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マットの上で楽しそうにボール遊びをする犬
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2021.09.15

犬用マットは防水それとも滑り止め?選び方やおすすめ商品5選を紹介

犬と暮らす時に重宝するアイテムの1つである、床に敷く「犬用マット」。ひと言でマットと言っても部屋全体をカバーする大型マットから、組み合わせて使うジョイントやタイルタイプ、冷涼や保温のために敷くコンパクトなマットなど多種多様です。
この記事ではそんな犬用マットのタイプや選び方、おすすめのマットなどを分かりやすく解説していきます。

西村 百合子/ホリスティックケア・カウンセラー、愛玩動物救命士

犬用マットがなぜ必要なのか

飼い主さんとおもちゃであそぶダックスフンド

まずはじめに犬用のマットはなぜ必要なのか、どんな効果や用途があるのか、マットを敷くことによるメリットとデメリットについても説明していきます。

マットの用途と効果

そもそも、犬用のマットはなぜ必要なのでしょか。多くの家庭において主流になっているフローリングは、犬にとってみれば滑りやすく危険で、股関節を痛めたり、足腰の弱った老犬になると歩くだけでなく立つことさえも難しくなってしまいます。

また、フローリングの上は固くて冷たいため、寝るのにはあまり適した場所ではありません。そこで、滑りにくい犬用のマットを敷くことにより足腰の負担は軽減され、保温・冷涼効果もあるマットの上で快適に過ごせるようになるのです。

犬と飼い主のメリット・デメリット

犬用のマットにはメリットしかないように思えますが、使ってみるとデメリットが見つかることも。購入してから後悔しないようメリット・デメリットをよく理解して、愛犬に最適なマットを選びましょう。

メリット|床に汚れや傷がつきにくくなる!

犬に対してメリットの多いマットですが、実は飼い主に対しても嬉しい効果がたくさんあります。
犬と一緒に暮らすことで、気になるのは室内の汚れや床の傷ではないでしょうか。犬用のマットを敷くことで、そんな悩みも解決することができます。
床の防汚や防水、防臭、防音、床の傷や擦れの防止、抗菌、防ダニ、そしてファッション性と、その役割は実に多岐に渡ります。マットは、愛犬と飼い主が快適に暮らすための必需品と言えるのではないでしょうか。

デメリット|問題行動の原因になることも

マットには様々な役割がありメリットがとても多いですが、愛犬が掘る・噛む・破壊するなど、マットを敷いたことで問題行動を起こし頭を悩ませる飼い主さんがいることも事実です。その行動の原因を知って対処することで、マットを有効に活用できます。

掘る・噛む・破壊するなどの行動の原因は、精神的ストレスが考えられます。運動不足、遊び不足、コミュニケーション不足などにより、イライラ、退屈、寂しさなどのストレスを犬は感じているのです。問題行動を抑えるために、これらストレスの原因を取り除いてあげましょう。

なお、掘るという行動は、野生の名残の本能的行動の場合もあるので、完全に無くすことは難しいかもしれません。また留守番中にマットを噛んでしまう場合は「分離不安症」という病気の可能性もあり、注意が必要です。

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犬用のフローリングマットの種類

マットの上で丸くなってすやすやと寝る子犬

犬との暮らしに最適なフローリングマットには、カーペットタイプ・コルクマット・クッションフロアの3タイプがあります。どのタイプのマットも、安全性の高い低ホルムアルデヒドの製品を選ぶことがおすすめです。また、床暖房の場合は、床暖房対応のものを選択しましょう。ここでは、それぞれの特徴と夏の必須アイテムであるクールマットも合わせてご紹介します。

定番のカーペットタイプ

フローリングマットで最も代表的なタイプは、カーペットタイプです。表面がループ状の繊維で覆われているカーペットタイプは、滑りにくく、クッション性、防音性、保温性に優れています。

ただしマットの素材によっては、耐久性や防水・防汚性、ダニの繁殖などの心配があります。選ぶならしっかりと対策がとられているものがおすすめです。なお、長めのループは犬の爪が引っかかる場合があるので、カットパイルのものを選びましょう。

機能性に優れるコルクタイプ

機能的に魅力的なのがコルクマットです。このタイプは、100%コルクというわけではなく、EVA素材にコルクシートを貼ったものが主流です。EVA素材はクッション性と断熱性、防音性に優れた素材として人気があります。

マットの表面はコルクが貼られているため、滑りにくいのはもとより気温や湿度が高い時期はサラッと快適に過ごせます。ダニが繁殖する心配もなく、防臭機能を備えた商品もあります。なお、コルクマットを犬がかじってしまうケースがあるため注意が入ります。おすすめは、部分取り替え可能なジョイントまたはタイルタイプです。

人気急上昇中のクッションタイプ

犬用のマットとして、クッション性と防水・防汚性、デザイン性に優れたクッションフロアが注目を集めています。
クッションフロアとは、中に発泡材をはさみこんだクッション性のある床材で、厚さ2~3.5mm程度、基本は床材に直接貼付けですが、敷くタイプのマットも多数販売され、ペット用とはっきりと表示されているものも登場しています。

前述の2つのフローリングマットに比べるとやや滑りやすい点と、最低幅が90cm程度と広いためアレンジの自由度は少し劣るところがデメリットと言えます。

暑い季節に不可欠なクールマット

犬でも人でも接触冷感のウェアが人気ですが、接触冷感のマットも普及してきています。
熱は温度の高いほうから低いほうへ移動するので、熱伝導率が高いものほど熱を奪って冷たく感じます。犬用のクールマットは、この移動量が大きいジェルだけでなくアルミも利用したポータブルなマットです。夏場に有効なオプションとして人気のマットとなっています。

犬用マット選びのポイント3つ!

気持ち良さそうにマットの上で横になっている犬

愛犬が室内で安全に快適に暮らせるよう最適なマットを選べるようチェックすべきポイントについて紹介します。

ポイント1.機能性

犬用のマットを選ぶ際の一番大事なポイントは、滑りにくさにあります。
せっかくマットを敷いてもツルツルしていてはケガをしてしまう可能性が高まりますよね。滑り止め加工がしっかりされており、マットの裏側にも滑り止めが付いているか確認しましょう。また、カーペットなどは爪が引っかかって転んだり、大けがをする危険性もあるため、毛羽立ちにくい毛足の物を選ぶのもポイントです。

ポイント2.愛犬の健康状態

滑りにくさと共にマットの厚みや素材、毛の密度などをチェックし、クッション性があるかものを選びましょう。
室内でも元気に走り回る子や足腰の弱った老犬などは万が一転んだ時やジャンプして着地した時にクッション性のあるマットであれば、衝撃が和らいで足腰への負担が軽減されます。

ポイント3.手入れのしやすさ

愛犬との暮らしでは、粗相をしてしまったり、ごはんの食べ散らかし、嘔吐など、何かと汚れることが多いでしょう。抜け毛も付着しますし、定期的にお掃除や洗濯をしないと菌が繁殖して、異臭の原因になってしまうことも。
室内飼いが主流の今、飼い主のストレスや手間を減らすためにも、防水・防汚や撥水加工が施されたものなど、お手入れがしやすいかどうかも確認しましょう。

犬用フローリングマットおすすめ5選

毛がフサフサとした子犬が窓際で外を眺めている

ここでは、Amazonで人気の犬用マットを5つご紹介します。

東リ ウィズペットフロア

床材・カーペット・壁紙などの大手メーカーの東リは、ペット対応にも力を入れていることで知られています。40cm×40cmは人気のサイズ。

サンコー おくだけ吸着 ペット用 撥水タイルマット

便利な洗濯機に対応したタイプ。アンモニア消臭加工、床暖房対応で一年中使用可能です。

テラオ CORKLAND 消臭・抗菌 光触媒コルクマット

話題の抗菌防臭加工樹脂を使用したコルクマットです。高い消臭、抗菌効果が期待できます。

サンゲツ 住宅用クッションフロア ペット快適専科

業界最大手のインテリア商品を扱う専門商社サンゲツのフロアマット。傷つきにくく、滑りにくい消臭機能付きペット専用のクッションフロア。好みのサイズにカットできるところが魅力です。

EVELTEK ペット クールマット

耐久性が高く防水仕様のジェルマット。大判ながらジェルを傷めずコンパクト収納が可能です。

愛犬との快適な暮らしのために慎重なマット選びを

ソファーの上で気持ち良さそうに休んでいる子犬

犬の室内飼いが主流となり、犬用マットの重要性はきわめて高くなっています。マットには数多くの役割・機能があるため、愛犬の性格や年代、ライフスタイルなども考慮しながらぴったりのマットを選ぶことで、安心して愛犬と暮らすことができると言えます。それらを的確に把握して、さらに住宅事情や環境に合う最適なマットを見つけ、愛犬との安全で快適な暮らしを送ってくださいね。

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  • 公開日:

    2020.01.19

  • 更新日:

    2021.09.15

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ライター・専門家プロフィール
  • 西村 百合子
  • ホリスティックケアカウンセラー、愛玩動物救命士
  • ゴールデンレトリバーと暮らして20年以上。今は3代目ディロンと海・湖でSUP、ウインドサーフィンを楽しむ日々を過ごす。初代の愛犬が心臓病を患ったことをきっかけに、ホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得。 現在、愛犬のためにハーブ療法・東洋医学などを学んでおり、2014年よりその知識を広めるべく執筆活動を開始。記事を書く上で大切にしていることは常に犬目線を主軸を置き、「正しい」だけでなく「犬オーナーが納得して使える」知識を届ける、ということ。