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犬種図鑑

2020.01.11

愛玩犬ってどんな子たち?歴史や迎え入れる場合の心構えについて

愛玩犬というと、小さな可愛らしい犬を思い浮かべる方が多いでしょうか。愛玩犬は別名、「膝犬」や「抱き犬」とも言われ、体力のない方でも一緒に暮らしやすく、国内でもとても人気が高い犬種です。
今回は、古くから人間と共存してきた愛玩犬の歴史、愛玩犬を家族に迎える場合の心構えなどをご説明していきます。

Author :docdog編集部

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愛玩犬はどんな犬種グループ?

愛玩犬

ジャパンケネルクラブ(JKC)では、「牧羊犬」「使役犬」「原始的な犬」など犬種を10グループに分類しており、その中のひとつが「愛玩犬」です。愛玩犬は、家庭犬、伴侶犬としてかわいがることを目的に誕生した犬種グループです。

愛玩犬に分類される主な犬種としては、チワワ、シーズー、マルチーズ、トイプードル、パピヨン、フレンチブルドッグ、ビションフリーゼなどがあげられ、JKCには25の犬種が登録されています。

愛玩犬と人との歴史

愛玩犬

愛玩犬の起源は犬種ごとに様々で、誕生当初から愛玩犬の子もいれば、番犬や猟犬として人間と一緒に働いた先祖犬をもつ犬種もあります。ここでは、もっとも歴史が古いと言われる愛玩犬・マルチーズに焦点を当ててご説明します。

最も古い歴史を持つ愛玩犬はマルチーズ

日本でも人気の高い小型愛玩犬のマルチーズは、もっとも古い歴史を持つ愛玩犬とされています。愛玩犬としてのマルチーズの歴史は紀元前にまで遡り、貿易商人のフェニキア人がマルタ島に持ち込んだ犬が、マルチーズの先祖犬と言われています。

マルタ島からフランスに渡り、貴婦人たちの愛玩犬として人気を博し、19世紀ごろにイギリスに持ち込まれました。そして、ビクトリア女王がマルチーズを飼い可愛がっていたことから、さらに多くの人気を得たと言われています。

このようにマルチーズを始めとする愛玩犬は、古くから貴族などの高い地位をもつ人々を中心に人を癒やし可愛がられる対象、つまりペットとして親しまれていたようです。

愛玩犬を家族に迎え入れる場合の心構え

愛玩犬

愛玩犬は、さきほど紹介した通り、可愛がることを目的としてつくりだされたため、人懐っこく穏やかな性格で小型の犬種がほとんどのため、初心者の方でも比較的飼いやすい部類です。
飼いやすいと言っても犬種や個体による違いがあり、小さくても他の犬種グループと変わりなくしつけや運動を必要とします。

小さくても散歩が必要

愛玩犬は小型犬に属する犬種がほとんどですが、どんなに小さな犬であっても散歩は必要です。運動をさせる目的に加えて、外の世界に出て色々な刺激を受けることで社会性を身に着け、落ち着きのある犬へと成長させる目的もあります。

犬は、小さいほど神経質で怖がりなことが多いため、子犬の頃から飼い主以外の人間や動物に触れる機会をたくさん作ってあげないと、犬種によっては初対面の人や動物に警戒し、攻撃しやすい子に育ってしまう可能性もあります。

加えて、近年は日中お留守番をさせておく方も多いと思われます。室内から出ない状態でお留守番の時間が多いと、犬もストレスを溜めこんでしまいます。ストレスは健康状態にも悪影響しますので、様々な面から小さな愛玩犬でも散歩は必要であると理解しておきましょう。

甘やかさない

愛玩犬で大人しい性格であっても、人間と快適に共存していくために基本的なしつけは必須です。

小さな犬種の場合は、その壊れてしまいそうな小さな体を見て、子犬の時期についつい甘やかしてしつけに失敗する気持ちも分からなくはありません。しかし、しつけは問題行動を起こさせないだけでなく、飼い主と犬との主従関係を明確にさせることができ、より深い絆で結ばれることにもなります。

成犬になってから問題行動に悩まされないためにも、小さなときから甘やかさずに正しいしつけを行う必要があるため、愛玩犬を迎える前にしつけについての知識を取り入れておくといいですね。

愛玩犬は愛情深い魅力的な犬種

愛玩犬

愛玩犬は、私達を癒やして深い愛情を無条件に返してくれます。しかし、残念なことに愛玩犬をぬいぐるみやファッションの一部のように扱う人がいるのも現状です。確かに見た目は、ぬいぐるみそのものの可愛らしさがありますが、犬も自我がある生き物だということを忘れてはいけません。
飼いやすいと言われる愛玩犬を迎えることを検討中であれば、散歩に連れて行く必要があり、しつけをしっかりとする必要があり、病気やケガに注意しながら命を預かることを理解してから決めるようにしましょう。

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