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犬にまつわる雑学

2020.01.18

盲導犬オリバーと感動の再会!涙なしには語れない引退後の幸せ

盲導犬オリバーのお話をご存知でしょうか?話を知らない方でも、「盲導犬オリバー」の名前は聞いたことがあるかもしれません。とても有名なお話ですが、意外にも映画になっているわけではなく、本やテレビのドキュメンタリーなどで放送されたことで一気にその感動的なエピソードが広く知られることになりました。 今回は、そんな盲導犬オリバーのエピソードをご紹介します。

Author :Qt/家庭犬トレーナー、ドッグシッター、ペットロスケアアドバイザー

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盲導犬オリバーの紹介前に|盲導犬というお仕事

盲導犬 オリバー

盲導犬オリバーの話をする前に、まずは盲導犬の仕事についてご紹介したいと思います。 盲導犬は、皆さんもご存知の通り、視覚に障がいのある方をサポートする仕事をしています。その多くはラブラドール・レトリバーが担っており、最も盲導犬に適した犬種と言われています。オリバーの犬種もラブラドール・レトリバーです。

盲導犬向きの犬種ラブラドール・レトリバー

ラブラドール・レトリバーは、盲導犬に必要な能力をすべて兼ね備えており、さらに人を誘導するのに適した体の大きさやお手入れの簡単さなども大きく評価され、盲導犬としてたくさんのラブラドールたちが活躍してくれています。

盲導犬オリバーの感動エピソード

盲導犬 オリバー

盲導犬オリバーのお話は、上記でご紹介したパピーウォーカーさんとの再会に至るまでのドキュメンタリーです。

パピーウォーカーさんの役割

盲導犬として働くまでには、多くのボランティアさんの支えや協力があります。

パピーウォーカーと呼ばれる方は、盲導犬候補の子犬を預かり、約10ヶ月間自宅で愛情たっぷりに育てる役目のボランティアさんです。 この時期は犬にとって、とても重要な社会性を身につける時期にあたります。その時期にパピーウォーカーさんたちと一緒に遊んだり、いろいろな場所へ出かけたり、ほかの犬たちと触れ合ったりすることで、今後盲導犬として立派に仕事ができるような社会性を身につけていきます。

パピーウォーカーさんたちは、いつかやってくるお別れの時を覚悟しながらも我が子のようにかわいがり、人と暮らす幸せを感じてもらえるよう愛情を注ぎます。

オリバーのパピーウォーカーは佐藤さん親子が担当し、お母さんと娘さんが愛情たっぷりに育てました。オリバーのお気に入りのおもちゃはスキーグローブで、甘噛みしながらじゃれて遊ぶのが大好きでした。

盲導犬としての活動は約10年

佐藤さんの家から訓練施設へ戻り、盲導犬になるための訓練を受けたオリバーは、見事盲導犬として仕事を開始することになります。 その期間は約10年。その間、盲導犬オーナー菊池さんのもとでしっかりと仕事を務め、盲導犬としての幸せな生活を送っていました。

そんなオリバーですが、長きにわたってつとめあげた盲導犬の仕事からの引退が決まります。

オリバーと佐藤さんの感動の再会

盲導犬は通常、その仕事を引退すると老犬ホームへ引き取られ、その余生をゆったりと自由に過ごします。 ですが、オリバーは幸いなことに、子犬の頃に一緒に暮らしていた佐藤さんのもとへ引き取られることになったのです!これは、とても稀なことなんだそう。

再会当日、家の前でオリバーの到着を待つ佐藤さん。そこへオリバーを乗せた車が到着します。 佐藤さんの家に近づき、佐藤さん親子の顔が見えるとオリバーのしっぽの動きに変化が!最初はゆっくりとした動きだったしっぽですが、佐藤さんの顔を認識した途端、ちぎれんばかりにブンブン振っています。待ちきれない!とばかりに走って駆け寄るオリバー。

オリバーが盲導犬ではなくなった瞬間

約11年ぶりの再会でしたが、お互いの表情からはそんな空白の時間があったなんて微塵も感じられません。スタッフの方が帰るときにも、オリバーは後を追おうとはしません。それどころか、当然のように佐藤さんのお家へ率先して入っていきます。

お家の中を確認した後、娘さんが思い出のスキーグローブを出した途端、子犬のようにじゃれつくオリバー。盲導犬の仕事をしていた時からは想像もつかないほど無邪気な様子に、佐藤さん親子は本当に我が家へ帰ってきてくれたんだという感慨深さがこみ上げます。

佐藤さん親子と感動の再会!実際の映像をご覧ください。
▼動画はこちら▼

盲導犬オリバーの幸せな余生に乾杯!

盲導犬 オリバー

オリバーのけなげさと周りの人たちの大きな愛情に胸打たれます。子犬の頃の幸せな記憶は、ずっとオリバーの心の中に残っていたのですね。

オリバーだけでなく、盲導犬として働いてくれているコたちは世界中にたくさんいて、そのコたちの数だけこんな感動のお話があるのかもしれません。盲導犬全員の引退後の幸せな余生を願っています。

◎ライタープロフィール
Qt 家庭犬トレーナー

Qt/家庭犬トレーナー、ドッグシッター、ペットロスケアアドバイザー

動物愛護の中間支援団体での活動を経て、より多くの人と動物の幸せな生活を支えるお手伝いができればと、家庭犬トレーナー1級やペットロスケアアドバイザーなど複数の資格を取得。
シニア期にさしかかった2匹の愛犬とのゆったりとした幸せな日々に感謝しながら、今日も仕事とライティングのWワークに励みます。

◎ライタープロフィール
Qt 家庭犬トレーナー

Qt/家庭犬トレーナー、ドッグシッター、ペットロスケアアドバイザー

動物愛護の中間支援団体での活動を経て、より多くの人と動物の幸せな生活を支えるお手伝いができればと、家庭犬トレーナー1級やペットロスケアアドバイザーなど複数の資格を取得。
シニア期にさしかかった2匹の愛犬とのゆったりとした幸せな日々に感謝しながら、今日も仕事とライティングのWワークに励みます。

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