愛犬と一緒に行けるスキー場は、大きく分けて2種類あります。愛犬と一緒にゲレンデを滑走できるスキー場と、ゲレンデはNGだけどドッグランの設置があるスキー場の2つです。
スキーやスノーボードの腕に自信のある飼い主さんはぜひ、愛犬と一緒に滑ることができるスキー場を選びましょう。スキーにはあまり自信がないという方は、ドッグランで愛犬を自由に遊ばせるスタイルがおすすめです。
日本アルプスの山間部に位置し、1998年冬季オリンピックの開催地にもなった長野市の郊外にある「白馬」は、犬にやさしい地域として知られています。愛犬と一緒に入れるお店もたくさんあり、愛犬家なら季節を問わず訪れたくなる場所です。
そんな白馬にはもちろん、愛犬と一緒にスキーを楽しめるスキー場もあります。
「白馬岩岳スノーフィールド」にて、2020-2021年冬季営業より、愛犬とのゴンドラ同乗が可能になりました。2020年12月にオープンしたばかりのペット専用エリア「IWATAKE WHITE PARK DOG RUN」では、ドッグランをはじめ飼い主と一緒に雪上を散策できるコースや、チュービングに一緒に乗って遊べるエリア、休憩スペースも完備。また、標高1,289mの絶景テラス『HAKUBA MOUNTAIN HARBOR』では、北アルプスの絶景を愛犬と一緒にお楽しみいただけます!
喜び駆け回る愛犬と共に、大自然を満喫し、非日常をご堪能いただけるスキー場です。
※2020-2021年冬季営業中においては【スキー場内全エリアで犬の立ち入りが禁止】されています。最新情報はサイトからご確認をお願いいたします。
「白馬さのさかスキー場」は愛犬と一緒にリフトに乗り、コースを一緒に滑ることができます。
注意点としては、ハーネス着用で、リフトでは伸縮リードはNG、リフトを降りてからリードを付け替え、伸縮リードでコースを滑走しましょう。
他のスキーヤーの方たちに迷惑にならないようコースの隅の方を滑るような配慮も必要です。
人用、犬用ともにリフトの1日券もあるので、体力のある飼い主さん&愛犬は、休憩をこまめに取りつつ、思う存分白馬の良質な雪を楽しんでください!
兵庫県にある「おじろスキー場」は、7つのコースがあり、初心者の方から上級者の方まで幅広く楽しめます。
ですが残念ながら、愛犬と一緒にコースは滑れないので、ふもとのドッグランで楽しく雪遊びをしましょう。
こちらの「おじろスキー場」は、ゲレンデではなく専用のドッグランが用意されているスキー場です。
ゲレンデで愛犬と一緒にスキーを楽しむには、飼い主さんもある程度のスキースキルが必要となりますが、ドッグランなら愛犬と楽しく遊ぶだけなので、グッと難易度が下がりますよね。
また、ドッグランはノーリードで遊べるので、雪の中を思いっきり走り回りたい愛犬にはおすすめです。
今まで雪を見た事がないコや、雪で遊ぶのが初めてというコにおすすめなのが、新潟県にある「湯沢パークスキー場」です。
こちらは大型リゾートで、近くには温泉もあるので、愛犬のケアをした後、飼い主さんもその冷えた体を温泉で温めてから帰りましょう。
こちらのスキー場にはドッグランがあるわけではないのですが、ゲレンデのふもとをリード着用でお散歩できます。
また、ゲレンデの横にある2件のカフェもテラス席なら愛犬との利用ができるので、雪が初めてで楽しく遊べるか心配という雪初心者のコにおすすめのスキー場です。
愛犬とスキーには行きたいけど、うちのコは怖がりだし、リフトに乗せるのはちょっと不安・・・。という飼い主さんにおすすめなのがこちらのスキー場。
野沢温泉スキー場なら、リフトではなくゴンドラに乗ることができるので、怖がりな愛犬でも大丈夫です。
ただし、愛犬と乗車可能なゴンドラは長坂ゴンドラだけなので、そこは注意が必要です。
野沢温泉スキー場は、数えきれないくらいのコースを擁する日本屈指のスキー場です。
さらに、あまり知られていませんが愛犬と一緒にコースを滑ることができます。
コースの脇を滑ることや、細い道では他のスキーヤーの方たちに道を譲ることなど多少の制約はありますが、他のスキー場に比べても自由度が高いのでおすすめです。
「本気でスキーも楽しみたい、でも愛犬と一緒に滑りたい」そんなスキー上級者の飼い主さんにはぜひ訪れていただきたいスキー場です。
夏の間は、ドッグランとオートキャンプ場として楽しめる施設が、雪のシーズンには、雪遊びスポットとして形を変えて営業する場所があります。
冬場も犬連れOKなので、雪まみれで遊ぶにはもってこいの場所です。
軽井沢スノーパークのドッグランの敷地はなんと2000坪!
周りがネットで囲まれているので、もちろんノーリードで走り回れます。
一段高い場所に作られており、スキーヤーの方たちと接触してしまうこともなく安全に遊べます。
また、リフトの頂上まで続くお散歩コースも愛犬と一緒に歩けるので、片道約45分の雪道をがんばって登ってみましょう!
ですが、雪に慣れていないコには無理をさせず、抱っこひもなども用意していくと便利です。
犬は一般的に寒さに強いとは言われていますが、長時間雪の中で遊ばせるのは体調を崩す原因になります。
愛犬を連れてスキーに行く際には、愛犬ファーストで決して無理をさせないよう、愛犬の体調管理には常に気を配りましょう。
遊び終わったらしっかり体を乾かして、帰りの車の中では毛布などでくるんで温めてあげてください。
スキーが愛犬との共通の趣味にできたら素敵ですね。