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健康管理 / 病気

2020.01.30

アラスカンマラミュートの寿命は?気を付けたい病気・体重管理のこと

まるでオオカミのような、神秘的で凛々しい姿をしたアラスカンマラミュート。見た目がシベリアンハスキーにそっくりなので、なかなか見分けがつかないという声もよく挙がります。アラスカ原産の北の国で暮らす犬ゆえに、日本で飼育環境を整えるのはなかなか至難の業でもあり、日本での飼育頭数は少ない傾向がありますが、愛犬家の間では根強い人気があります。ここでは、アラスカンマラミュートの寿命や適正体重、気を付けたい病気・怪我などについてご紹介します。

#Lifestyle

Author :江野 友紀/認定動物看護士

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アラスカンマラミュートの寿命はどのくらい?

アラスカンマラミュート 寿命

人よりも寿命が短い犬。そしてアラスカンマラミュート。少しでも、元気に長生きしてほしいですよね。

アラスカンマラミュートの平均寿命

アラスカンマラミュートの平均寿命はおよそ11年と言われています。犬全体の平均寿命が約15才と言われていることを考えるとやや短く感じるかもしれませんが、大型犬としては平均的な数値と言えます。

アラスカンマラミュートに健康で長生きしてもらうには

アラスカンマラミュートに長生きしてもらうためには、食事や運動・定期検診などがあります。

食事や運動

犬も人と同じように、食事や運動が健康管理の基本になります。人の食べ物やおやつを与え過ぎると、栄養バランスが崩れてしまいますので、注意する必要があります。

定期検診

定期検診を受けることで、病気の早期発見・早期治療に繋がります。また、日頃から犬の様子をよく観察し、気になる変化や異常があれば早目に動物病院を受診しましょう。定期的なワクチン接種も大切です。

アラスカンマラミュートの健康寿命を伸ばすために|気を付けたい病気・怪我

アラスカンマラミュート 寿命

アラスカンマラミュートがかかりやすく、気を付けたい病気・怪我についてご紹介します。

胃拡張・胃捻転

胃が拡張して捻れてしまいショック状態に陥る、緊急性の高い病気です。食後の過度な運動などにより引き起こされる病気で、ジャーマンシェパードやグレートデーン、ドーベルマンなど、胸が深い大型犬や超大型犬に多く見られます。

股関節形成不全

犬の股関節が形態的な異常を起こし、腰を振るように歩いたり運動を嫌がるような症状が見られます。遺伝的素因や栄養不良などが関与しているとされており、大型犬に多い病気です。

甲状腺機能低下症

甲状腺の機能不全などにより、甲状腺ホルモンの分泌が減少する病気です。元気が無くなる、顔つきがぼんやりする、寒がる、脱毛などの様々な症状が見られます。生涯にわたり甲状腺ホルモン薬を投与する必要があります。

アロペシアX(X脱毛症)

ポメラニアンで多発する原因不明の脱毛症ですが、他にもシベリアン・ハスキー、サモエド、パピヨンなどもかかりやすい病気です。左右対称の脱毛が認められることが多く、毛艶が悪くなったり、色素沈着伴うこともあります。

アラスカンマラミュートの健康寿命を伸ばすために|適性体重を知っておこう

アラスカンマラミュート 寿命

アラスカンマラミュートの健康を守るためにも、適正体重を維持していくこと大切です。一般的な体高は58〜71cm、体重は39〜56kg程度です。日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブでは、オスは体高63.5cm・体重38kg、メスは体高58.5cm・体重34kgが理想としていますが、骨格の大きさなどにより個体差があるため、「ボディコンディションスコア(BCS)」という評価方法などを用い、判断していくという手もあります。

アラスカンマラミュートの適性体重を維持するためには、食事と運動のバランスがポイントになります。

アラスカンマラミュートの食事

ドッグフードの場合は、そのフードと水のみで栄養バランスが摂れるように作られた「総合栄養食」を選びましょう。必要になる栄養素は年齢により異なるので「子犬用」「シニア用」などライフステージに合ったものを選びます。給与量は与えるフードの種類により異なるので、パッケージに記載された給与量を参考にしましょう。

アラスカンマラミュートの運動量

そり引きや狩猟、漁業で活躍していたアラスカンマラミュートは、豊かな骨量と発達した筋肉が特徴的です。膨大な体力を持ち合わせているので十分に運動させる必要があります。1日2回、1回につき60分くらい散歩ができると良いでしょう。

アラスカンマラミュートの寿命は約11年

アラスカンマラミュート 寿命

犬全体の平均寿命から考えると、アラスカンマラミュートの寿命は短いと感じるかもしれません。しかし、飼い主さんが犬の健康を守り、ストレスの少ない生活を送らせてあげることで、健康寿命を伸ばすことができるかもしれません。一日でも長く、愛犬との幸せな生活を送ってくださいね。

◎ライタープロフィール
江野友紀 認定動物看護士

江野 友紀/認定動物看護士

地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。
ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。
普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。
ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。

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