これまでよく登場しているMダックスとマルチーズのMIXである我が家の末っ子バブ。
見ての通り、被毛はマルチーズを受け継いだようなモフモフのくりんくりん。
毛が抜けにくいようで、わたしにとっては有難い!笑
我が家のオレ様次男も、バブと同じMダックスとマルチーズのMIXだが、
見た目はどこからどうみてもMダックス、そして毛がすごく抜ける。不思議。
そんなモフモフぼーやのバブも、我が家に来て数か月。
だいぶ毛も伸びてきて毛玉ができやすく、目の周りの毛も鬱陶しそう。
これは......わたしもバブも、ついに初めての体験をしに行くことに。
ネットで近くのトリミングサロンを探してみることに。
ひかえめ長男も、オレ様次男も、いつも犬用バリカンでわたしがカットしている(かなりボコボコですが。笑)
爪切り、肛門腺、耳そうじなどは、かかりつけの動物病院でしてもらっているためトリミングサロンとはこれまで無縁だったのだ。
家の近くのトリミングサロンをネットで調べるといくつかの店舗が出てきた。
価格帯や使っているシャンプー、送迎の有無、飼い主の付き添いOKなど、いろいろな特徴がある中で、初めてのトリミングはどこが良いのか......。
調べれば調べるほど迷ってしまったが、ついにひとつの店舗に絞った。
その店舗は"はじめての来店時には、必ず飼い主の方に見学をお願いしています"というところ。
わたしも初めてのトリミングサロンで不安だらけだったので、初めから終わりまですべて見学OKというのがとても安心できた。
すぐに予約の電話をし、数日後に行くことが決まった。
初めてのサロン当日、歩いて30~40分ほどの場所にあるトリミングサロンへ。
バブは初めて歩く道だし、トリミングは疲れるだろうから......という過保護なわたしは、バブを迷わずバックへ入れて行くことに。笑
バブは、初めて我が家に迎え入れた日から2度目のバックに入り、「なになに、どこいくんですか?わくわく」と目をキラキラさせて出発。このあとに何が起こるかも知らずに......。
10分ほど歩いていったところで、いったんバブをバックからおろし歩かせてみると、ルンルン楽しそう。
やっとのことでトリミングサロンにつくと、ホテル利用中のワンちゃんたち3匹がお出迎え!
「ワンワンワンワン!」とものすごい勢いでお出迎えしてくれるワンちゃんたちに、かなりビビるバブ。笑
とりあえず、バブを抱きかかえてワンちゃんたちを通り過ぎ、奥にあるトリミングのお部屋へ。
トリマーの方に挨拶すると、すごくフレンドリーで、一気にわたしもホッとした。
「少し様子を見せてくださいね~」とのことで、バブを床におろし、性格などを話しながら一緒にバブの様子を見ていた。
すると、シャンプー台の下に置いてあったおもちゃを見つけたバブは、嬉しそうに遊び始めた。
「おもちゃ大好きなんですね~」と笑いながら、一通り話が終わると「じゃあ、さっそくシャンプーしていきますね~」と、ついにわたしとバブの初めての体験が幕を開けた。
シャンプー台に入ったバブを、手際よく洗い始めるトリマーさん。
それまでウキウキだったバブが、一気にフリーズしている!笑
顔回りを洗い始めたところで、バブが激しく抵抗!しかし、プロの慣れた手つきでグッと抑えられた瞬間、抵抗しても無駄だということを悟ったバブ。
それからは、たまに「くーん」と小さい声で鳴いたものの、シャンプーは無事に終えられた。
次は、バブの苦手なドライヤー。どうなることやら......とドキドキで見守るわたし。
スタンドにつけられたドライヤーで、これまた手際よく乾かしていくトリマーさん。
毛玉になっている個所を丁寧にほぐしながら、乾かしてくれていた。
バブはこの時点ですでに「どうぞお好きにしてください」状態だった。笑
「横になりながらトリミングできるようになると、ワンちゃんにも負担がかからないので慣れていけるといいですね~」と声を掛けられながら、バブは仰向けに。
さすがに少し抵抗していたものの、仰向けになりじっと耐えるバブ。
(がんばれーバブー、まるで我が子の出産にでも立ち会っているような気分だ。笑)
乾かし終わり、いつも以上にモッフモフになったバブ。
これからまだ長い戦いが続く......。
ついにカットが始まった。わたしの中で緊張感がどんどん増していく。
チョキチョキチョキチョキ......バブがこんなにも大人しいとは想定外だった。
が、よく見ると小刻みに震えている。(そりゃあ緊張するよね......)
"手足のモフモフ感は少し残しつつも、背中と顔回りはすっきりしたい"
という注文にも応えていただき、みるみるうちに可愛くなっていくバブ。
バリカンでおなかの毛玉もすべて取ってもらいすっきり!
私にとってはものすごい長い時間だったが、時間をみてみるとそうでもなかった。笑
そんなこんなで、バブの初めてのトリミングは無事に終わった。
バブよりわたしの方が一番ドキドキしていたんじゃないかと思う、初めてのトリミング体験が無事に終わり。
これからも生涯トリミングと付き合っていくであろうバブも、少しずつ、一緒に慣れていけたらいいなと思う。
次回はもっと、短くしたのも見てみたいなと、わたしはまた欲が出てくるのでした。笑
「連載|3匹兄弟のドタバタ日常記」記事一覧