多頭飼いをしていると、楽しいことや嬉しいことだけではなく、おもしろい行動をして笑わせてくれる犬までいるんですよ。
これが一番だと思います。ミニチュアダックスが多頭飼いしやすい犬種だからと言うこともあるのかもしれませんが、8頭ともみ~んな仲良しです。ケンカするとしたら、おやつの奪い合いでしょうか。性格の違いなのか、みんなが食べ終わったのを見届けてから食べるコがいるので、取った取られたのケンカは年に1度あるかないかくらいです。
同じ犬種でもここまで性格が違うんだなと、見ていて全く飽きることはありません。お昼寝をするにしても、一緒に生まれた子たちは、夏の暑い日でもくっついて寝ていますし、ご飯の時間になると、嬉しくなって同じところを高速回転してみたり、我が家の犬たちは些細なことでも楽しくさせてくれます。
仕事から帰ってくると、熱烈大歓迎をしてくれます。もうムツゴロウさん状態です(笑)あの姿をみると、仕事の疲れも吹っ飛んじゃうんですよね。座っているだけでも膝の上が定位置のコや両脇にいるコなど、私の周りにはいつも愛犬たちがいてくれます。本当に愛おしい存在のコたちです。
大変なことや難しいことは、家族に協力してもらっています。ひとりではなかなか難しいこともあるので、犬が大好きな家族でよかったと心からそう思います。
分かってはいたことですが、旅行などで長期の間、家を留守にすることができません。というより、どちらかというと私が愛犬たちに会えないのが耐えられないのかもしれないですね。ペットホテルに預けるのが少し心配というのもありますが、ちょっと遠くにお出かけしただけでも、ちゃんと留守番が出来てるかな?と心配になります。どうしても行きたいところがあるときは、家族にお願いして見てもらっています。
どうしてもいっぺんに8頭の遊び相手はできないので、順番に相手をしますが、待っている子たちの悲しそうな顔を見ると、やはりかわいそうなことをしてしまったなと思います。なので、不公平ができないよう年齢順に相手をし、できるだけみんなで遊べる方法を考えています。
頭数が多い分、家の中は犬のためのスペースに取られてしまうことが多くなってしまいます。例えば、トイレはスーパーワイドのサイズが必要だったり、給水ボトルは3つ設置していたり、留守番や夜寝るときは1頭1頭キャリーケースに入れるので、その保管場所が必要だったりします。人の数より犬の数の方が多いので、ここはまぁしょうがないのかなと割り切っています。
ミニチュアダックスを8頭飼ってるという話をすると「大変なんじゃない?お金かかるでしょ」とよく聞かれます。毎月細かく集計しているわけではないので、はっきりとはわかりませんが、1頭飼ってるお家よりは、まぁかかるかなというくらいです。かかる費用としてはドッグフードやペット用品、病院代くらいでしょうか。爪切りやシャンプー、カットは自分で出来るので、トリミング代はかかりません。
我が家で1か月で食べるドッグフードの量は20kg弱くらいです。毎月、大袋のものを買っているので、1kg当たりの価格は小袋より割安になっています。おやつは最近ではまとめ買い価格などの割引もありますし、ペットシーツはケース買いをしているので、割安に購入が出来ています。
毎年かかるものとして、狂犬病の予防接種や混合ワクチン、フィラリア・ノミ・ダニの予防薬があります。このほかに、体調を崩したときや気になる症状があったときに動物病院を受診しています。私の場合、1頭ずつペット保険に加入させることが難しいので、保険料分くらいを『わんこ貯金』として毎月貯めています。
今回、改めて多頭飼いについて考えてみましたが、やっぱり楽しいことの方が圧倒的に多いなと感じました。そのためには、8頭とも仲良く生活してくれていることが大切です。難しいこともありますが、家族の協力のおかげでこの幸せな生活を続けることができています。愛おしい我が子たちとこれからも楽しい生活を送ることができるよう精一杯の愛情をかけていきたいと思います。同じ想いを共感してくれる方がいたら嬉しいです。
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