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健康管理 / 病気

2019.12.20

犬がお尻をこする3つの理由。放っておくとキケンな病気の可能性も

愛犬が、お尻を床にこすりつけて前脚だけでズリズリと進んでいる光景見たことはありますか? これは、いわゆる「お尻歩き」と呼ばれるもので、その独特な動きが飼い主さんたちの笑いを誘っています。 我が家の愛犬がお尻歩きをしているのを最初に目撃したときも、私もなぜ?と困惑しつつ、爆笑してしまったのを覚えています。

でも愛犬が見せるこの行動、実は笑いごとじゃないんです。この愛犬のお尻歩きは、もしかしたら病気のサインかもしれません。

Author :docdog編集部

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愛犬がお尻をこする3つの理由

犬 お尻 こする理由

愛犬がお尻をこすっているときには、いくつかの原因が考えられます。原因によっては、病院へ連れて行かなくてはいけないこともありますので、愛犬がどんな理由でお尻をこすっているのかを早めに見極める必要があります。

1.お尻が汚れている可能性

ウンチをした後に愛犬がお尻をこするしぐさをしている場合には、おしり周りが汚れていてそれを気にしている可能性が高いと考えられます。その場合には、ウェットティッシュなどできれいに拭いてあげればスッキリして、その後はとくにお尻を気にせず過ごしてくれるでしょう。

お尻周りをきれいにした後でもまだ、お尻を気にしているようなら他の原因が考えられます。

2.寄生虫に感染している可能性

線虫や条虫って聞いたことありますか? 犬に寄生する寄生虫の1種です。 この虫が寄生している際にも、愛犬がお尻をこするしぐさをすることがあります。

また、しきりにお尻周りをなめていたり、肛門から白い線のようなものが出ていたり、下痢が続いていたりしたら寄生虫感染している可能性があるので、早めに病院に連れていきましょう。

寄生虫が原因だった場合は、駆除薬を飲ませ、虫下しをすれば大丈夫なのですが、多頭飼いの場合はほかのコも同じように感染している場合もあるので、全員の検査をおすすめします。

3.肛門嚢が炎症を起こしている可能性

犬の肛門付近には、「肛門嚢(こうもんのう)」という袋状の器官があります。 この肛門嚢の中には、臭いの強い液体もしくはペースト状の分泌液がたまっており、犬が排泄をする際にマーキングの役割をします。

中型犬や大型犬は、この分泌液を自分で出せるコが多いのですが、小型犬の場合には自分では出せないことが多く、私たち飼い主が液体を絞り出してあげないと、どんどん溜まっていってしまいます。

初めて犬を飼う方は、この肛門腺しぼりが必要なことを知らない方も多く、気づいた時には愛犬の肛門周りがパンパンに腫れてしまっていて、さらには肛門嚢が破裂してしまうことも。そうなると最悪の場合、手術が必要になってしまう場合もあるので、肛門腺しぼりは最低でも月に1度はしてあげることが大切です。

犬のお尻こすりを解消!肛門腺のしぼり方

犬 お尻 こする理由

犬の肛門嚢は、時計に例えると4時と8時の位置にあります。片手の親指と人差し指を4時と8時の位置に置いて、肛門に向かってつまむようにしぼり上げましょう。小型犬の場合にはそれほど力を入れる必要はありません。

ただ、この肛門腺しぼりには多少のコツが必要で、初めての方には少し難しいかもしれません。 うまくできない場合は、動物病院やペットサロンでもやってもらえるので、無理せずお願いしましょう。お手本を見せてもらえれば、自分でも出来るようになるかもしれません。

愛犬のお尻周りを清潔にしておこう

犬 お尻 こする理由

愛犬のお尻をチェックすることは、病気の早期発見にもつながります。長毛種のコは、肛門が毛で隠れてしまって見えにくいというコも多いですよね。毛で覆われてしまっている場合には衛生面にも注意が必要になります。頻繁にケアが出来ないようであれば、お尻周りだけでもカットして、常に清潔に保てるようにしておきましょう。

愛犬がお尻をこする原因を見極めて早めの処置を

犬 お尻 こする理由

普段の生活で、意外と気にすることの少ない愛犬のお尻まわり。でも、そこには恐ろしい病気が潜んでいることもあります。愛犬がお尻をこすっていたら要注意!排泄後にはきれいに拭いてあげるのはもちろん、いつもと違う状態の時にはすぐ気づけるよう、普段から気にかける習慣をつけておくことが大切です。

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