子犬にストレスがかかる可能性も高いです。

そのため、子犬を迎えてからの数週間~数ヶ月間は、子犬のためにしっかりと時間を確保することが大切です。この時期だけは他の人にも協力を求め、できる限り家で過ごすようにするなどの工夫をしましょう。

一人暮らしなら、犬同伴OKのオフィスを探してみるのも

犬 一人暮らし

犬を家に置いて仕事に出かけるのに抵抗がある方は、犬同伴OKのオフィスを探してみるのも選択肢のひとつです。アメリカでは、GoogleやAmazonなどの大企業で、愛犬を職場に連れてくることを許可しており、大きなメリットがあるとしています。同国では、犬同伴OKのオフィスが続々と登場しており、さらに犬フレンドリーな社会へ進化しています。それと比較すると、日本ではまだまだ犬同伴可能なオフィスは少ないと言えるでしょう。

しかし日本でも、ペット用品の販売なども手掛けるマースジャパンでは、すでにペットと同伴出社を認めており、さらに社内では猫を飼っています。ペットフレンドリーオフィスを目指し、犬やペットを連れて出社できるオフィスづくりをしている企業はゼロではありません。犬と暮らす人も、犬にアレルギーがあったり苦手だったりする人も、ストレスなく一緒に過ごせるオフィス空間を作ることが、ペットフレンドリーな環境を普及させる一助になるかもしれません。

一人暮らしで犬を迎えるならのコツは時間管理

犬 一人暮らし

一人暮らしで、犬を迎え入れるのが難しいのは事実です。仕事をされている方なら、愛犬をひとりにさせる時間は必ずできますし、また本人もこれまで通り自分の好きな時に好きなことをすることはできません。しかし、自分が使う時間を管理し、愛犬の本当の幸せを考えた生活を送ることができるなら、一人暮らしでも犬と暮らすことは十分に可能です。愛犬との生活は最高に楽しく、幸せなものに間違いありません。離れている時間や接することができる時間を、しっかりと管理することができるなら最高のパートナーになってくれるでしょう。

◎ライタープロフィール
ルエス杏鈴 犬訓練士

ルエス杏鈴/犬訓練士、ドッグライター、ドッグフォトグラファー

大好きなジャーマンシェパードとドタバタな日々。いろいろなことに愛犬と挑戦するのが大好きで、ディスクドッグ、アジリティ、警察犬の訓練など様々なトレーニングに携わった経験がある。
愛犬を迎えたことを機に犬の美しさや犬との生活の魅力を伝えるべく、ドッグフォトグラファーとしての活動開始。また、ドッグトレーニングや犬との生活を活かし、2019年4月頃より愛犬家のために記事の執筆を開始。
写真や記事の執筆を通して犬が犬として幸せに過ごせる世界づくりに携わるのが目標。

  • 更新日:

    2020.01.08

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