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食べもの

2020.01.01

犬は餅(モチ)を食べても大丈夫?お餅が危険な理由と対処法とは

お正月になると何かと食べる機会が増えるお餅。お雑煮やお汁粉など様々な料理に使用できる万能の食材で、愛犬と一緒に食べたいと考える方も少なくないのではないでしょうか?しかし、お餅は犬にとって危険な食べ物です。今回はお餅を与えるべきではない理由と、食べてしまったときの対処法について紹介します。

Author :docdog編集部

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犬は餅を食べても大丈夫?

犬 餅

お餅の原料には、もち米・もち米粉が使われており、保存料などの食品添加物を使用していないものがほとんどです。そのため、お餅自体に犬にとって害のある成分や毒性があるわけではありません。しかし、お餅特有の柔らかさ・弾力は、人間同様、喉に詰まらせてしまう危険性があるため、愛犬には与えるべきではないと言えます。

犬にお餅を食べさせるのが危険な理由

犬 餅

食べること自体に問題はないお餅を与えるべきではない理由は、大きく2つあります。与えるべきではない理由についてしっかりと理解しましょう。

のどや消化器官に詰まらせる

お正月は、餅を食べる機会が増えることで高齢者や子供などのお餅に喉が詰まる事故が多く起こります。場合によっては、亡くなってしまうことも少なくありません。人ですらこのような事故が起こるのですから、犬は尚更です。

犬の食べているところを観察すればわかりますが、犬には食べ物を噛み砕いてから飲み込むという習性がないため、数回噛んだだけで飲み込んでしまいます。ほとんど丸呑み状態で飲み込むのです。お餅を丸呑みすれば、喉や食道などの消化器官につまらせる可能性が高いことは容易に想像できますよね。

熱々の状態で飲み込んでしまえば、食道炎や胃炎の原因にもなります。犬がお餅を食べやすいよう小さくカットしても、粘着力の高いお餅は温度が低くなるとすぐにくっついてしまいます。人間の赤ちゃんに美味しいからと、お餅を与える親はあまりいないと思いますが、犬も同様で、喉に詰まらせる可能性のあるお餅は与えないのが賢明です。

袋に入った脱酸素剤に注意

市販のお餅の場合、保存料や添加物が一切入っていないため、個包装パックのなかに脱酸素剤が添付されています。好奇心旺盛な犬は、イタズラでお餅の袋や脱酸素剤を食べてしまう子もいます。

塩化カリウムや生石灰が使われた乾燥剤は、毒性が強いため特に危険ですが、脱酸素剤の成分は鉄粉であることがほとんであり、毒性は低いため大量に誤飲することがない限り、重篤な中毒症状を起こす心配はありません。お正月シーズンはリビング等に置いてある家庭も多いかと思いますが、愛犬の手の届かない場所に置かないように徹底しましょう。万が一飲み込んでしまった場合は、獣医師に相談してくださいね。

犬がお餅を食べてしまったときの対処法

犬 餅

万が一、愛犬がお餅を食べてしまった場合、まずはしっかりと飲み込んでいるかを口を開けて確認しましょう。喉に詰まっていないかに加えて、歯などにくっついていないかも合わせてチェックしましょう。

まずは愛犬の様子を観察すること

喉に詰まっていない場合であっても、食道や腸などに詰まっている可能性もあります。この場合は、喉のように確認することは難しいため愛犬の様子をよく確認しましょう。

腸閉塞になっている場合は、嘔吐したり、うんちやガスが出ないためお腹が膨れる、腹痛により背中を丸める姿勢をとるなどの症状が見られます。

食道閉鎖の場合は、飲み込んでから数秒か数分以内に嘔吐が始まり、重度なものだと呼吸困難を引き起こしてしまうことがあります。

すぐに動物病院へ

お餅を喉に詰まらせた場合は、背中を叩くことで吐き出すことがあります。しかし、上手にいかない場合もあるため、一刻も早く動物病院で処置してもらうのが賢明です。

犬にお餅は与えない!

犬 餅

お餅は中毒性のある食べ物ではないため、少量なら与えても大丈夫と書かれているサイトもあります。しかし、詰まらせる危険性の高いものを与える必要は本当にあるのでしょうか?お正月の時期である年末年始は動物病院がお休みのことも多いため、万が一の自体が起こったとき、きちんと処置をしてもらえないこともあります。お正月に愛犬と一緒に特別な食事を食べたいのであれば、犬用のおせちなども販売されているため、お餅以外の美味しい食べ物を楽しんでみてはいかがでしょうか?

  • 更新日:

    2020.01.01

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