生後3か月あたりから、つまり引きとって間もなくして私たち家族は芸を教え始めました。1番最初に覚えたお座りでしたが、お座りの状態を初めて数分ほど経つと片足がふにゃっと外側に開いてしまうのです。
気になる病気との関連性ですが、そに犬が足を崩し始めたのが以前から(幼犬期から)なのか、最近急になのかによって大きく変わるのです。
チロルのように、幼犬期から継続して行っている場合にはその犬の癖である可能性が高く、痛がっていない場合は大きな問題はありません。
しかし、以前はきちんと座ることが出来ていたのに最近になって急に足を崩すようになった。あるいは、座ることを嫌がるようになっている場合は病気の可能性もあります。
また高齢になり足腰が弱ってしまっているために座り崩してしまう子もいます。
チロルも10歳になり若くはありません。老後への対策として家族で実践していることやこれからしようと考えていることを紹介します。
うちでは朝晩の1日に2回散歩に行っており、夜の散歩はほとんど母が行っています。その理由は日々の運動不足・足腰の弱りを散歩で補うためです。
皆さんも運動不足解消のためにとりくんでいると思いますが、おすすめしたいことがあります。母が意識して行っていることですが、毎日違うコースを歩くことです。これは認知症対策として行っています。
昨日通った道はどこだったか、一昨日はどこだったかを思い出し、今日はどこを通ろうか考えることにより、思考力を高めることが出来ます。
また、毎日違う景色を見ることが出来るため犬にとっても飼い主にとっても気分転換にもなり、楽しい気分で散歩できると言ってました。
動ける時に鍛えておくことが老後への備えになります。後から後悔しないためにも、早め早めに知識を取り入れて出来ることからチャレンジしてみましょう。
何事も毎日の日課として継続することで効果が表れるやすいので、一緒に頑張っていきましょう!
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