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犬種図鑑

2020.01.21

日本スピッツは子犬の頃からもふもふ!子犬の成長スピードやエサの量をご紹介

スピッツといえば、真っ白でもふもふそしてキャンキャンうるさい、そんなイメージがありませんか。そんなイメージが独り歩きした結果、一時は敬遠され人気が衰退したという過去があります。その後、実はあまり吠えないスピッツが熱心なブリーダーによって育種され、人気が再沸騰しています。
今回は、そんな日本スピッツの子犬の魅力、体格や成長のスピード、散歩やシャンプーの開始時期、ごはんの量などについてご紹介します。

#Lifestyle

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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ふわふわな日本スピッツの子犬の魅力とは?

子犬の頃から、真っ白い「わたあめ」のようなふわふわな被毛が魅力の日本スピッツ。かつて日本国内でブームとなった日本スピッツは、ドイツのジャーマンシェパードをはじめ、サモエドやアメリカン・エスキモー・ドッグなどの血が流れていると言われています。

白い犬を好む日本人のために育種された日本スピッツは、純白の被毛カラーのみが許された真っ白でふわふわの小型犬です。サモエドによく似た笑顔が特徴で、子犬の可愛さはおもわず抱きしめたくなるほど。そんな外見の可愛さからつい甘やかしがちですが、育てていく上では注意したい点もあります。

活発で明るい日本スピッツの子犬

ひと昔前までは、よく吠えて噛む犬というイメージがあり、一時は絶滅の危機にまで瀕した日本スピッツですが、熱心な愛好家によってあまり吠えない温厚な犬種に生まれ変わったのです。飼い主に対しては従順で明るい性格ですが、好奇心が旺盛で神経質な面もあることから、子犬の頃からさまざまな環境を体験させて、社会化をしっかりと行っておく必要があります。

寂しがり屋で甘えん坊

忠実な性格を持つ日本スピッツは、飼い主と一緒にいることが大好きです。そのため、甘えん坊で、お留守番や放っておかれることが苦手。飼い主の気を引きたいばかりに、トイレをわざと失敗したり、おもちゃを壊すなどの問題行動を起こすことがあります。子犬の頃は、いたずらをすることも多いため、いたずらができないようにサークルを設置するなどの環境を整えることも大切です。

日本スピッツの子犬期の体格と成長スピードは?

ドイツ語で尖ったという意味を持つスピッツは、犬種名の通り、尖ったマズルと小さな三角形の立ち耳と真っ黒なアーモンドアイが特徴で、バランスのとれた体型をしています。

成犬になると体高は約30~38cm、標準体重はオスが9~11kg、オスよりやや小さめのメスは7~10kgで、大きめの小型犬または小さめの中型犬のサイズです。

日本スピッツの成長スピードは早く、生後3ヶ月を過ぎた頃から、急速に成長し10ヶ月頃には成犬の標準体重となります。

日本スピッツの子犬の散歩・シャンプーを始める時期は?

活発で好奇心旺盛な日本スピッツの子犬を迎えたら、散歩やシャンプーはいつからスタートすればいいのか気になるところです。活発な子犬は、怪我をしやすいため、散歩やシャンプーは適切な時期に始める必要があります。

日本スピッツの子犬の散歩デビューの時期は?

そり犬や番犬、警備犬として活躍するスピッツ種に分類される日本スピッツは、活発で遊ぶことが大好きな犬種です。そのため、運動不足は大きなストレスとなります。成犬では1日2回、30分程度の運動が必要ですが、足の骨が細いため子犬の頃は、慎重に遊ばせてあげましょう。

散歩デビューは、ワクチン接種が終わりワクチンが定着した生後4ヶ月齢の頃にスタートするのがおすすめです。遊び好きなため、子犬の頃から走り回りたがりますが、脱臼などのリスクがあるため、徐々に運動量を増やしていくことがポイントです。

特に、日本スピッツは好奇心旺盛で見知らぬ人に警戒心を見せる面があるため、まずは外の環境に慣れるようにさまざまなところへ連れて行き、社会性を養うことが大切です。

水嫌いの日本スピッツは、子犬期にシャンプーデビューを!

純白で長毛の被毛と、しっぽの飾り毛が特徴の日本スピッツ。比較的毛玉ができにくい日本スピッツの被毛ですが、純白の被毛は汚れてくると灰色がかってきます。子犬の頃から、こまめにsシャンプーやブラッシングをして、ホコリや抜け毛を取り除き美しい純白をキープしてあげたいもの。

北方の血を引く日本スピッツは、水に濡れることがあまり好きではないため、シャンプーは子犬の頃に水に慣れさせることから始めるのがおすすめです。時期としては、家に迎えて環境に慣れてきたなと思った頃が適切です。

まずは、足先に水をかけること始めて、徐々にカラダを濡らすようにしましょう。コツは、シャンプーの前には丁寧にブラッシングをして、抜け毛を取り除いておくことです。また、ドライヤーをかけるときには、被毛の変色を防ぐために低い温度で乾かすこともポイントです。

真っ白でふわふわな被毛ケアは子犬の頃から

真っ白な被毛が魅力の日本スピッツはダブルコートで豊富な毛量があることが特徴です。換毛期にはたくさんの抜け毛が出るため、毎日のブラッシングは欠かせません。

また、寒冷地出身である日本スピッツは毛量が多く、暑さや湿度に弱いことが特徴です。子犬の頃は、特に熱中症にかかりやすいため室内の温度管理はしっかりと行いましょう。

日本スピッツの子犬のごはんの量はどれぐらい?

小型犬の中では大きめの体格を持つ日本スピッツは、1歳までに急激に体が大きくなります。骨格や内臓機能などが発達する成長期には、十分な栄養が必要です。

神経質な面があるため、最初のうちはフードを残したり、食べたがらないこともあるかもしれませんが、その度にフードのブランドを変えたり人間の食べ物をあげるのではなく、フードをお湯やミルクでふやかしたり、トッピングを加えるなどの工夫をすることがおすすめです。

子犬期は免疫を高め、健康なカラダの基礎を作っていく時期です。そのためには、栄養価が高くバランスのとれた食事を与えましょう。

子犬期のエサの回数は1日3回が目安

子犬は、消化器などの機能が未発達のため、一度にたくさんのエサを与えてしまうと消化不良を起こす場合があります。1日に与える量を決め3~4回程度に分けてあげることで、消化吸収しやすくなります。

子犬は、消化不良による下痢や嘔吐をしやすいため、1回に与える量は慎重に様子を見ながら決めましょう。また、家に迎えたばかりの頃は環境の変化によるストレスから、食べなくなってしまったり、下痢することもあるため注意が必要です。

生後6ヶ月までは、1日に3~4回に分けて与え、通常は6ヶ月を迎えたら1日2回に切り替えます。ただし、個体差があるため、消化吸収の状態によって判断することが望ましいです。1日の回数にこだわらず、うんちの状態を見ながらエサの回数を決めることが、健康なカラダ作りへのポイントです。

子犬期の栄養不足は、将来の健康に大きく関わるため、しっかりと栄養を消化吸収できるように様子を見ながらエサの量や回数を決めてください。

フードによって量は異なる

新しい環境に慣れるまでは、ブリーダーの元で食べていたフードを混ぜながら、新しいフードへと切り替えていきます。ごはんの量は、与えるフードによって異なるため、フードのパッケージに記載されている量を目安としましょう。

ただし、成長の度合いによって、必ずしも記載されている量が適正ではないこともあるため、こまめに体重を計りながらごはんの量を調節していくことがおすすめです。

日本スピッツの子犬の性格を理解して暮らそう

よく吠えるというイメージを返上したとはいえ、神経質で警戒心の強い日本スピッツは、ストレスが溜めると吠えることもあります。小さいながらもエネルギッシュな面もあるため、ドッグスポーツを一緒に楽しんだり、定期的にドッグランなどへ連れていき、ストレスを溜め込まない環境づくりをしてあげることが大切です。
純白でもふもふな外観だけを見ずに、その性格をよく理解した上で迎えることが日本スピッツと楽しく暮らすための秘訣です。

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◎ライタープロフィール
西村 百合子

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。
現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。

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