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犬種図鑑

2020.01.28

大型犬の全部で何種類?世界の大型犬を特徴別にまとめて紹介

一度は一緒に暮らしてみたいと憧れる人も多い大型犬。一言で大型犬と言っても、牧羊犬から狩猟犬までさまざまな種類があります。大型犬と暮らしてみたいけれど、どんな種類の犬種がいるのか分からない、珍しい大型犬も知りたい!そう思ったことはありませんか?今回は、大型犬の種類や、被毛のカラーから見る大型犬、珍しい大型犬など世界で登録されている「大型犬」についてまとめてご紹介していきます。

#Lifestyle

Author :西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

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登録されている大型犬の種類は全部で181種類

大型犬 種類

古代か人間のベストパートナーとして共存してきた犬には、超小型犬から超大型犬までさまざまな犬種がいます。古代に人間はオオカミを基礎にして、現代の犬を作り出したと言われています。人間にとって仕事のパートナーであった犬は、狩猟、牧畜などの目的に合うように育種されてきました。使役犬として、エネルギーに溢れ、環境適応能力が高く、人間に忠実な犬が育種されたのです。現代、一つの犬種として分類されている犬たちですが、基礎犬となった犬は同じだったのかもしれないのです。

意外に思われるかもしれませんが、現在ジャパンケンネルクラブに登録されている193犬種中181犬種が大型犬です。日本では、小型犬が人気であるため人気犬種ベスト10位に大型犬はランクインしていませんが、世界にいる犬種の大半が大型犬種なのです。

“白い”大型犬の種類|もふもふがたまらない

大型犬 種類

犬の被毛には、ブラック、ブラウン、イエロー、ホワイトなどの単色から、トライカラー、ブリンドル、ブラック&タンなどの複数の色を持つ犬まで、犬種によって多くの種類があります。海外ではブラック系やブラウン系が人気の色ですが、日本では白い毛色がダントツに人気です。

古代から穢れのない色、神聖な色として白い動物特に犬を大切に育ててきた日本人にとって、ふわふわの真っ白い被毛の犬は特別な存在でもあるのです。そんな人気の白い犬の中でも、白い大型犬はテレビドラマや映画にもよく登場し、一度は一緒に暮らしてみたいと憧れの存在となっています。それでは、実際にどのような大型犬がいるのでしょうか。人気の白い大型犬をご紹介します。

グレートピレニーズ

大型犬 種類 グレートピレニーズ

白い大型犬の中でも代表格の犬種が、グレピの愛称で親しまれているグレートピレニーズです。フランス・ピレネー山脈原産で、シロクマのような風貌ながら、敏捷で運動能力が高く警備犬として有能であることが特徴です。セラピードッグとして活躍する優しさと賢さも持ち合わせています。

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サモエド

大型犬 種類

シベリアに住む遊牧民サモエド族と暮らしていた狩猟犬がサモエドです。シベリアンスピッツとも称されるサモエドは、飼い主に忠実で明るく穏やかな性格が特徴です。いつも笑顔でいるように見える表情がサモエドスマイルと呼ばれています。

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ホワイトスイスシェパードドッグ

大型犬 種類

スイスを原産とする白いシェパードは、近年日本でも飼育する人が増えてきています。ジャーマンシェパードを基礎犬として誕生した白いシェパードは、明るく、遊び好きで訓練性高いことが特徴です。

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コモンドール

大型犬 種類

モップのような被毛が特徴のハンガリー原産の犬種です。遊牧民と共に暮らしてきたコモンドールは、有能な牧羊犬として知られています。豊富な被毛からは想像がつかないたくましさを持っています。テリトリー意識が高く 、飼い主や家畜を守ることを使命であると考えていることが特徴です。

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大型犬は種類によって性格が異なる

大型犬 種類

おおらかで優しく温和、そんなイメージを持たれている大型犬ですが、もともとは人間と共に働く使役犬として活躍してきた歴史を持っています。現在、登録されているだけでも180種類以上ある大型犬ですが、すべての大型犬種が温和な性格というわけではありません。それぞれの持つ使役によってその性格も変わってきます。ここでは、使役別に大型犬の性格の傾向をご紹介します。

牧羊犬・牧畜犬は防衛本能が強い

シープドッグまたはハーディングドッグとも呼ばれている牧羊犬・牧畜犬。大型犬の牧羊犬は羊を追い込む役目というよりは、外敵から羊の群れを守る、誘導するなどの役目を担っています。そのため、テリトリー意識が高い、見知らぬ人には友好的ではない反面、賢く飼い主やその家族には忠実であることが特徴です。

多くの大型犬は狩猟犬

古来より、人間の狩猟パートナーとして活躍してきた犬たち。その多くは大型犬で、現在でも現役で狩猟犬として能力を発揮している犬種もあります。大型犬の狩猟犬は大きく分けると、獲物の居場所を教えるポインティングドッグ、獲物を追うハウンドドッグ、獲物を回収するレトリバーの3タイプ。こちらもそれぞれ性格が異なります。

セター・ポインターを代表とするポインティングドッグの性格は?

ポインティングドッグとは、ハンターの指示によって獲物を探し出し、その位置をハンターに教える役割を担っています。ポインターは、片方の前足を上げるポイント、セターは、伏せのようなセットをしてハンターに教えます。ポインターは機敏でスピードある走りをすることが特徴で、精神的に落ち着いた性格の犬種が多いことで知られています。また、優雅な姿ながら、狩猟欲が強いセターは、明るく友好的で活発な性格です。

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嗅覚や視覚によって狩猟を行うハウンドドッグの性格は?

サイトハウンド、セントハウンドと呼ばれる犬たちは、獲物を追うために育種されてきた犬種です。サイトハウンドは、優れた視覚とスピードのある走りで獲物をす追跡し捕獲します。代表的な犬種は、アフガンハウンド、ボルゾイ、グレーハウンドで、勇敢ながら優しい性格が特徴です。また、優れた嗅覚を持つセントハウンドは、古代から活躍し、現代のさまざまな狩猟犬の基礎犬ともなっているブラッドハウンド、ローデシアンリッジバックが代表的な犬種です。吠える声が大きいことが特徴で、飼い主に対して非常に忠実な愛情深い性格で、慎重で頑固な一面を持っています。

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日本で最も人気のあるレトリバーの性格は?

ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバーに代表されるレトリバーは、撃ち落とした鳥を飼い回収する役割を持つ鳥猟犬です。特に、水鳥の猟を得意としているため、泳ぐことが大好きな犬種が多くいます。また、優しく明るい性格が特徴で、その人懐こさから盲導犬、セラピードッグとしても活躍しています。

大型犬の種類を珍しい犬種からチェック

大型犬 種類

日本で出会える大型犬には限りがありますが、海外にはさまざまな大型犬がいます。ここでは、日本でも出会える珍しい大型犬や希少犬種の大型犬をご紹介します。

アイリッシュウルフハウンド

世界一大きいアイルランド原産の犬種がこのアイリッシュウルフハウンドです。オスの体高は80cm以上、メスでも70cm以上あり、欧米で人気のミニチュアホースと同じぐらいの大きさが特徴です。近くで見ると驚くほどの大きさですが、「家庭では子羊、獲物を追っている時にはライオンのようだ」と評されています。

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ブービエ・デ・フランダース

ベルギーとフランスにまたがるフランドル地方が原産の牧羊犬であるブービエ・デ・フランダース。「フランダースの犬」のモデルとなった犬種で、鋭い嗅覚と賢さに加え、勇気や活力を持ち合わせていることから、農場、牧場の番犬や警察犬として活躍しています。

マレンマシープドッグ

日本で見ることはありませんが、イタリア原産で古代犬種をルーツとしている牧羊犬です。プライドが高く、人に媚びない性格が特徴で、有能な牧羊犬として活躍しています。

クーバース

シープドッグとして古い歴史を持つハンガリー原産のクーバース。日本では登録されていませんが、飼い主に忠実で、優れた運動能力と、高い環境適応能力を持つことが特徴です。

存在感抜群の大型犬は、犬好きにはたまらない魅力がある

大型犬 種類

大型犬の魅力は、大きさや包容力だけではありません。猟犬として優秀な能力を持つ大型犬が疾走している姿はカッコ良さ抜群です。また、飼い主に忠実なところも大型犬の魅力。ただ可愛いだけでは一緒に暮らすことが難しい大型犬ですが、その圧倒的な存在感は一度でも一緒に暮らせば虜になることは間違いありません。

◎ライタープロフィール
西村 百合子

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。
現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。

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