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健康管理 / 病気

2020.01.12

犬のくしゃみは病気のサイン?くしゃみが起こる原因と心配な病気とは

愛犬が小刻みに頭を振ってくしゃみをしている姿って可愛いですよね。しかし、犬がくしゃみをする原因は風邪やほこりだけではなく、心配な病気が隠れている場合があります。特に子犬やシニア犬、長頭種は頻発するくしゃみに注意が必要です。ここでは犬がくしゃみをする原因を解説するとともに、くしゃみがサインとなる病気を紹介します。くしゃみの原因や病気の可能性を知っておき、早期発見に繋げましょう。

#Healthcare / #Lifestyle

Author :大森きこ/ドッグライター

犬のくしゃみのメカニズムはどうなってるの?

犬 くしゃみ

犬のくしゃみは人間と同様に、細かい異物が鼻の中に入ることで神経を刺激して、一気に空気を吸い込んで吐き出すという動作が起こります。これがくしゃみのメカニズムです。
人間には鼻の中に異物をキャッチする鼻毛がありますが、犬には鼻毛が生えていません。そのため、異物が入ったときにはくしゃみで対応します。

くしゃみが起こる原因

犬がくしゃみをする原因は以下の3つが考えられます。

・ほこりや細かい異物が鼻に入ったとき
・刺激のある匂いを飼いだとき
・病気の症状として

犬は嗅覚がとても鋭いので、人間にとっては当たり前になっている匂いにも敏感に反応します。人間が「臭い!」と思うものは犬にとってかなり強烈な刺激臭となるので、普段の生活で犬にストレスを与えていないか見直してみましょう。
犬にとっての刺激臭となるものは、タバコ、アルコール、芳香剤や殺虫剤があります。

くしゃみが出るときの症状

犬がくしゃみをするときに合わせて出る症状は鼻水です。病気の場合は血がまじることがありますが、危険なサインの可能性があるので注意してください。

ほこりや異物が入った場合は数回のくしゃみで治まりますが、連続して何度もくしゃみをしていたり、何日間も続くようであれば病気を疑いましょう。

犬のくしゃみが関係する心配な病気

犬 くしゃみ

愛犬が連続して何度もくしゃみをしていると心配になりますよね。くしゃみが出る病気というとハウスダストや花粉などを想像する方が多いと思いますが、実はもっと心配な病気が隠れている可能性もあります。
放って置くと危険な病気もあるので、くしゃみが頻発している場合は一度病院で相談してみましょう。

歯根膿瘍

一見関係ないように感じますが、歯石が原因でくしゃみを起こす場合があります。歯と歯茎のあいだに歯石が溜まって根本が炎症を起こすと歯根腫瘍となり、膿が鼻まで達してくしゃみを引き起こします。同時に鼻水の症状も見られるでしょう。
治療方法は、皮膚の下に溜まった膿を外科手術で取り出す方法と、抗生物質での投薬治療があります。外科手術の場合、原因となっている歯を抜いてしまうこともあります。

鼻腔腫瘍

鼻腔腫瘍はシニア犬や長頭種がかかりやすい病気とされています。
くしゃみや鼻水に合わせて鼻血が出る場合、鼻腔腫瘍が原因かもしれません。鼻腔腫瘍は血の混じった鼻水が続いた後、顔の変形や神経痛といった症状が出てきて犬にとって辛い状態になってしまいます。血の混じった鼻水が続いた時点で病院を受診することをおすすめします。
治療方法は放射線治療が推奨されていますが、鼻腔内の悪性腫瘍は完治が難しいと言われています。可能な限りの腫瘍を取り除き、抗がん剤や免疫療法での治療がおこなわれます。

ウイルス感染

くしゃみが出る病気の中に、生後6ヵ月未満の子犬が感染しやすいウイルス感染があります。ケンネルコフやジステンパーウイルスは風邪のような症状からはじまり、放って置くと最悪の結果死に至ることもあるので注意が必要です。

ウイルス感染は定期的に混合ワクチンを接種していれば感染する確率が下がります。もしも感染してしまったとしても症状が軽減されるので、混合ワクチンは毎年打っておくことが奨められています。

犬のくしゃみを予防する方法

犬 くしゃみ

ハウスダストやほこりを防ぐため、犬の生活圏内にはホコリやカビがたまらないよう清潔にすることを心がけることが大切です。
また、犬は臭いを嗅ぐ習性があります。犬にとって刺激臭となるのもは普段の生活で犬に近づけないように注意し、使用する際は窓を開けたり空気清浄機を使用するなどの対策を取りましょう。

繰り返しくしゃみをして鼻水など他の症状も出ている場合、心配な病気が隠れているかもしれないので病院を受診してください。

犬のくしゃみは早めに原因を突き止めよう

犬 くしゃみ

犬のくしゃみにはホコリなど一過性のものが多いのですが、頻発するくしゃみは病気が隠れている可能性があるので少し注意して症状を見てください。くしゃみを伴う病気を知っておくことで早期発見が可能になるので、愛犬の為に覚えおくと良いでしょう。くしゃみを予防するためには部屋を綺麗に保つこと、換気をすることが大切です。タバコやアルコール、臭いのきついスプレーなどの刺激臭は、犬に近づけないように気をつけてくださいね。

◎ライタープロフィール
大森 きこ

大森 きこ/ドッグライター

家族で出来る範囲での保護活動をしています。今まで小型犬から大型犬まで様々なコたちと出会い、新しい家族を見つけるお手伝いをしてきました。どんなコでも迎えてあげられるようにと、現在はペット看護師の資格を取るための勉強中です。

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