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犬の生態 / 気持ち

2019.12.07

愛犬が「まばたき」をする3つの理由|片目・ゆっくりなど状態を見極めよう

突然ですが、愛犬の“まばたき”って見たことありますか?そう言われてみると、アレレ?注意して見たことがないかも、という方も多いと思います。意外とレアな犬のまばたき。あまり見ることのない犬の仕草ですが、そこにはいろいろなメッセージが込められています。今回は、飼い主さんが知っておくと役に立つ、犬のまばたきについてご紹介します。

Author :docdog編集部

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犬のまばたきがレアな理由

犬 まばたき

愛犬のまばたきをあまり見かけないのには、犬の目の構造に理由があります。 わたしたち人間の目には、上まぶたと下まぶたしかありませんが、犬の目にはそれ以外にも「第3のまぶた」と呼ばれるものが存在します。

それが「瞬膜(しゅんまく)」です。

瞬膜(しゅんまく)ってなに?

瞬膜とは、犬や猫の目頭の端にある白い膜のことです。愛犬の目をじっくり見てみると、端の方にちょっとだけ白い膜が見えませんか?

瞬膜は上下のまぶたとは違い、水平方向に動きます。確認しやすいのは愛犬が寝ているときです。 愛犬が寝ている時に、たまに白目になっていることってありますよね。あれは白目ではなく、実は瞬膜が閉じている状態ということもあるようです。

まぶたと瞬膜の役割

そもそもまぶたは、目の中にゴミやホコリが入るのを防いだり、涙を行きわたらせて目の乾燥を防ぐなど眼球保護の役割をしています。犬の瞬膜は、涙の約30%を作り出す働きをしており、それを常に目に補給しているため、わたしたち人間よりもまばたきが少なくても大丈夫な構造になっています。

愛犬のまばたきが少ないと心配していた方は、人よりも少なくて正常だと思ってください。 逆に、いつもよりまばたきが多い時には、何らかの病気やケガが疑われるので要注意です。

犬がまばたきで伝えたい3つのこと

犬 まばたき

犬のまばたきには、目を保護するための生理的なまばたき以外にも、何らかの理由があって自分の意志でまばたきをしていることもあります。 愛犬がこちらを見ながらまばたきをしている時には、何かメッセージを送ってくれているかもしれません。

ここからは、犬がまばたきをする意味をシチュエーションごとにいくつかご紹介していきます。

1.日常での犬のまばたきは敵意のない証

普段、何気ない日常の中で愛犬が飼い主さんを見てゆっくりとまばたきをしていたら、それは「敵意がない」というメッセージです。 つまり、飼い主さんのことを飼い主としてきちんと認識しているという意味合いになります。

犬同士がケンカをする前には、まばたきもせずにジッとにらみ合います。それをまばたきをして遮ることで、「あなたとケンカする意思はありませんよ」という合図になります。

愛犬と見つめあった時に愛犬がまばたきをしたら、飼い主さんも優しくまばたきを返してあげましょう。愛犬も安心してくれるはずです。

2.バツが悪そうな雰囲気の時には罪悪感を持っているかも

犬 まばたき

犬が申し訳なさそうにパチパチとまばたきをしている時には、緊張を解きほぐそうとしている可能性もあります。愛犬が何かイタズラをしたあと、バツが悪そうにまばたきをしていたら、「あんまり怒らないで」のサインかもしれません。

3.退屈しているメッセージの可能性も

雨でお散歩に行けない時などに、飼い主さんの方を見つめてゆっくりとまばたきをしていたら、それは「あ~ぁ、つまんないな~」というメッセージかもしれません。

ゆっくりとしたまばたきは、退屈をあらわすサインでもあります。 愛犬が退屈しているかなと感じたら、おもちゃなどで一緒に遊んであげましょう。

愛犬が片目だけまばたきをしていたら急いで病院へ!

犬 まばたき

愛犬が片目だけまばたきをしている時間が長いようなら、それは病気のサインかもしれません。 まぶしい時などに片目をつぶることもありますが、それは短い間だけのこと。 長時間、ウインクのような状態が続けば、すぐに病院へ連れて行きましょう。 何らかの原因で、つぶっている方の目が傷ついてしまっている可能性があります。

いつもより目やにが多かったり、前足で目をこするようなしぐさが多い時にも、病気やケガの恐れがありますので、早めに動物病院を受診しましょう。

愛犬のまばたきに注目してメッセージをしっかり受け取ろう

犬 まばたき

普段はあまり気にすることのない愛犬のまばたき。 あの一瞬の動きの中にもいろいろな意味が込められていることを知ると、これからは愛犬のまばたきを見逃せなくなってしまいますよね。愛犬とのアイコンタクトは、お互いの幸せホルモンが増加するだけでなく、愛犬の目を注意して見ることで普段との違いにいち早く気づけるので、病気の早期発見にもつながります。 毎日、愛犬と目を合わせて、お互いの幸せ度をあげていきましょう!

  • 更新日:

    2019.12.07

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