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犬種図鑑

2020.02.05

グレート・スイス・マウンテン・ドッグってどんな犬種?性格・特徴まとめ

一見、短毛のバーニーズ・マウンテン・ドッグのように見えるこの犬種。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、温厚で忍耐力があり、優しい性格をしています。ここでは、グレート・スイス・マウンテン・ドッグの歴史や性格など基本的な情報についてご紹介します。

Author :江野 友紀/認定動物看護士

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グレート・スイス・マウンテン・ドッグの歴史

グレート・スイス・マウンテン・ドッグ

グレート・スイス・マウンテン・ドッグが初めて紹介されたのは、1908年のことです。スイス・ケネル・クラブの創立25周年を記念して開催されたショーで披露され、翌1909年、スイス・ケネル・クラブに公認されました。
1912年にはこの犬種の普及を目的とした「グレート・スイス・マウンテン・ドッグ・クラブ」が設立されています。最初の犬種標準は国際蓄犬連盟により1939年に公表されました。

現在のグレート・スイス・マウンテン・ドッグ

もともとは荷物運搬犬などを目的に飼育されていましたが、現在はヨーロッパ以外でも繁殖され、穏和で忠誠心のある性質から家庭犬や番犬として高く評価されています。

グレート・スイス・マウンテン・ドッグの特徴

グレート・スイス・マウンテン・ドッグ

グレート・スイス・マウンテン・ドッグはスイス原産の山岳犬の中でも最も大型の犬種です。オスの体高はおよそ65~72cm、メスは60~68cmで、体高より体長が長い体型をしています。大型で力が強く、物を引っ張るような牽引作業が得意です。被毛は上毛と下毛からなるダブルコートですが、抜け毛が比較的少ないのでお手入れにはあまり苦労しません。

毛色について

典型的なトライカラーです。ブラックの部分が多く、左右対象のタンのマーキングとホワイトのマーキングがあります。
背中と耳、尻尾と四肢の上部がブラックで、頬と目の上、胸部と四肢にタンのマーキングがあります。また、眉間と鼻、口周り、尻尾の先端、お腹などにホワイトが入っています。

グレート・スイス・マウンテン・ドッグの性格

グレート・スイス・マウンテン・ドッグ

優しく温厚で、家族や馴染み深い人に対しては愛情深く接します。特に子供を危険から守ろうとする特徴があるようです。機敏で用心深く、あらゆる状況下で恐れを知らないため、番犬として優秀な犬です。飼い主さんに従順で、指示された仕事を忍耐強くしっかりとこなし、優秀で頼れるパートナーとして働きます。

グレート・スイス・マウンテン・ドッグの育て方

グレート・スイス・マウンテン・ドッグ

グレート・スイス・マウンテン・ドッグは、日本の高温多湿な環境が得意ではありません。夏場の散歩は涼しい時間帯を選ぶなど、暑さ対策を万全にしましょう。また、寒い季節でも外で遊ぶことが大好きです。大型犬であるグレート・スイス・マウンテン・ドッグは運動量が必要なので、冬場でも散歩を欠かさず十分に必要な運動量を満たしてあげるようにしましょう。

グレート・スイス・マウンテン・ドッグのしつけ

グレート・スイス・マウンテン・ドッグは優しく穏やかな性格をしていますが、大型犬なのでしつけは必須です。もし遊びなどで興奮し、子供やお年寄りに飛びついたり噛みつくなどして事故に繋がったら大変です。賢くしつけが入りやすい犬種なので、子犬の頃からきちんとしつけるようにしましょう。

グレート・スイス・マウンテン・ドッグはしつけが必要不可欠

グレート・スイス・マウンテン・ドッグ

優しく従順な性格のグレート・スイス・マウンテン・ドッグは、番犬としてもペットとしても信頼できる優秀なパートナーです。
ただし、身体が大きく力が強いため、しつけを徹底しないと事故に繋がりかねません。もし家族として迎えたい場合には、グレート・スイス・マウンテン・ドッグの歴史や性格についてしっかり勉強し、生涯面倒を見てあげることができるのか検討してから迎えるようにしましょう。

◎ライタープロフィール
江野友紀 認定動物看護士

江野友紀/認定動物看護士

地域密着型の動物病院にて、動物看護士として14年ほど勤務。看護業務の合間にトリミングもしています。
ドッググルーミングスペシャリスト、コンパニオンドッグトレーナーの資格を保有。
普段の仕事では、飼い主様の様々な疑問や悩みを解消できるよう、親身な対応を心掛けています。
ライターの仕事を通して、犬と人が幸せでより良い生活を送るためのお手伝いさせていただきたいです。

  • 公開日:

    2020.01.19

  • 更新日:

    2020.02.05

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