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お出かけ / 遊び

2020.01.22

犬カフェってどんな場所?犬と触れ合いたいなら犬カフェに行ってみよう!

犬と暮らしたいけれど様々な事情で実現はできない、犬を迎える予定でいるけどその前に実際に触れ合ってみたい。今、そんな気持ちでいる愛犬家から注目を集めているのが犬カフェです。猫カフェは聞いたことがあるけれど、犬カフェは初耳。そんな方たちに向けて、この記事では、犬カフェでは何ができるのか、利用方法や利用料金、マナーなどをご紹介します。

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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犬カフェとは?ドッグカフェとは別物

犬カフェ

癒しのカフェとも言われる猫カフェ、ふくろうカフェ、うさぎカフェなど、日本独特のカフェの形態とも言える動物を主体にしたペットカフェがブームとなっています。住宅事情や家庭の事情からペットを飼育できない人々が癒しを求めて訪れるのがペット(動物)カフェです。今までは、猫カフェやふくろうカフェが主流でしたが、最近、犬カフェが登場し犬好きたちの注目を集めています。

ドッグカフェとの違いは?

ドッグカフェは、自分が飼っている愛犬と一緒に食事を楽しめる犬同伴可のカフェを指すのが一般的です。
一方で、犬カフェは、カフェのスタッフとして犬たちが常駐しているカフェです。訪れた人は、スタッフの犬たちとの触れ合いやお散歩を楽しむことができるため、犬を飼いたいけれど飼えない人たちや愛犬家たちに人気となっています。

猫カフェなど他の動物カフェと比べると、犬カフェの店舗数は多くありませんが、関東を中心に徐々に増えてきています。また、お店によっては犬の同伴が可能なところもあり、犬好きが集まるカフェとしても話題となっているのです。

犬カフェのおすすめ利用シーン

犬カフェ

犬カフェはお店によって利用のルールやマナーが決められていますが、基本的に犬が大好きな人であればどんな人でも利用できます。また犬カフェには、それぞれ特徴があります。お店によっては、小型犬から大型犬まで色々な犬種に出会うことができたり、特定の犬種や小型犬のみなど、そのスタイルはさまざま。そこで、犬カフェではどのように犬と触れ合うことができるのか、その楽しみ方をご紹介しましょう。

犬に触りたい!

愛玩犬という犬種グループがあるほどですから、もふもふの犬は触っているだけでも癒しをくれる存在です。抱っこしたり、お散歩するのはちょっと不安という方は、まずは撫でることから犬と触れ合ってみましょう。犬カフェに常駐している犬たちは、しつけをされているため噛まれる心配はありません。街で出会う犬には簡単に触れることはできませんが、犬カフェなら初めてでも犬と触れ合うことができます。

犬を抱っこしてみたい!

テレビや映画で犬を抱っこしているシーンを見て、憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。犬カフェには、膝の上に乗ってきてくれたり、抱っこしてとアピールする人懐こい子もいます。初めて抱っこする場合は、お店のスタッフに抱っこの仕方を教えてもらい、犬を怪我させないようにすることが大切です。

憧れの犬とお散歩してみたい!

犬カフェによっては、犬とお散歩できるシステムを取り入れてるところがあります。犬カフェにいる子たちは、基本的にしつけが入っているので、お散歩中に引っ張られて怪我をすることもありませんし、知識や経験が無い場合でも安心です。犬のお散歩をすることで、飼い主になったときのことをイメージしやすいことから、犬を迎え入れたいと考えている人に人気のシステムです。犬とお散歩できるカフェでは予約制を取っているところが多いので、あらかじめお店に確認をしてから出かけることがおすすめです。

保護犬の里親になりたい!

犬カフェの中には、保護犬カフェという形態もあります。これは、保護している犬の里親を探すことを目的としたカフェで、里親を募集している犬が常駐しています。保護犬カフェの特徴は、気になる犬がいたら里親として申し込むことができるところ。ただし、里親になるためにはお店が設定している飼育条件に適応している必要があります。

犬カフェの料金体系とは

犬カフェ

前述のように、犬カフェはそれぞれのお店でスタイルが異なります。ドリンクの注文だけで誰でも犬と触れ合えるシステムのところから、会員制のお店までさまざまな形態があります。

また、時間制を取り入れている犬カフェや、完全予約制となっている犬カフェ、またお散歩など犬をレンタルできるシステムの犬カフェがあります。

飲食の料金のみで利用できるところから、犬のレンタル料金が発生するところまで料金体系もそれぞれ異なります。犬カフェに行く時には、あらかじめどのような犬と何をしたいのかを決めて、お店のHPで確認することがおすすめです。

絶対に守ってほしい犬カフェでのマナー

犬カフェ

犬カフェには、それぞれのお店独自のルールがあります。あちらのお店で抱っこできたからといって、こちらのお店で抱っこできるとは限らないのです。

また、お店のスタッフに無断で勝手に犬に触ることを禁止している犬カフェもあるので、まずは、そのお店にどのようなルールあるのかを確認することが大切です。

個別のルールを厳守することはもちろんのことですが、犬に対する基本的なマナーを守ることが犬カフェを利用する際の絶対条件です。

犬カフェでしてはいけないこと10選

犬カフェ

犬カフェに限らず、どんな場合でも犬と遊ぶときに注意したい10項目をご紹介します。

初めて会う犬にいきなり触らない

どんなにしつけをされ、人慣れしている犬でも、初めて出会う人にとっては緊張する瞬間です。犬同士の挨拶の基本は、匂いを嗅ぎ合い、相手がどんな犬なのか、オスなのかメスなのかなどのさまざまな情報を交換することです。喋ることができない犬は、人間と出会った時も匂いで判断しようとします。そのため、初めて出会った時には、挨拶代わりに手をグーにして差し出し、手の甲の匂いを嗅がせてあげましょう。

嫌がっている犬を無理やり抱っこしない

抱っこOKの犬カフェにいる子であっても、初対面の人には警戒する可能性があります。中には、人懐っこく初めて会う人にでも抱っこして欲しいとアピールする犬もいますが、神経質だったりシャイな犬の場合は、抱っこを嫌がることも考えられます。そのような時には無理やり抱き上げず、犬と遊んだり、おやつをあげたりして警戒心を解いてあげましょう。

犬の嫌がる場所を触らない

犬は、頭の上から手を出されることや、顔、顔まわり、耳や肉球など、敏感なところを知らない人から触られることを嫌います。また、尻尾を触れることも嫌いです。よくあるのは、尻尾をひっぱったり、握ったりする行為。犬の尻尾はとても敏感な場所であるため、むやみに触らないことが基本です。

犬を驚かさない

犬の前で、大きな音を立てたり、大きな声を出すことも厳禁です。犬は、人間の4倍程度、聴覚が優れています。また、人間よりも高い音が聞こえているため、甲高い声や奇声を発することは犬にとってストレスとなってしまいます。

怒ったり、叩いたりして怖がらせない

知らない人から怒られたり、叩かれることは誰にとっても嫌なこと。それは、犬も同じです。自分の言うとおりに動いてくれないから、言うことを聞いてくれないからなど人間都合の理由で、犬を怒ったり、叩いたりして犬を怖がらせることは禁止です。お店によっては、退店させられる場合もあるので、十分に気をつけましょう。

興奮させない

人が大好きで遊び好きな子はもちろん、最初は警戒していた子でも、一緒に遊んでいるうちにだんだんと慣れてきて興奮してくる場合があります。犬は一度興奮させてしまうと、何度も飛びついてきたり、おもちゃが欲しくて思わず噛んでしまったり、ウレション(その場でおしっこをしてしまう)してしまう可能性があります。一緒に遊んでいて、犬が興奮してきたと感じたら、休憩をさせる、水を飲ませるなどしてインターバルを取るように心がけましょう。

怪我をさせない

犬は、思っている以上に怪我をしやすい動物です。例えば、抱っこをして落としてしまう、足や手を引っ張るなど、人間の不注意や過激な遊び方によって犬は怪我をしてしまいます。特に、小型犬の場合は骨折しやすいので、細心の注意を払って遊びましょう。

持ち込みの飲食物を勝手に与えない

犬カフェにいるスタッグ犬に限定した話でありませんが、犬たちは人間と同じように健康や体重の管理に気が配られ、肥満や病気を予防しています。特に、犬カフェにいる子たちの場合は、多くの人からおやつを与えられている可能性があるため、まずはおやつをあげていいのか店員に確認してみてください。ほとんどの犬カフェではおやつが販売されているので、おやつをあげる場合は指定されたおやつを与えるようにしましょう。

服装や香水に気をつけよう

犬カフェに行く時は、おしゃれをするよりも動きやすく多少汚れてもいい洋服を選びましょう。
犬は、フリースのような柔らかいふわふわした生地やフリンジ、フリルなどの飾り、ボタン、手袋、ストールなどに興味を持ちます。ゆらゆら揺れるものを見ると引っ張って遊びたくなる犬も多いので、犬と遊ぶ時はシンプルなデザインの洋服を選びましょう。

また、ネックレスやピアスなど引っ張られて困るものや、外れると誤飲する危険性のある小さいアクセサリーは身につけないことがおすすめです。

さらに気をつけたいのが、香りです。香水やアロマフレグランスなど、匂いがするものは犬にとって有毒となることがあります。人間の1億倍もの嗅覚を持つ犬にとって、人間には良い香りのものでも強すぎる匂いとなってしまうのです。また、匂いの原材料によっては犬に有毒な物質である可能性もあるため、犬カフェに行く時は十分に注意が必要です。

フラッシュ撮影は禁止

犬カフェで、犬と一緒に写真を撮りたいと思った場合は、撮影が可能かどうか店員に確認しましょう。

犬の撮影が可能である場合に気をつけたいのがフラッシュです。カメラを向けられる事を嫌がる犬も多くいますが、自分に向かって明るく光るフラッシュは、犬が驚く原因となります。びっくりした犬は、暴れたり、椅子の上から落ちてしまったりと予想外の行動をとることが考えられるため、フラッシュをたかずに写真を撮ってください。

また、犬は意味もなくじっとさせられていることが苦手です。犬の写真を撮る時には、犬が嫌がっていないか確認しながら手早くすることがポイントです。

犬と触れあって癒されたい人に犬カフェはおすすめ

犬カフェ

犬は暮らせないけれど、犬が好き、犬と触れあいたい、犬と遊びたい、犬とお散歩に行きたい、そんな犬好きが集まるところが犬カフェです。

犬カフェにいる犬たちはしつけをされ人馴れしているため、トラブルが起きることはまれですが、そうは言っても犬だって生き物です。犬種によっては、自分の意思表示をはっきり示したり、しつこくされれば反抗することもあります。犬カフェで楽しく癒されるためには、犬に好かれることが大前提です。

また、犬を飼おうと考えている人には、犬とはどんな動物なのか理解する良い機会にもなるはずです。どんな時でも、犬は人間を理解しようと努力してくれる動物です。犬カフェで、犬の素晴らしさにぜひ触れてみてください。

◎ライタープロフィール
西村 百合子

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。
現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。

  • 更新日:

    2020.01.22

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