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2020.01.17

犬に煮干しを与えても大丈夫?栄養素や与える際の注意点

おやつにしたり、出汁を取る際などにも使用できる「煮干し」は、カルシウムをはじめとする栄養素を豊富に含んでいます。カルシウムを多く必要とする犬にも、おやつとして手頃な煮干しを与えたいと考える方もいるのではないでしょうか?そこで今回は、煮干しを犬に与えても大丈夫なのか?や、煮干しの栄養素や与える際の注意点をご紹介していきます。

#Foods

Author :docdog編集部

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犬は煮干しを食べても大丈夫?

犬 煮干し

結論から言うと、犬に煮干しを与えても問題ありません。

犬は、人間の何倍ものカルシウムを必要としますから、カルシウムを豊富に含む煮干しをおやつや手作り食の栄養補助食品として取り入れるもいいでしょう。ただ、栄養補助食品なので主食のように与えたり、大量に与えるのはかえって健康を害することもあるため、与える量には注意する必要があります。

愛犬のために知っておきたい!煮干しの栄養素

犬 煮干し

煮干しは人間にとっても犬にとって大切な栄養素を含んだ食べ物です。煮干しに含まれる代表的な栄養素を詳しく紹介していきます。

カルシウム

煮干しには、同じグラム数を摂取することで、牛乳の約20倍のカルシウムが含まれています。犬は人間の約14~20倍ものカルシウムが必要と言われており、カルシウムは犬の健康的な歯や骨の発達と維持にも重要な栄養素です。

カルシウムを上手に摂取するためには、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどを一緒にバランスよく摂取する必要があります。成長期にカルシウムが不足すると発育障害などが見られ、逆に過剰摂取の場合も成長速度などに悪影響を及ぼすことがあります。

他にも煮干しには、リンやマグネシウム、カリウムやナトリウムなどの必須ミネラルも豊富に含まれています。

不飽和脂肪酸

煮干しには、青魚に多く含まれるEPAやDHAなどの不飽和脂肪酸を含んでいます。抗炎症作用を持つため、様々な病気の予防や血液をサラサラにする作用があると言われています。

ビタミンD

人間は、紫外線を浴びることでビタミンDを作り出すことができますが、犬はこの能力に乏しいため、食事によって補給する必要があります。また、吸収率の悪いカルシウムやリンと一緒にビタミンDを摂取することで、吸収率をあげる働きがあります。

煮干しを犬に食べさせる際の注意点

犬 煮干し

煮干しは栄養豊富な食材ですが、何事も与えすぎは禁物です。ここでは、煮干しを犬に与える際の適量や注意点をご紹介していきます。

魚アレルギー

煮干しは比較的アレルギーを起こしにくい食材です。しかし、青魚アレルギーを持っているコの場合、煮干しは青魚を原料しているため、アレルギーを起こしてしまう危険性があります。

魚にアレルギーがある場合、痒がる・皮膚が赤くなる・湿疹がでるなどの症状が起こります。初めて煮干しを与えるときには、愛犬の様子をよく確認して少量から与えるようにしましょう。

与え過ぎに注意

煮干しは、適度に与える分には健康的なおやつとしておすすめですが、一度にたくさん食べたり、丸呑みすると消化できず、嘔吐や下痢の原因となってしまうこともあります。適量としてはおやつとして一度に1~2匹程度与える、食べやすい大きさに細かくして与えるなど、食べさせ方にも注意しましょう。

また、人間用の煮干しには塩分が加えられていることも多く、犬にとっては塩分のとりすぎになることもあります。人間用を与える場合は湯通しして与えるか、減塩がされているペット用の煮干しを与えるようにしましょう。

加えて、煮干しを大量に与えると塩分の取り過ぎになる可能性だけでなく、下記の病気を引き起こす原因にもなります。

尿結石

結石の成分であるカルシウムをはじめ、シュウ酸などのミネラルを過剰摂取すると、結石が腎臓や尿管、膀胱、尿道などにでき、痛みを感じておしっこを排泄できなくなったりする尿結石症になることがあります。

尿結石は治りにくく、再発を繰り返すこともあり、発症すると一生病院の処方食などの食事管理が必要になることもあります。

黄色脂肪症

黄色脂肪症(イエローファット)とは、魚を主食とする猫に多い病気で、まぐろやカツオ、アジなどの青魚に含まれる不飽和脂肪酸を過剰摂取することで発症します。不飽和脂肪酸は抗炎症作用や血液をさらさらにするなど毎日の食事に取り入れたい栄養素です。

しかし、過剰に摂取すると脂肪を酸化させてしまい、下腹部や胸部の皮下脂肪の変性や炎症、しこりや痛みが生じます。通常なら白色をしている脂肪が、この病気にかかると黄色く変色してしまうことから黄色脂肪症と呼ばれています。

煮干しは適度に!おやつとして与えよう

犬 煮干し

煮干しは、犬にとっても栄養豊富な食べ物です。しかし、何事も与え過ぎは禁物であり、バランスのとれたフードを食べている犬にとっては、おやつ程度の量で十分です。与える量やアレルギーに注意しながら健康的なおやつとして煮干しを与えていきましょう。

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