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犬種図鑑

2020.01.07

ユーモア溢れる顔のベルジアングリフォンとは?その性格・特徴を徹底解説

ベルジアングリフォンという小さな犬をご存知でしょうか。スターウォーズに登場する「チューバッカ」のモデルになったと言われていますが、日本ではとてもめずらしい犬種で、初めて聞いたという方も多くいらっしゃるかもしれません。鼻ぺちゃフェイスに、まるで人間のような独特の表情と気取った態度が人気を博し、ベルギー王室のマリー・アンリエット王妃も育てていたと言われています。ここでは、そんな気品溢れるベルジアングリフォンの歴史や性格・特徴、基本的な育て方をご紹介していきます。

Author :docdog編集部

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ベルジアングリフォンの歴史

ベルジアングリフォン

ベルジアングリフォンは、ベルギーを原産とする小型犬です。グリフォンとはフランス語で“針金のような”を意味し、粗くて硬い被毛を持っています。現在は、愛玩犬という犬種グループに分類されていますが、もともとはベルギーで小さな猟犬として活躍していました。ここでは、ベルジアングリフォンの歴史をご紹介していきます。

ベルギー産の気高い猟犬

ベルジアングリフォンは、ブリュッセル・グリフォン、プチ・ブラバンソンとの兄弟犬で、何世紀も前からベルギーのブリュッセル周辺にいた小型で粗い被毛を持つ「Smousje(スムージー)」と呼ばれる犬が先祖犬とされています。

当時は、小柄でも注意深い性格であることから害獣であるネズミのを捕獲したり、馬車の護衛犬として一般家庭で育てられていました。その後、小さな体でも気高いふるまいと風貌に魅力を感じた上流階級の間で人気が出始めていきました。

小さな猟犬から鼻ぺちゃの愛玩犬へ

19世紀には、猟犬から育てやすい愛玩犬に進化を遂げています。キングチャールズ・スパニエルの血を、当時人気だった鼻ぺちゃの顔立ちにするためにパグの血統を入れました。そして小型化を狙ってヨークシャーテリアとの交配を重ね、猟犬から愛玩犬へと徐々に変化していきました。

ベルギー王室のマリー・アンリエット王妃がこの犬種に興味を抱き、飼育を始めたことから急激に人気・知名度が高まり、海外に広く輸入されるようになりました。

ベルジアングリフォンの性格

ベルジアングリフォン

ベルジアングリフォンは、猟犬として暮らしていた名残が性格にも現れているものの、愛情深くよきパートナーになってくれます。ここではベルジアングリフォンの性格をご紹介していきます。

注意深く、飼い主に忠実

ベルジアングリフォンは元々、馬車の護衛犬として夜には馬の番をしていたため、注意深く観察力があります。そのため、家族の指示や行動を日常的に観察しているため、理解力に優れています。猟犬の気質から飼い主さんに対してはとても忠実ですが、頑固な一面もあるため、しつけには根気がいる場合もあります。

愛情深く活発

ベルジアングリフォンは家族に対して、とても愛情深く、陽気で活力に溢れています。初対面の相手であっても飼い主さんと親しい間柄の相手であればすぐに慣れて懐くことが多いようです。

ベルジアングリフォンの基本的な育て方

ベルジアングリフォン

ベルジアングリフォンは、陽気で友好的な性格なので他の犬や動物とも共存しやすい犬種です。また、攻撃性は低いため、小さな子どもがいるご家庭での飼育も問題ないと言えるでしょう。

室内飼いが基本

ベルジアングリフォンは、鼻ぺちゃの短頭種であるため、暑さに弱い傾向があります。加えて、下毛がないシングルコートの被毛を持つため寒がりでもあります。暑さ・寒さに弱いため、温湿度管理を徹底した快適な室内飼いが基本になります。また、繊細で愛情深いため、日頃からしっかりとスキンシップの時間をとってあげるようにしましょう。

お手入れ

さきほども紹介した通り、シングルコートのため抜け毛が少なく、比較的お掃除は楽をすることができますが、細くて毛玉ができやすい毛質のため定期的なブラッシングが必要になります。週に3~4回のブラッシングに加えて、定期的なトリミングも必要です。

運動量

ベルジアングリフォンは、小型犬のため運動量が多い犬種ではありません。室内で走り回ったりゲームをするだけでも運動量は補えるようですが、社会性を身につけるためやストレス発散のために1回20分程度の散歩は有益です。

他の犬と遊ぶことも大好きなため、散歩で他の犬と接触させたり、積極的にドッグランに行って遊ばせてあげましょう。

ベルジアングリフォンと過ごす幸せな時間

ベルジアングリフォン

ベルジアングリフォンは、ユーモア溢れる表情と愛情深い性格で魅力いっぱいの犬種であることが分かりました。運動量も少なく、抜け毛も少ないため、集合住宅などでも育てやすい犬種となりますが、頑固な一面もあるためしつけには根気が必要になります。理解力の高い犬種なのでトレーニングをする際には、叱らずに優しく教えてあげてください。愛犬との主従関係が築ければ、最高の家族の一員になってくれることでしょう。

  • 更新日:

    2020.01.07

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