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住まい / 生活

2020.01.17

散歩中に犬が草を食べるのはなぜ?やめさせるべき?注意点を理解しよう

愛犬が散歩の途中で草を自ら食べに行っている・・・。実は、このような行動をとるのは、決して珍しいことではありません。犬が草を食べる理由に関して、科学的な根拠は示されていませんが、いくつかの説があります。そこで、どのような理由により犬が草を食べているのか?をご紹介します。また、散歩中に草を食べるのをなるべく控えたほうがよい理由についても理解しておきましょう。

Author :docdog編集部

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犬が草を食べる理由とは

犬 草食べる

散歩のときに愛犬が自ら草が生えているほうに行きたがり、むしゃむしゃ草を食べ始める、といった経験をしたことのある飼い主さんも多いかと思います。犬が草を食べる理由としては、以下のように考えられています。

消化器の調子がよくない

犬は消化器の調子がよくないときに、草を食べると考えられています。葉が細長く、葉先がツンツンとした形状のイネ科の植物を好んで食べることが多いですが、これは消化不良により胃がすっきりしないときに、草で胃を刺激するためと考えられています。実際、草を食べたてしばらくしたら胃の中のものを吐き出す犬もいます。

草の味が好き

胃腸の調子が悪いとかではなく、単に草の味や触感が好きで食べる犬もいます。

2008年にアメリカのカリフォルニア大学デイビス校の獣医師たちが実施した、犬が草を食べることに関しての調査では、病気のサインが見られなくても、犬は草を食べていることが分かっています。よって、何らかの理由で草を気に入り、食べていると考えられるでしょう。

犬の祖先であるオオカミの性質を受け継いている

犬が草を食べる理由としては、犬の祖先であるオオカミの性質が関連しているという説もあります。オオカミは腸内の寄生虫を駆除するために、草を食べていたと考えられています。そして、オオカミの糞の11~47%には草が含まれていることがこれまでに分かっています。よって、オオカミのこの性質を受け継いていると言われているのです。

愛犬が散歩中に草を食べるのは極力やめさせたほうがよい

犬 草食べる

疾患を持っている場合などを除き、犬に草を食べさせてはいけないといったことはありません。しかし散歩のときに愛犬が道端や公園の草を食べるのには、いくつかの危険性があるので極力食べさせないほうが良いと言えます。もし愛犬が草を食べたがる場合は、市販されている犬用の草を自宅で育てて与えることをおすすめします。

草に薬剤がかかっている危険性がある

道端や公園に生えている草には、除草剤や殺虫剤がかかっていることも考えられます。犬にとって猛毒となるこれらの薬剤が体内に入ると、口の周りのかぶれ、激しい下痢や嘔吐などが起きますが、摂取量や薬剤の種類によっては死に至ることもあります。除草剤や殺虫剤が散布されているかは見たただけでは分からないので、十分に注意が必要です。

食べてはいけない草に注意

植物の中には、犬が食べると中毒症状を引き起こす種類があるので、むやみに草を食べさせると健康を損ねる可能性があります。犬が食べてはいけない植物は、オシロイバナやスズラン・アジサイ・ツツジ・スイセンなど意外にも道端に多くあります。これらは家の周りや公園でもよく見かける植物なので、愛犬が口にしないようにしてください。

細菌に感染する可能性がある

道端や公園の草には、他の犬や猫の糞尿がついていることもあります。愛犬がそのような草を食べてしまうと、細菌感染により病気になる恐れがあります。

愛犬が草を食べて吐かないけど大丈夫?

犬 草食べる

犬にとって好ましくない草を愛犬が食べてしまったとき、吐き出してくれないと心配になりますが、無理に吐かせることはしないようにしましょう。勝手な判断で吐かせると、器官を傷つけてしまうことがあるほか、体力低下の原因にもなります。

草を食べた後にいつもと様子が違うと感じたら獣医師に相談し、指示に従って対処するようにしましょう。

むやみやたらに愛犬が草を食べないように注意!

犬 草食べる

犬が草を食べる行為は、絶対にやめさせるべきことではありませんが、道端や公園に生えている草には危険が潜んでいるので、なるべく食べさせないほうが安心です。草の触感や味が好きという理由から、愛犬が草を食べたがるようであれば、ペット用の草の栽培キッドを購入し、自宅で食べられるようにしてあげることをおすすめします。

  • 更新日:

    2020.01.17

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