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お手入れ

2020.01.17

犬のトリミング料金の相場はどれくらい?生涯でかかる費用や節約方法も解説

犬の被毛ケアは、犬の体温調節や皮膚ケアの観点からも毎日欠かせないくらい大切なもの。ブラッシングなどは自宅で毎日できますが、被毛のカットとなるとかなりハードルが高いですよね。犬種によっては、マメにトリミングをしなければならないこともあり、年間を通しての出費も相当な額になっていきます。そこで、今回は犬のトリミング料金の相場から、犬1頭が生涯でかかるトータルのトリミング費用を算出しました。あわせて、簡単に家でも出来るトリミング術を解説していきたいと思います。

Author :明石則実/動物ライター

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「犬のトリミング」には何が含まれる?

犬 トリミング 料金

犬種によって、しなければならないトリミングと、しなくても大丈夫なトリミングがあります。 まずはその違いや“トリミング”に含まれる具体的な内容を解説していきます。

トリミングで時間も手間も掛かるのは被毛カット

基本的には長毛種と言われる犬種は定期的にカットをする必要があります。 トイプードルやマルチーズ、ポメラニアンなどは暑さに弱い犬種ですから、皮膚が蒸れないように1ヶ月1回程度マメにカットすることが推奨されています。

一方、短毛種と言われる犬種は、さほど全身の被毛をカットする必要性がないため、サロンへ行っても時間と手間が掛かることはあまりありません。柴犬やフレンチブルドッグ、パグなどがこれに該当します。そういった犬種であっても、足裏やお尻周りの被毛は小まめにカットする必要があります。

トリミングサロンでしてもらえること

サロンでトリミングする場合のメニューは、被毛のカットだけではありません。他にも色々なメニューがあるため、愛犬の特性に合ったものを選んでいくようにしましょう。

泡のチカラで地肌もスッキリ

シャンプーは、被毛のカットと同時にする場合が多いのですが、最近は皮膚の状態に配慮したマイクロバブルや炭酸泉などを用いるサロンも多く登場しています。微細な泡で毛穴の中の余分な皮脂を取り除く効果があり、皮膚の健康を守ったり、寄生虫の駆除にも役立ちます。

丁寧なブラッシングは大切

また、被毛のブラッシングも大切ですね。長毛種の犬なら毛の絡まりを防げますし、ダブルコートの犬には余分なアンダーコートを除去することで体温調節をサポートし、抜け毛の軽減・皮膚の蒸れをなくします。

爪切りなど細かいことも

トリミングをする上では、伸びすぎた爪を切ることも大切です。特に室内飼いの犬の場合は、布地に爪を引っかけてしまうこともあるので、自分で切ることに自信がない方はトリミングサロンにお願いすることもできます。

また、その他のトリミングメニューとして大事なのは、肛門腺絞りです。多くの犬は排泄の際に肛門腺から分泌液が出るようになっていますが、ウンチと一緒にこの分泌液が出ずに溜まってしまうコもいます。そのため、定期的に肛門腺を絞ってあげる必要性がありますが、これもトリミングのメニューに含まれていることがあります。

犬のトリミングで一生涯に掛かる費用相場とは?

犬 トリミング 料金

気になるお金の計算の話になりますが、トリミングに掛ける費用っていったいどのくらいになるのでしょうか?犬種ごとに見ていきましょう。料金は参考価格(相場)となりますので、サロンの場所や使用する機材・溶剤等によって差があります。

長毛種の場合

長毛種は、マメにカットする必要があり、代表的な犬種はトイプードル・チワワ・ヨークシャーテリアなどです。

人間と違って動いたりする犬の安全に配慮しながらカットする必要があるため、手間がかかるのでやっぱりお高いのかも?と思いきや、小型犬であれば1回6,000円前後でトリミングしてもらえるのが相場と言えるでしょう。 ただし、1ヶ月に1回程度は来店する必要があるため、1年間では12回くらいのサロン訪問が平均的かと思います。 6,000円×12回で、1年間で72,000円の費用が掛かる計算となり、小型犬の平均寿命(約15年)から考えると、一生涯では100万円を超える計算になります。

短毛種の場合

短毛種の場合は、小まめにカットする必要はありません。ダブルコートという被毛の性質を持つ犬種が大半で、柴犬・フレンチブルドッグ・コーギーなどが代表的な犬種となります。

カットする手間がない代わりに丁寧にブラッシングする必要があり、その費用は1回5,000円前後が相場となっています。あまりサロンへ通う必要がないため、1年間では6回くらいが平均となります。

5,000円×6回で、1年間で30,000円のコストが掛かる計算となり、平均寿命から考えると、一生涯では50万円前後が必要と考えられます。

犬のトリミングを自宅でする方法はある?

犬 トリミング 料金

犬の被毛ケアは、体温調整など犬が快適に過ごす上でも必要となるものですので、やはり被毛のカットはプロにお願いしたいところ。しかしお財布にも優しくないですよね。そこで簡単なカットなら自宅でもできるのかどうか検証してみました。

難しそうなトイプードルのカットも自宅でできる!

必要な道具は、トリミング用ハサミ・コームです。しかし、完全に伸びてしまった毛を上手にカットするのは難しいため、まずはサロンでカットしてもらった形を維持することを目指してみましょう。

丁寧にブラッシングしてから伸びた毛を整えていくだけなので、初めての方でも楽チンです。慣れてきたら目の周りや足裏、お尻周りなどもカットできるようになるでしょう。

爪切りや肛門腺絞りも自宅でできるようにしよう!

サロンへ行ってお願いすればオプション料金が掛かりますので、その他のメニューも自宅でできるようにしておきたいところです。初めての方は、行きつけの動物病院などでお願いすればやり方を教えてくれると思いますので、ぜひ気軽に聞いてみていただき、できるようにしておきましょう。

プロの仕事はペットサロンに任せたいところ

犬 トリミング 料金

犬の被毛ケアの中でも全身の被毛カットは、初めての場合は特に、トリミングサロンにお任せしたほうがいいでしょう。サロンに通ううちに、徐々に小まめにケアが必要な足元周りや肛門周りの毛のカットは出来るようになると過ごしやすいのではないでしょうか?ぜひとも愛犬とのスキンシップにも繋がりますので、少しずつ覚えて実践してみてくださいね。きっと愛犬との愛情も深まるはずですよ。

◎ライタープロフィール
明石則実 動物ライター

明石則実/動物ライター

フリーライターとして動物関連や歴史系記事の執筆を多数おこなう。柴犬と暮らす傍ら、趣味の旅行や城めぐりで愛犬と駆け回る週末。
愛犬家の皆さんにとって、お悩みを解決したり、有益な情報を発信することを心掛けています。

  • 更新日:

    2020.01.17

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